かのあゆブログ

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F-07Cの正当後継機?GOLE1をGearBestで注文しました。ウィンタブさんでレビュー予定!

2016-08-31 15:48:30 | デジタル・インターネット

F-07Cの後継機は富士通からではなく、中華からやってきた

昨日GearBestで5インチWindows PC、「GOLE1」のRAM4GB/ROM64GBモデルを注文いたしました。

Indigogoのクラウドファンディングで生まれた…というよりは、もともと中華タブメーカーPipoが「X3」として販売しようとしていたものをARMDevices.netが買い取って正式販売したモデルのようで、Pipo版のほうは現状販売されていません。本来であればPipo X3のODMモデルという扱いなのでしょうが、本家のほうはどうなってしまったのでしょうか。

スペックはCherryTrail世代のIntel Atom Z8300に2GB or 4GBのRAM、32GB or 64GBのeMMCという構成で、OSはWindows 10 Home TH2とAndroid 5.1(x86)のデュアルブート構成。

このサイズ感、どこかで見たことあると思ったら

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まんまこの子の後継っぽいモデルなんですよね。F-07CはAtom Z530でパワー不足感半端なかったうえに発熱もひどく、バッテリーも30分程度しか持たなかったのもあって結局手放してしまったのですが、GOLE1はCherryTrail世代のAtomなので実用性も上がっただけでなく、ウィンタブさんの先行レビューによるとWindowsモードでバッテリーの持ちは4~5時間程度。しかもF-07Cでは別売のクレードルが必要だったUSBポートはUSB 3.0対応のものも含め3個+microUSBポート1個を搭載!小型Windows PCの夢を捨てきれなかった自分としてはもう買わないという選択肢が見当たりませんでした。

ちなみにF-07Cを出していた富士通からBayTrail世代のAtomを搭載し、フル版Windowsが搭載された小型PCのプロトタイプが出ていたことには出ていたのですが、現状これは市販モデルとしては販売されていないようですのでやっぱりGOLE1が正当なF-07Cの後継機としてみてよさそうな気がします。一応この子は小型タブレットやUMPCではなく、テレビと接続するTVBOX扱いのモデルのようですが…

2ちゃんねるの本機のスレッドを見た感じだとUSB 3.0ポートの認識に難があったりある意味かつての中華椨他しい部分も継承してしまっているものの、32GBモデルなら1万とこの小型PCがそんな狂ったような値段で買えるだけで魅力的。F-07Cなんて当時8万程度しましたし、ViliVやOQOだってそれくらいしましたから。ちんまいPC好きにはもう買わない理由なんて見当たらない、ずっとずっと待っていたモデルです。本当に待っていたんだよ?富士通さん・・・

本機に関してはライターをやらせていただいているウィンタブさんでレビューを取り上げる予定です。ちなみにウィンタブさんでは本機の上位モデル(RAM 4GB/ROM 64GBモデル)が割引価格で買えるクーポンも発行していますので、もし気になるようであれば。

GOLE1 Atom Z8300 RAM 2GB/ROM 32GBモデル

GOLE1 Atom Z8300 RAM 4GB/ROM 64GBモデル


ソニーモバイル、Android 7.0のAOSPコードとビルド方法を公開。サポート打ちきりになったS800/801端末もサポート。

2016-08-29 06:00:45 | XPERIA アンバサダーレビュー
ソニーモバイルは昨日、開発者向けのページで先日公開されたAndroid 7.0 NougatのAOSPソースコードをXPERIA用にビルドする方法を公開しています。サポートされているのはQualcommのSnapDragon 800搭載機以降のXPERIAシリーズで、Adreno 330のドライバサポートが終了したことによりGoogleの認証を通過することができず、DP4まで提供されていたにも関わらずAndroid 6.0.1で最終となってしまったXPERIA Z3シリーズはもちろんのこと、公式ROMではAndroid 5.1.1で打ちきりとなってしまったXPERIA Z1シリーズやZ Ultraのサポートも含まれています。
これをそのままビルドしてもGoogle Mobile Serviceを含んでいないAOSPなNougatにしかなりませんが、ソニーモバイルがXPERIA用のAOSPコードを公開したことにより、すでにサポートが終了したSnapDragon 800/801搭載XPERIAのカスタムROMのビルドがしやすくなったことになります。公式で打ちきりになったのは残念ですが、非公式ROMに関しては安心できそうですね。

なお国内キャリア版XPERIAに関してはブートローダーアンロックが行えないため、ソニーモバイルの署名がない公式ROMベース以外のカスタムROMを焼くことは原則出来ません。

Android 7.0 NougatではOSレベルでSnapDragon 800/801のサポートを終了している模様

2016-08-27 12:34:45 | XPERIA アンバサダーレビュー

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先日Android 7.0”Nougat”へアップグレードされるXPERIAの機種リストが発表され、その中にDP版が配信されていたXPERIA Z3がリストアップされていないことが話題になっていましたが、これはどうやら「技術的・法的な問題」によるものだそうです。

XPERIA関連のニュースを扱っているAndroPlussさんで取り上げられていますが、どうも最終DP版となったDP5からXPERIA Z3に搭載されているQualcomm SnapDragon 800&801 MSM897シリーズのサポートをOSレベルで打ち切ったため、Googleの認証を通らなくなったことが原因のようです。

SnapDragon 800/801に内蔵されているGPUのAdreno 330はValcan APIに対応できないもの(DirectX 11.1(Future Level 9_3、つまりDX9相当分の対応)とOpenGL ES 3.0まで対応でValcan API対応は次の世代のAdreno 4xxシリーズから)となっており、またGoogleのリファレンス端末であるNexus 5がアップグレード保証期間が終了し、Android 7.0へのアップデート対象から外されたことからあえてこの古い世代のSoCをサポートする必要もないという判断でサポートが終了したものと思われます。またSnapDragonの開発元であるQualcommも内蔵GPUのAdreno 330のAndroid 7.0用のドライバサポートを打ち切ったようなのでSnapDragon 800/801のOSレベルでのサポートはこれで確定かと思われます。まさか公式でValcan対応必須にしてくるとは思いませんでしたが…

そのため、SnapDragon 800/801搭載機に関してはメーカー側が独自手対応しない限りAndroid 6.0.1が最終ということになりそうです。XPERIA Z3シリーズに関してもあえてソニーモバイルがSnapDragon 801に対応させたカーネルをビルドしてまで対象に入れることはないと思うので残念ながらAndroid 6.0.1が最終OSということになりそうです。ただDP4までリリースしていたことを見ればわかるとおり、DP5でGoogleが方針転換しなければおそらくAndroid 7.0まではXPERIA Z2/Z3シリーズに関してもアップグレードされていたはずです。それを思うとちょっと残念な話ですね…

またこの打ち切りにより、結果としてドコモ版XPERIA Z3シリーズ/A4はグローバル版の最終バージョンまでしっかり面倒見てもらったことになります。(Lolipopのマイナーアップデートである5.1.1はスキップされてしまいましたが…)

最近のドコモはOSアップデートに力を入れている印象で、XPERIA Z3シリーズに関してもほかの2キャリアがアップデートを5.0.2で打ち切る中、グローバル版完成ビルドのリリースから最短一週間でリリースしたことなど、今回に関しては本当に努力したんじゃないかと思われます。

またカスタムROMに関してはすでに公開されたAOSP ROMからサポートが打ち切りとなったNexus 7(2013)、およびNexus 5へのポートが開始されており、特にXPERIA Z3に関してはDP4まではサポートされていたことからこちらもカスタムROMが登場するものと思われます。


ソニーモバイル、Android 7.0”Nougat”アップグレード対象機種をアナウンス。Z3以前は打ち切りか。

2016-08-24 11:46:30 | XPERIA アンバサダーレビュー

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ソニーモバイルは本日、ついに正式版がリリースされたAndroid 7.0”Nougat”へのアップグレード対象端末を発表しています。

なおこのリストはあくまでグローバル版のもので、日本国内版に関してはキャリアの判断にゆだねられるものとなります。

XPERIA Z3+

XPERIA Z4 Tablet

XPERIA Z5

XPERIA Z5 Compact

XPERIA Z5 Premium

XPERIA XA

XPERIA XA Ultra

XPERIA X

XPERIA X Performance

DP版AOSP ROMが配信されていたXPERIA Z3シリーズに関してはドコモ版も先日無事アップデートが配信されたAndroid 6.0.1が最終ということになりそうです。

XPERIA Z3+は日本国内ではXPERIA Z4と名乗っているモデルになりますが、国内キャリア版が本機をNougatのアップグレード対象に入れるかどうかは微妙なところ。ドコモ版に関してはZ5シリーズは今回のMarshmallowでの対応を見ているとやるような感じもしますが、なんにせよ各キャリアのアップグレード対応発表に期待したいところです。

とりあえず手持ちのXPERIA XAは無事Nougatにアップデートされることになったので一安心しています。

なおNougatに関してはウィンタブさんで簡単な紹介記事を書いていますのでそちらも参照してください。


ウィンタブさんで「iWork 8 Air」と「HWMT1」のレビューを寄稿しました!

2016-08-19 20:26:11 | デジタル・インターネット

ウィンタブさんのほうでCUBE製Android 5.1+Windows 10(x64)デュアルブートタブレット「CUBE iWork 8 Air」と電机本舗/ハイブリットワークス製USB OTGハブ「HWMT1」のレビュー記事を書かせていただきました。どちらも書いていて非常に楽しかったです。iWork 8 Airのほうは長期レビューでほかにもいろいろ書いていく予定です

Cube iWork 8 Air

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GearBestでの販売価格はなんと10328円!(これを書いている2016/8/19時点の販売価格。セール時はこれよりももっと安く購入可能な時も!)

Atom系最後の世代となってしまったCherryTrail世代のIntel Atom x5 Z8500にFHD液晶を搭載したタブレットがこんな暴力的な値段で買えるとは・・・こんなところも中華椨の魅力の一つだったりするのですが。

液晶表示もThinkPad 8と同じ解像度で性能面でもThinkPad 8のBayTrail Atom Z3775を上回るパフォーマンス。とはいってもAtomなのでいくらシェーダーユニットが増え、第8世代に変更されたIntel HD Graphicsでも3Dゲームをバリバリ動かすには無茶があります。まぁそもそも窓椨でNeed For SpeedやMortal Kombat X、カスタムメイド3D2を動かしたいなんて思う人はいないと思いますが、2Dのノベルケーゲーム(ぶっちゃけエロゲ)ならBaytrail世代以上に快適に動いてくれると思います。

Android側はウィンタブさんのファーストレビューのほうにも書いたのですがなぜかiWork8 Air上では動かないアプリが多くてかなり制限されるような印象。Twitterのフォロワーさん情報だとこの機種の前モデルであるiWork 8 UltimateだとそうではないらしいのでIntel x86-64プラットフォームの問題というよりは本機のみの愛称問題なんでしょうか…

Android環境が不要であれば公式で落とせるリカバリイメージでWindows 10側のみリカバリして空きパーティションを結合し、32GBモデルのWindowsタブレットとして使うのも悪くないと思います。

とにかくFHD液晶+CherryTrail世代のWindowsタブレットがこのような値段で買えるのは本当に驚異的です。

ハイブリットワークス HWMT1

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前から気になっていたハイブリットワークスのOTG USBケーブル。microUSB給電ポートを備えているため、充電時の電圧が500mAhと少ないとはいえWindows/Androidデバイス上で電源を供給しながら複数のUSBデバイスを接続可能です。

現在はAmazonで880円で販売されており、EeePCユーザーなら各種支援ユーティリティでお世話になったであろう電机本舗製Windowsタブレット支援ユーティリティもバンドルされています。

OTG接続に対応していればAndroidスマートフォンでも接続可能。実際にこの前うちの端末に嫁入りしたisai vivid LGV32でもUSB OTGハブとして利用できることを確認済みです。

とにかく今年になってライターデビューという貴重な場を設けていただいたウィンタブさんには感謝しきれない気持ちでいっぱいです。これからもサイトの充実に貢献できたら幸いかなと思っています。