本日深夜2時から開催されたアップルのスペシャルイベントで新型iPhone 5、iPod touch(5th Gen)、iPod nano(7th Gen)が正式発表されました。
新プロセッサ”Appe A6”プロセッサ搭載、A5Xを搭載した先代iPhone 4Sよりパフォーマンス、グラフィック性能共に向上
高速通信LTE”サポート
au版のみデザリングサポート
4インチ”Retina”ディスプレイ搭載(解像度は1136x640ドットへ!!)
より薄く、軽量になった新デザイン筐体
新ドックコネクタ”Lightning”コネクタ搭載(従来のiPodドックコネクタの変換アダプタも別売で販売)
新ヘッドフォン”EarPods”付属
日本でも9月21日より発売開始。キャリアはソフトバンク/au
iPad 2と同じApple A5 デュアルコアプロセッサ搭載。A4プロセッサを搭載した4th Genと比較しパフォーマンスは2倍、グラフィックパフォーマンスは7倍に向上(A4プロセッサはシングルコアで搭載GPUがPowerVR SGX 535、A5はデュアルコアで搭載GPUがPowerVR SGX 543 MP2)
筐体デザインを一新。裏面は従来の鏡面仕上げをやめアルミ加工へ。それに伴いカラーバリエーションも追加(ブラック、シルバー、ブルー、イエロー、ピンク、(Apple Store限定)Product Redの6色)。こちらもより薄く、より軽く。
iPhone 5同様4インチ”Retina”ディスプレイ(解像度は1136x640ドット)を搭載
iPod touchでも待望の音声アシスタンス機能”Siri”をサポート。
iPod touchをぶら下げることができるストラップ”iPod touch loop”が標準付属(別カラーも別売で販売)
iSightカメラは4thの70万画素から500万画素+LEDフラッシュ搭載と大幅進化。カメラとしても十分に使えるものに。前面のFacetimeカメラも30万画素から120万画素に向上(iPhone 4SやiPhone 5のiOS 6でサポートされるパノラマ撮影機能もサポート!!)
容量は32GBと64GB。それぞれ24800円と33800円で10月発売。(予約開始は明日より)
“Lightning”新ドックコネクタ搭載
新ヘッドフォン”EarPods”付属
先代4th Genもモデル整理を行って当面併売。64GBモデル、8GBモデルは廃止になり最廉価モデルとして新たに16GBモデルを追加。32GBモデルも併売でそれぞれ16800円(16GB)、20800円(32GB)に。(*アプリメインで運用、あるいはミュージックプレイヤーとして運用するのであれば4th Genの16GBモデルも十分魅力的なんではないかと。旧ラインアップの8GBはちょっと容量が少なすぎたので…)
5th Genではサポートされていなかったビデオサポートが復活。nanoでも動画鑑賞が再び可能に。
筐体デザインはミニiPhone/iPod touchのようなデザインへ変更(ホームボタンも追加)。薄さは5.4mm!!コンパクトで軽量なiPod!
新たにBluetoothを搭載したためワイヤレスヘッドフォンやワイヤレススピーカーの利用が可能に
新iPhone 5/iPod touchに搭載されているLightningコネクタ、新ヘッドフォン”EarPods”は当然nanoにも搭載
容量は16GB一択となり価格は12800円。こちらも10月販売開始。(予約開始は明日から)
なおiPod Shuffleは現行モデルをカラーバリエーションを変更したうえで併売(価格は従来通り4200円)、Classicは特に価格改定もHDD容量増加も行わずそのまま併売するようです。
iPhone 5に関しては発表前からほぼすべてのパーツが流出し、挙句の当てには中国企業がiPhone 5そのまんまな偽”Goophone 5”を先に発売してしまっているのがアレでしたがそれでもディスプレイサイズの向上、新プロセッサの搭載など魅力的な一台になっています。
touchは個人的に購入するつもりの機種(先日2年間生活を共にしてきた4th Gen touchを今回の5th登場に備え先に手放しています)だっただけに4th Genからプロセッサ性能(本当はA5XかA6を搭載してくれればうれしかったのですが、コストの兼ね合いもあるので・・・それでもシングルコアだった4thのA4より大幅な性能向上です)、カメラ性能、ディスプレイサイズ共に大きな進化をしてくれたのはうれしい限り。カラーバリエーションも大幅に増えたので今からどの色を買おうか迷っていたりしますw(背面の鏡面仕上げをやめてくれたのもうれしいところ。iPodらしいといえばそうなのですが結構傷つきやすいので…)
nanoは6世代目で小型化した代わりにビデオ再生機能を失ってしまい、ちょっと魅力に欠けるモデルになってしまっていたのですが今回のモデルでビデオ再生機能が復活。デザインもミニiPhone/iPod touchのようなデザインでかわいらしくなっており、これはこれでちょっと気になるモデルだったりします。BTサポートでワイヤレスヘッドフォンが使えるようになったのも大きな進化かと。
また従来のヘッドフォンからデザイン変更・仕様変更を受けた新ヘッドフォン”EarPods”も個人的に気になっています。(こちらも単品販売用のものが今日より発売開始となっています)
なおiPhone 5や5th Gen iPod touchの発売に先駆け、本日付でiOS 6搭載機や新iPod nanoに対応したiTunes 10.7がリリースされ、iPhone 3GS/4/4S、iPad 2/新しいiPad、iPod touch(4th Gen)をサポートしたiOS 6が9月19日にリリースされる予定になっています。
米国イベント終了後、日本でもプレスに向けた発表会が開催されましたがそちらの様子は週アスPLUSさんがまとめてくれているのでそちらの記事を参照してください。