かのあゆブログ

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「まいてつ」はKEIAN製激安WindowsタブレットKVI-70Bでプレイ可能。

2016-03-30 16:43:57 | アニメ・コミック・ゲーム

3月25日に無事発売されたLoseの新作、「まいてつ」ですが、うちの手元にも無事ものべのHEとセットになった「なかよしセット」のほうが到着いたしました。

早速メイン機にインストールしてプレイ…と行きたかったのですが、システムドライブのほうでペンディングセクタが発生したようで念のためシステムイメージをとってローレベルフォーマットを行っていたため、今日の今日までメイン環境が使えない状態でした。

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メイン機に搭載されているHDDはHGST製のHTS545050A7E380ですのでMS-DOS版Drive Fitness Tool(DFT)でローレベルフォーマット(BIOSの設定がUEFIモードだと起動不可・HDDの設定がAHCIモードだと認識しないのでそれぞれLEGACYモード、IDEモードに切り替えてから起動します)を行ったのですが、これが異様に遅くて500GBのHDDで2日半かかるという異様な遅さ。ゼロフィルフォーマットを行うつーるはほかにMaxtorが配布しておりHDDに依存しないMAXLLF、PowerMAX(それぞれDOS版)、汎用フォーマッタのDarik’s Boot and Nukeも試したのですがこれらのソフトではIDEモードに設定していてもHDDが認識不可だったため、やむを得ずHGST公式のツールを使ったのですが、後から考えてみれば適当なLinuxディストリビューションで起動してddでゼロフィルフォーマットしてしまったほうが結局同じことですし早かったかもしれません。

その間、メイン機ではまいてつは当然プレイ不可という状況だったので、検証がてらKEIANのKEM-70B(Windows 10 Home TH2にアップグレード済み)でまいてつの体験版をプレイしてみることにしました。

本作では立ち絵・イベントCGなどすべてがアニメーションする「emote(株式会社M2開発)」を採用しており、Twitter上では「BayTrail-T搭載のWindowsタブレットでは重い」というツイートも見られたこともあり、ちょうどいいベンチマークテストにもなるんじゃないかなぁということで。

一応まいてつ製品版にはDMM経由で全く同じものをダウンロードできるDLコードもついているのですが、KEM-70Bに刺しているmicroSDHCカードが16GBと少なく、すでにものべのHEの製品版をインストールした状態になっていたため、今回は体験版で検証してみることにしました。

なお、素のWindows 10ではDirect X 9.0cの一部コンポーネントが含まれていないため、Direct X 9.0c エンドユーザーランタイムのインストールが必須となります。

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結果からいってしまえば「若干フレーム落ちする個所もあるもののKEM-70B/KVI-70Bにおいては普通にプレイ可能。」でした。

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設定は特に変更せず、フルスクリーンモードでとりあえず体験版で見れるハチロクたん(すずたん)のちゅっちゅシーンを見てみたのですが致命的に遅くなるということはなく普通にプレイ可能でした。ただしプレイ中はKEM-70B本体の背面が結構暖かくなっていたのと、搭載されているバッテリー容量が2600mAhと少ないのもあってプレイ中はバッテリーがもりもり減っていくのはある意味仕方ない点かもしれません。それでも意外とストレスなくプレイできたのは本機の解像度が1280x800となっているのも大きかったかもしれません。

ということでLose新作「まいてつ」は1万未満のBayTrail-Tタブレットでも(microSDHCカード必須ですが)正常にプレイ可能です。KEIANのKVI-70Bは1万未満で買えるショップもありますし、ジェネシスのWDP-073やPloyerのmomo7wであればもっと安く買えますのでエロゲプレイヤーとしてはやっぱり最適かもしれません。

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余談ですがローレベルフォーマットに3日かかったメイン機は無事ペンディングセクタが正常なセクタ扱いに戻ったようで、S.M.A.R.Tの値も正常に戻りました。製品版のほうは予定通りこちらで楽しもうと思います。


Microsoft、既存のWP8.1搭載デバイスへのWin10Mへのアップグレード開始。ただし512MB RAM搭載機は対象外へ

2016-03-26 20:06:28 | Windows Phone 8

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Build 10586がリリースされ、日本でも搭載デバイスが出そろってきたものの、既存の406Windows Phone 8.1搭載Lumia向けにはいまだアップデートが提供されていなかったWindows 10 Mobileですが、先日よりようやく既存のWindows Phone 8.1搭載機にも”正式に”Windows 10 Mobileへの無償アップグレード(一応建前上はPC向けSKUと同じく7月まで無償アップデート対象)が開始されました。アップグレード対象にはマウスが販売するWindows Phone 8.1搭載版MADOSMAも対象に含まれています。アップグレード対象の機種は以下の通り

Microsoft Lumia

1520

930

640

640XL

730

735

830

532

535

540

635(RAM 1GB搭載モデル)

636(RAM 1GB搭載モデル)

638(RAM 1GB搭載モデル)

430

435

BLU

Win HD w510u

Win HD LTE x150q

MCJ(マウス)

MADOSMA Q501(Windows Phone 8.1プリインストールモデル)

これらのWinows Phone 8.1搭載機はWindows Storeでダウンロードできる「Upgrade Advisor」アプリでWindows 10 Mobileへのアップグレードを有効にして実際にWindows 10 Mobile Build 15886.164に更新可能となります。

ただし、SnapDragon 200 デュアルコアSoCを搭載したローエンドモデル430/435がアップグレード対象に入っている一方でInsider Previewで対応していたLumia 630や520、HTC One(M8) For Windowsなどのモデルがアップグレート対象から外されており、今後も追加の予定はないとのこと。一応Microsoftの基準としては

シングルコアSoC搭載モデル

512MB RAM搭載モデル

に関してはパフォーマンス低下の懸念などからアップグレード対象から外したとのことですが、HTC One(M8) For Windowsの搭載RAMは今のハイエンドモデルと同じ2GBですし、手持ちの512MB RAM搭載モデルのLumia 630 Dual SIMも(Windows 10 Mobileプリインストールで出荷されたKATANA01よりも!!)快適に動いているため、基準がいまいち不明だったりします。

これらのデバイスに関して、Insider Previewを導入しているユーザーに関しては現在導入されている10586.xxxビルド(TH2)をそのまま利用し続けることもでき、必要であればRecovery Toolsで元のWindows Phone 8.1へダウングレードすることもできますが、現在開発が進んでいる”RedStone 1(RS1)”へは更新できず、今後これらの機種へのInsider Previewの提供も終了する予定とのことです。

一応これらの機種でもInsider Previewのリンクを「Release Preview」に設定することで実質Windows 10 MobileのRTMビルドとなる10586.164へ更新可能となり、実質これが今回アップグレード対象から外れたInsider Preview対象だったWindows Phone 8.1デバイスへの最終バージョンとなるため、Insider Preview提供終了前に適用しておくことをお勧めします。


Brule Viliv X70購入。XPHE搭載7インチCULV

2016-03-21 15:02:01 | デジタル・インターネット

Bruleって会社、覚えていますか?

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先々週あたりから秋葉原ソフマップ リユース館で特価価格になっていたWindows XP搭載CULV、「Viliv X70 Express」の中古を2日前購入してきました。もともとは韓国Yukyung Technologies社が製造したPCで、当時普及していたネットブックではなく、その前にMicrosoftが提唱していた「Origami」コンセプトの流れをくむUMPCと呼ばれるカテゴリに位置するPCで、簡単に言ってしまえばWilcomm D4やLOOX U、F-07Cと同じ系統のPCになります。

Vilivシリーズはこれより小さい5インチのViliv S5というモデルが存在しますが、本機はそのS5のスペックはそのままに7インチに大型化し、新たにSDカードスロットと130万画素のWEBカメラが追加されたモデルになります。日本ではやはりUMPCとして販売され、マニアの間では有名だったOQOシリーズなどに日本語版Windowsをインストールして販売していたBruleが販売。モデルとしては16GB、32GB、64GBのストレージを搭載したモデルが存在し、ストレージ16GBモデルは搭載CPUが1.2Ghzで駆動するIntel Atom Z515、32GBモデルと64GBモデルは1.33GhzのIntel Atom Z520をそれぞれ搭載。ただし発売直後のキャンペーンで16GBモデルもIntel Atom Z520へ無償アップグレード可能で、今回買った16GBモデル(X70 Express)もZ520搭載モデルとなっていました。

プリインストールOSは16GBモデルと32GBモデルがCULVライセンスのWindows XP Home Edition SP2で64GBモデルのみWindows Vista Home Premium(Windows 7 Home Premium 無償アップグレード権付)となっていました。

Brule自体は今でも会社として残っていますが、UMPCが収束に向かったこともあって現在はPC販売からは手を引いており、現在では3Dプリンターや3Dスキャナーを販売しています。ちなみにサポートページもすでに消滅しているため、ドライバの入手も困難で海外サイトあたりを回らないとOSなしの状態の場合タブレットPCのサポートが標準で追加されたWindows Vista以降ならともかく、Tablet PC Editionを搭載せずネットブックやUMPC向けに安価でライセンスされていた通常のXP Home Edition+専用のタッチパネルドライバでタッチ操作を実現していた本機の場合Windows XPでの環境構築は難しいかと思われます。またLinuxも近年のディストリビューションは本機搭載のAtom Z5xxシリーズでは荷が重いのと、無線LANドライバの認識で難があるようです。

Windows NT 6.x系では荷が重かったZ5xx系搭載機もXPならかなり軽快

Atom Z5xx搭載機といえばかつてWillcom D4や世界最小のWindows 7搭載変態携帯F-07Cを所有していたのですが、いずれもWindows NT 6.x世代のOS(D4がWindows Vista、F-07CがWindows 7)を搭載していたこともあってパフォーマンスは今の高性能化したスマートフォン”以下”の重さで正直各種カスタマイズで軽量化を行っても快適に使えるとはいいがたい性能だったのですが(そのことも前述の2機種を手放した理由の一つだったりします)、本機の16GB/32GBモデルに搭載されたのはWindows NT 5.x世代のWindows XPだったこともあり、パフォーマンスはそこまで悪くはない…というよりAtom Z5xx機であれば無理にVistaや7を乗せるよりもXPを乗せてしまったほうが軽快だったんじゃないかとすら思えてしまいます。すでにサポートが終わってしまっているOSなのでアレですが現在もXPをサポートしているAVGあたりを入れてIE8ではなくOperaあたりでWEB端末として再利用するのも悪くないと思います。まぁ正直その役目もKEIANのKEM-70Bがいれば十分といえばそうなのですが(笑

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初期搭載OSがWindows XP SP2であるためSP3に上げる必要がありますが、現在ではMicrosoftのサーバーからは削除されてしまっています。ただし直リンクは生きているようです。

Microsoft Windows XP Service Pack 3 スタンドアロン用インストーラ 日本語版

またWindows Updateを実行するにはInternet Explorer 8Windows Update Agent 3.0の更新が必須。行わない状態のままWindows Updateにつなげると「このブラウザはサポートされてないから最新のブラウザにアップデートしろ」というページにリダイレクトされて本来のWindows UpdateのWEBサイトにつなぐことができません。

Windows Update後、WEB端末として再利用するのであればサポート終了時までリリースされたHotfixを適用してすでにサポートが終わっており、最新のWEB規格にも対応できなくなってきているInternet Explorer 8 For Windows XPではなくOperaFirefox(Chromeはv50でXPのサポートを打ち切り)など、Windows XPのサポートが継続されているWEBブラウザへの乗り換え、同じくXPのサポートを継続しているセキュリティソフトの導入(フリーではAVG 2016  For WindowsがXPのサポートを継続中)を行うことをお勧めします。

Viliv自体は秋葉原の一部店舗で店頭販売も行われていましたが、UMPC自体が当時普及していたネットブックよりマニアックな存在だったことやViliv自体の知名度の低さもあって中古市場で出回る数もそう多くはなく、今回購入したソフマップでももともとは

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この価格で販売されていたものでした。一応期間限定特価で5980円ということになっていましたが実質在庫処分なのかなぁと(ただし店員さんに確認したところあくまで期間限定なので時期が過ぎればまた元の販売に戻る”予定”とのこと)

性能的にはすでにスマートフォンに越されてしまっており、OSもすでにサポートが終わってしまったWindows XP搭載機ですが前述のとおりVilivシリーズ自体あまり中古市場では出ませんしバッテリーもまだそれなりに持つのでKEIAN KEM-70BやThinkPad 8ともども寝モバ専用機として活用していこうかなぁと思っています。

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CPU Intel Atom Z515 1.2Ghz→Intel Atom Z520 1.33Ghz
RAM 1GB
SSD 16GB
Video オンボード Intel GMA500(PowerVR SGX535ベース)
無線LAN IEEE802.11/b/g/n
Bluetooth 3.0+EDR
ディスプレイ 1024x600ドット 7インチTFT液晶 タッチパネル搭載
バッテリー 最大5.5時間(容量メーカー未公開)
OS

Microsoft Windows XP Home Edition Service Pack 2 日本語版(CULV・ネットブック向けライセンス)


まいてつ 体験版リリース開始。emote実装で何もかもがぬるぬる動く。キャラも天使で○!!

2016-03-18 15:11:44 | アニメ・コミック・ゲーム

本日付でLoseが販売する恋愛アドベンチャーゲーム「まいてつ」の体験版が正式リリースされています。ダウンロードはこちらから。ファイルサイズは909MBほどとなります。現時点の配布サイトは電撃姫のサーバーとげっちゅ屋のサーバー、Google Driveでの配布となっています。

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ファイルはZIP形式で圧縮されていますので、適当なアーカイバーで解凍してください。近年のWindowsであればシステム標準で圧縮フォルダとして展開可能になっています。

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解凍したフォルダ内に「まいてつ 体験版」フォルダが入っていますので適当な場所に移動します。(製品版もおそらくものべの~Happy End~同様C:\Users\Documentsフォルダ内へのインストールになるのでこちらに配置してもいいと思います。あるいはドライブのルートフォルダかC:\Program Files(x86)(64bit版Windowsの場合。32bit版の場合はC:\Program Files)に配置してもいいと思います。

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Windows 8.1以降の場合Windows Smart Screenによって警告される場合がありますが、この場合は「詳細情報」から「実行」をクリックしてもらって大丈夫です。

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これでまいてつ(体験版)が起動します。あとはおもむろにプレイするのみです。

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現在体験版をプレイ中なのですが、体験版は物語序盤を一通りプレイ可能。ちなみにまだ見てませんが体験版とはいえハチロクたんのHシーンも収録されておりいきなり開放して回想モードから見ることも可能になっています。

立ち絵、イベントCGなどはすべてemoteアニメーションで動き、Intel Core i7(Hasweii)4710MQ+GeForce 840M+Windows 10という環境においては本当にぬるぬるとアニメーションしてこのタイプの立ち絵自体がはじめてなこともあって新鮮です。ただこのアニメーション処理のためにCore 2 Duo 2.66Ghz以上は必須かもしれません。まだ動作確認はしていませんがBayTrail以降を搭載したWindowsタブレットであれば激安タブレットのKEIAN KEM-70B&KVI-70Bなどもふくめ問題なく動作すると思われます。

ヒロインとしては現時点で日々姫、ハチロクの登場を確認済み、どのキャラも魅力的でemoteアニメーションで立ち絵もぬるぬる動くこともあってとにかくかわいいです。

また鉄道物語ということで専門用語も出てきますが、テキスト中にTipsとして用語解説が見れるのであまり知らない人(自分もそう)もたのしめるとおもいます。

まいてつ 製品版は3/25に発売。すでに製品自体もマスターアップしており、本日体験版もリリースされたことで残りは一週間後の発売を待つだけの状況で、本当に楽しみにしています。

PS Vitaにも移植された前作「ものべの~Happy End~」がバンドルされたパッケージも発売されますので、プレイしていない方は是非。今年一番期待してたタイトルだけに本当に発売が待ち遠しい!開発スタッフの方々本当におつかれさまでした!


Google Nexus 5/7(2013)はAndroid “N”までアップデートできるかも可能性が。

2016-03-11 14:12:30 | Android

発売から3年。すでにGoogleのアップデート保障期間は終了

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昨日突如として発表・リリースされたAndroid OS次期バージョン「N」のDeveloper Preview版はNexus 5X/6P/6/9/Pixel C/Playerを対象にリリースされており、GoogleのNexus端末のアップデート保障である「2年」がすでに経過してしまっているNexus 5(LG製)、Nexus 7 2013(ASUS製)に関しては現行正式リリース版のAndroid 6.0.1 “Mashmallow”が最終バージョンとなり、あとはセキュリティパッチのリリースのみとなると思われましたが、これらの機種にもAndroid “N”へのアップデートが行われる可能性が出てきました。

Android OSのソースコードを公開しているGoogle Codesのページ内に上記Developer Preview 1が公開されている機種のソースコードのほか、未公開となっているNexus 5(コードネーム”Hammerhead”)Nexus 7 2013(コードネーム”flo”)用のソースコードも用意されており、これらの機種にもAndroid “N”がリリースされる可能性があります。

前述のとおりすでにアップデート保障が本来であれば切られていることや、SnapDragon 800搭載のNexus 5はともかく実質ダウンクロックされたSnapDragon 600とはいえ、建前上はSnapDragon S4 Proを搭載したNexus 7 2013にまでNへのアップデートがリリースされる可能性があるとは驚きました。ただし、DP1の段階でソースコードが用意されているとはいえ、実際にはリリースされない可能性もあるので過度の期待は禁物ですが、Android 6.0 “Mashmallow”リリースの際もNexus 7 2013はDP版がリリースされず、正式版リリース後にアップデート対象に入った経緯もあり、一ユーザーとして期待したいところです。