かのあゆブログ

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モバイルマルチメディア放送サービス「i-dio」のWi-Fiチューナーが来たので軽くレビュー

2016-02-29 15:00:04 | デジタル・インターネット

i-dioは地デジ放送に移行した際に終了したアナログ放送用の周波数帯のうち、NHKが使っていた1~3chまでの周波数帯である「V-Low」と呼ばれる帯域をを再利用したモバイルマルチメディア放送サービスです。ちなみに今年中にサービスが終了してしまいますがdocomoが提供しているNOTTVも10~12chの周波数帯を再利用した「V-High」という帯域を活用したモバイルマルチメディア放送サービスになります。

本放送開始は3月からで、現時点では対応アプリ(現時点ではAndroid版のみ。iOS版も提供予定)をダウンロードしてもデモビデオしか見れない状態ですが、coviaからチューナーを内蔵したSIMフリースマートフォンが販売されているほか、モニターという形ですがWi-Fi Direct接続で利用するチューナーを無料で配布しています。

放送エリアはローンチ当初は福岡・東京・大阪の限られたエリアのみですが、住んでいる新座市がギリギリ放送エリア範囲内なのでWi-Fiチューナーモニターに応募していたのですが、そのチューナーが本日到着いたしました。

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付属品は簡易マニュアルと本体のみの非常にシンプルな構成。充電はmicroUSBケーブル経由となりますが、付属していないので別途用意する必要があります。本体は非常にコンパクトでボタンは電源キーのみ。

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Android端末の場合はボタンを短時間押して「Android接続モード」で起動してAndroid端末側(今回はGalaxy S5 SCL23)のWi-Fi設定から「Wi-FI Direct」を選択してi-dioチューナーをペアリングする必要があります。接続設定はこれだけで完了。

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あとはおもむろにダウンロードしたi-dioアプリを起動して受信開始…となる予定なのですが、放送開始は3月からのため現時点ではチューナーがなくても見れるデモが見れるのみとなっています。

というわけでこれを書いている現時点では放送開始となっていないため、チューナーとしての評価は放送開始後になりますがものとしては非常にコンパクトですのでコンテンツ内容によってはメイン端末のXPERIA Z3 Compactにも受信ソフトを入れて持ち運んでもいいかなぁと思っています。


KATANA01は液晶フィルムを貼るとメニューキーの反応が死ぬ

2016-02-28 13:44:44 | Windows Phone 8
購入時からずっと本体に貼ってあった液晶フィルムを張ったまま使っていたのですが、これは本来の意味での液晶保護フィルムではなくあくまで商品出荷時の運送中に液晶に傷が入るのを防止するために張ってあるものなので細かい擦り傷が目立つようになり、見た目的にもアレになってきたので昨日KATANA01用の液晶保護フィルムを購入してきました。

カメラの保護フィルムもついているラスタバナナさん製のフィルムですね。
とりあえず装着したのですが、装着したらメニューキーの反応が余計に鈍くなり、ついに検索キー(Windows 10 Mobileはみんな大好きコルタナさんを呼び出すキーになっています)が完全に反応しなくなる始末。ついに故障したかとFreetelのサポートに連絡したり色々修理の準備をしていたのですが、「もしや…」と思い液晶保護フィルムをはずしてみたところ、メニューキーの反応が嘘のように改善。機能しなくなっていた検索キーも反応するようになり、液晶画面のタッチも元々微妙なものとはいえ大分ましな反応に改善されました。なんだこれ…
製造ロッドによって差はあるかもしれませんし、たまたまうちが購入した個体がハズレだっただけかもしれませんが、液晶フィルムを貼るとタッチ性能が著しく落ちるタッチパネルなんて静電式タッチパネル搭載機が増えてからは見たこともないので呆れてしまいました。あまりに酷すぎ。
低廉なモデルなのでゴリラガラス採用ではない可能性もありますが、KATANA01でタッチパネルやメニューキーの反応が鈍くなったり反応しなくなったら一度液晶保護フィルムをはずしてみることをおすすめします。どうせすでに値下げされてる端末ですし、買い直しもしやすいモデルですので使い捨てスマホ感覚で傷なんて気にしないでつかうことをおすすめします。
いくら低廉なローエンドモデルでもこの出来はあまりに酷すぎる…MWC2016では日本の安価なWin10M搭載スマホとして展示されたようですが、MADOSMAなど完成度が高いモデルが多いなか「安かろう悪かろう」なKATANA01を出品して変な勘違いされてないか心配になる、そんな出来でした。もはや全くおすすめできるモデルではありません。FreetelはSamurai KiwamiやMiyabi、Priori3で印象がかなり変わってきましたし、同じWin10M搭載のKATANA02もまたいい感じな出来だったのですが、本機は初代Prioriやnicoの頃の「微妙な」時代のモデルの負の遺産を引き継いでしまったようです…

Sony Mobile、XPERIAの新シリーズ、XPERIA Xシリーズを発表。Zシリーズは終了へ。

2016-02-26 12:57:01 | XPERIA アンバサダーレビュー

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Sony MobileはMWC 2016でXPERIAの新シリーズ、XPERIA Xシリーズを発表しました。第一弾として登場するのはQualcommの最新ハイエンド向けSoC、SnapDragon 820を搭載したXPERIA X Perormance、SnapDragon 650を搭載したミッドハイモデル、XPERIA X、シリーズの中では唯一MediaTek製SoC、Helio P10 MT6755を搭載したミッドレンジモデル、XPERIA XAの3機種となります。このうち日本に投入されるモデルはハイエンドモデルのXPERIA X Performanceのみとなります。今のところキャリアは明言されていませんが、おそらくドコモの春・夏モデルとして投入されることは確定でしょう。XPERIA X Performance、XPERIA XはFullHDディスプレイにXPERIA Z5から継承された2300万画素のカメラを搭載しますが、ミッドレンジのXPERIA XAは解像度がHD、カメラが1300万画素に落とされています。搭載OSはもう間もなく国内ドコモ版も含め既存のXPERIA Zシリーズにも提供されるAndroid 6.0 “Mashmallow”。

MWC2016開催前から開発コードネーム「PP10」として流出していた機種ですが、ミッドレンジ・ミッドハイ枠のモデルとして用意されると考えていただけにハイエンドモデルも用意するとは思いませんでした。2013年のXPERIA Zシリーズから今まですべてのXPERIAシリーズに継承されてきたオムニバランスデザインをやっと卒業し、「次の」ステップにようやく進んだことになります。

また発表当初「XPERIA Zとは別ラインである」という説明もされていたようで、XPERIA Z6という商品もそのうち登場すると思われていましたが、ソニーモバイルの中の人が「XPERIA ZシリーズはZ5でおしまい。XシリーズでXPERIAは第三章に突入した」という発言をしているのでZシリーズは本当にZ5でおしまいなのでしょう。またグローバル版で展開されていたミッドレンジモデルXPERIA MシリーズもXシリーズとして一つに統合されたと考えてよさそうです。(ローエンドモデルEシリーズやCシリーズがどうなのかは不明)

日本ではZシリーズの後継となるX Performanceのみの投入になりましたが、キャリアモデルは今年から一括0円販売・キャッシュバックが(建前上は)廃止・縮小の方向に向かっており、高額なハイエンドモデルよりもミッドレンジモデルも充実させていく流れになっていくことからミッドレンジモデルのXPERIA Xも低価格~中価格帯モデルとして投入してもよかったんじゃないかなぁと思います。またミッドレンジモデルのXAはA2=Z1 fの再利用モデルでSIMフリーにもかかわらずグローバル版と同じ5.1まで行けず、4.4.2でアップデートが打ち切りになってしまっているXPERIA J1 Compactの後継モデルとしてSIMフリー機として投入したら価格設定によってはHuawei機やASUSのZenfoneシリーズの強力なライバルとして日本でも売れそうな気がします。

なんにせよ「次の」ステップに進んだ新しいXPERIA Xシリーズの今後に期待していきたいところです。

おまけ

すでにXDAではXPERIA Xシリーズの壁紙も配布されていたりするのでXPERIA Z3 Compactに設定してみました。普通に壁紙デザインとしてもよさそうですしXPERIAのデフォルト壁紙ですので現行Zシリーズにもマッチングしています。

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XシリーズではCompactシリーズも継続していくのでしょうか…4.6インチのスマホは今や貴重なので続けてほしいところですが…


Gmail For Android 5.5以降で追加された「Gmailify」機能を使ってみる

2016-02-26 10:25:47 | Android

Gmailで実装されている強力なメール分類機能、スパムフィルターがOutlook.comアカウントでも使用可能に!!

Googleが運営しているフリーメール「Gmail」には強力なメール分類機能やスパムフィルター機能、Android搭載機でのGoogle Now連動機能などが実装されていますが、先日更新されたAndroid版Gmailクライアント(Version 5.5)ではほかのメールアドレスに対しても「Gmailify」としてGmailで実装されているこれらの機能を利用することができるようになりました。現状利用できるのはOutlook.com(先日日本の.co.jpドメインのほうにも対応し、旧Hotmail時代のhotmail.co.jpなどのアドレスでも利用できるようになりました)、米Yahoo!メール(日本のYahoo!メールは未対応)など、一部のサービスのみとなりますが、GmailアカウントにリンクさせることでHotmailや米Yahoo!メールのアカウントに対してもGmailのメール分類機能、スパムフィルター、Google Now連動などの機能が利用できるようになります。

GmailにリンクさせるのでWEB版Gmail、Android版Gmailアプリではリンクさせたメールアドレス宛てのメールもGmailに表示されるようになる

使い方は簡単で、Gmailの設定からリンクさせたい対応している他社メールサービスのアカウントを開いて「アカウントをリンクする」からリンクさせるだけです。

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リンク後はGmailアカウントとリンクした他社メールサービスのアカウントがGmail側のほうに統合され、アイコンもリンクされたことを示すアイコンに変更されます。

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またリンク後はGmailアカウントのほうに統合した他社メールサービスあてに受信されたメールも表示されるようになり、Gmailの機能であるメール分類機能やスパムフィルター、Google Now統合が利用できるようになります。(上のスクリーンショットのうちTo.自分となっているほうがGmailアドレスのほうで受信したメール、黒塗りで隠しているほうがリンクしたhotmail.co.jpアカウントで受信したメールになります)

またWEB版Gmailでもこの変更は有効になり、リンクしたメールアドレスをGmailでも管理できるようになります。メールのやり取りは従来通り可能で、送信時にリンクしたメールアカウントを指定して送信することも当然可能。また従来通り元のメールサービスのWEBメールページで送受信を行ったりGmailfyに非対応のiOSデバイスやWindows 10 Mobileデバイスでの送受信も従来通り可能です。リンクをやめたければいつでもアカウント設定からリンクを解除することも可能で、その場合Gmail側にコピーした他社メールサービスあてメールを残すか、完全に削除することも可能です。

Outlook.com自体にもスパムメールフィルター機能自体は実装されているのでこれだけのためにGmailアカウントにリンクさせる必要性があるかといえば微妙なところですが、それ以外の強力なメール分類機能やGoogle Nowカードとの連携機能がOutlook.comアカウントでも使えるようになるのはやはり魅力的。現在使えるのはWEB版とAndroid版クライアントのみですが、いつでもリンク解除することもできる上に非常に使いやすくなるので対応するメールサービスを利用している方は一度試してみてはいかがでしょうか。


Freetel KATANA01の最大の弱点。それはタッチパネル。使えば使うほど未完成な点が目立ってきた。

2016-02-23 18:41:55 | Windows Phone 8

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発売1日後に購入したFreetel KATANA01ですが、現在では前回の記事通りデジモノステーションに付属していたSo-net 0SIMを開通させたうえで予備端末として持ち歩いています。

購入直後のレビューではWindows 10 Mobile日本ローンチを飾った機種の一台だったのもあって好意的なレビューを書いたのですが、使っていくうちにこれをメイン機にはできたいなぁと思える部分が出てきた…というより、日本でもWin10M搭載機が出そろってきた今となってはお勧めできる機種ではなくなってきました。

最初のファームウェアアップデートで現在は改善されていますが、初期FWではアクションセンター(通知領域)から起動するフラッシュライト機能が動作しなかったりファームウェア面的にも未完のまま出しちゃった感があったのですが、この機種最大の不満点はあまり精度がよろしくないタッチパネルとメニューキーでしょうか。

動作的には最初のレビューにも書いた通り、ローエンド向けSnapDragon 210搭載とはいえWin10M自体が”軽い”OSなのもあって悪くはないのですが、タッチパネルの精度がアレなせいでQWERTY入力ですら取りこぼしが多く、あまり快適に文字入力をすることができません。Twitterを見た感じフリック入力は無理がありそうな印象。

さらにメニューキーはLumia 630 Dual SIMのようなソフトウェアキーではなく旧来の静電式ハードキーなのですが、Lumiaや一般的なAndroidスマートフォンのようにフィードバックが一切ないせいか押してるの顔してないのかわからなくなってくる上に自分の個体では時折メニューキー全体が反応しなくなる(一度ロックして解除すれば治る)問題もあり、Z3 Compactが壊れた時の予備端末として使う気は失せてしまいました。

販売的にも発売した月にすぐに1万切りで販売するショップが出てきたり気分的に萎えてしまったのですが、Win10M入門向けの低価格ローエンド機も現在ではドスパラのDG-W10MやgeaneeのWPJ-40-10が存在する今となってはあまりこの機種をWin10M入門機として購入するのはお勧めできない状況になっています。ファームウェア更新で解決すればいいなとは思いますし、買った以上0SIM運用機として活用していこうとは思いますが、そもそもハードウェア面がが同じくタッチパネルで問題を抱えているらしいPriori2/Priori2 LTE共通なことを考えると改善も絶望的かもしれません。このせいもあってかRAMが512MBしかないLumia 630 DualSIMのほうが動作面ではすべてにおいて上回っていたりしますし…

というわけで今となってはKATANA01はWindows 10 Mobile機入門として購入するのはお勧めしません。これを買うと多分Win10Mにネガティブな印象を受けると思うので…