かのあゆブログ

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小学生高学年向けとはいえ中身は”本物”?Covia製デュアルSIM対応キッズ

2014-06-21 11:58:36 | Android

おもちゃ屋で買える”本物のAndroidスマホ”

昨日市内にあるトイザらスに出向いてみたところ、メガハウスが販売している小学生向けキッズスマホ”Fairisia”(フェアリシア)のホットモックが展示されていたので触ってきました。販売ルートが玩具売り場となっていますがおもちゃの疑似スマホではなくれっきとした本物の”Android 4.2搭載スマホ”です。

販売自体はバンダイナムコのグループ企業であるメガハウスが行っていますが、端末自体は安価なタブレットやSIMフリースマホを手掛けているCovia社が開発したものになっていて、ベースになっているのは同社のFleaPhone CP-F03aとなっています。(ただしもとになっているFleaPhone CP-F03aに搭載されているNFCは非対応)IMG_20140620_123018

スペックは以下の通り

CPU:Mediatek MT6572 デュアルコアプロセッサ 1.2Ghz(Cortex A7アーキテクチャ)

RAM:512MB

ROM:4GB

ディスプレイ:4.0インチWVGA IPSディスプレイ 静電式マルチタッチ対応

Wi-FI:IEEE802.11b/g/n準拠

Bluetooth:4.0対応

カメラ:フロント30万画素/リア200万画素

OS:Android 4.2”JellyBean” 注:Google Mobile Service対応

デュアルSIM対応(ただしFairisia自体は対応SIM一枚差しのみ対応)

このスペックで月額2390円(税抜き)で1GBまでの高速データ通信+IP電話が利用可能なdocomo MVMOSIMがついて本体価格は22990円(税抜き)となります。

ベースになるFreaPhone CP-F03aから液晶サイズ、NFC、リアカメラが変更されていますがそれ以外は同一性能となります。性能的にはローエンドスマホですが、小学生向けとしては十分なスペックになっているのではないでしょうか。

なおCP-F03aは近日ローエンド機でも軽快に動作するAndroid 4.4.2 “Kitkat”への公式アップデートが予定されていますが、こちらが対応するかどうかは微妙なところです。

プリインアプリは小学生高学年~中学生向けを想定したものが多め。なぜかGoogle Keepもプリイン

展示ホットモックは操作可能ではあったもののケースに入った状態でSIMも刺さっておらず、無線LANにも接続されていない状態で、さらに制限モードが有効化されているためGoogle Chrome、GMail、電話アプリ、Google Play Storeは実行できない状態でしたが、それ以外は一通り操作可能だったので実際に触ってきました。

 

プリインストールアプリはオリジナルのチャットアプリであるteteや3DSでヒットしたゲームの移植版らしいクマ・トモ、ミュージックアプリのLUX、英和・和英・国語・漢字辞書に対応したMX辞書アプリなどをプリインストール。Google MapPlay StoreなどのGoogle Mobile Service関連のアプリもしっかりプリインストールされており、なぜかGoogle公式メモアプリのGoogle Keepもしっかりプリインストールされていました。

ブラウザはAndroid 4.2標準のAOSPブラウザではなく最初からChromeがデフォルトブラウザとしてプリインストールされています。

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もちろんGoogle Play Storeにも対応しているのでプリインされているアプリ以外の普通のAndroid向けアプリも導入可能。パズドラLINEもしっかり導入可能です。設定画面が開けなかったので未署名アプリの導入が可能かどうかは不明ですがたぶんアニゲマアプリも導入可能でAndroid版クドわふも(ry

動作のほうは特に不具合もなくローエンド機の割には予想以上に動くような印象。ホームランチャーやプリインアプリ、壁紙こそ小学生高学年の女の子向けを意識したデザインになってはいるものの、端末自体は割と普通なデザインでOS自体も子供向けゆえに親御さんが機能制限をかけられる機能が搭載されているものの予想以上に”普通”なAndroid端末でした。まぁベースがCoviaのFleaPhoneですし当然といえば当然かもしれません。

 

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制限モードはかかっているものの通知領域は普通に開けたので確認したのが上の画面。Android 4.2なんでクイック設定パネルも利用可能です。上の画面を見ればわかるのですが前述のとおり小学生向けにもかかわらずベースモデル同様しっかりデュアルSIMにも対応…はしているのですが、APN設定ができないようになっているとのことで実際にはFairisia専用SIMしか使えないため無意味な仕様になっています。

まとめ:コンセプト通り小学生の女の子が持つなら十分な性能

ネット接続なし、アプリ起動制限有の状態でなおかつディスプレイ用ケースに入った状態での展示だったので実際に触ってできることは限られましたが、小学生高学年向けとはいえ中身は良くも悪くも予想以上に普通のローエンドAndroid機で”悪くは”ない印象でした。動作のほうも標準の状態では特にもたつくこともなく小学生中学年~高学年、中学生あたりに持たせるのであれば十分な性能なんじゃないでしょうか。これで1GBまで使えるdocomoのMVMO SIMが月額2390円でついてくるので子供に持たせるなら割とお勧めできそう。

ただドコモからだとこれと似たコンセプトでちゃんと通話もできて、mvmoSIMのFairisia程ではないにせよLTE対応であるのも関わらず通常のdocomoスマホに比べれば維持費も安価に設定されているシャープ製Android 4.0端末”スマートフォン for ジュニア2 SH-03D”が販売されているのでこちらのほうがいいんじゃないかなぁ感もあったりはするのですが…(ただしこちらはAndroidのバージョンが”4.0”と古めな上Google Play非対応ですが、逆に言えば非対応な分LINEなど子供の利用はちょっとリスクのあるアプリの導入も制限できる分より安心感はあるとも言えます)




HTC J Butterfly HTL21購入

2014-06-14 03:29:35 | Android

ひとめぼれの予感です。気持ちよすぎるHTC。J Butterfly HTL21 White 白ROM買いました

今週火曜日に久々のhtc端末となるHTC J Butterfly HTL21をブックオフで12800円と割と安価な値段で購入しました。先日購入したXPERIA VL SOL21と同時期に発表された、HTC J ISW13HTの後継モデルで、コードネームは「DELUXE_J」。先代HTC J同様グローバル版(Butterflyに関してはJの付かない”htc Butterfly”名義)も登場したものの、基本的には日本独自のワンセグ、おサイフケータイを搭載した日本独自のモデルとして開発されたモデルになります。前モデルHTC J ISW13HTでは見送られた防水機能もIPX5ではあるものの対応。搭載プロセッサは現行Nexus 7(2013)と同じQualcomm SnapDragon S4 Pro APQ8064+Adreno 320、RAMは2GB、内蔵ストレージは16GBで液晶は5インチFullHD。リアカメラは800万画素でCMOSセンサーにHTC ImageChipを搭載。兄弟機にDROID DNA(コードネーム”MONARUDO”)が存在します。

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搭載OSはAndroid 4.1.1 JellyBean+HTC Sense 4+。日本独自機能がカットされたグローバル版HTC Butterflyや兄弟機DROID DNAにはAndroid 4.4.2 KitKat+Sense 5.5までが提供済みですが、日本版HTL21は提供キャリアであるauの意向によりAndroid 4.1.1どまりのままになってしまっています。しかしながらHTCの情報サイトHTC速報さんにより現在の最新機種HTC One 2014”M8”同様のAndroid 4.4.2+Sense 6.0 Port ROMがリリースされています。うちも購入した日に即S-OFFしたあとこのPort ROMをフラッシュしました。(現状ではBeta1とのことで日本独自機能+NFC+au App非対応とのことですが、J One HTL22の公式KitKat Updateリリース後に対応する予定があるとのことで期待大です。日本独自機能をつぶしたくないのであればAndroid 4.2.2+Sense 5 Port ROMだとワンセグ+おサイフケータイ+NFC+au Appも利用可能なのでこちらをお勧めします)

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ちなみにJ Butterflyの次のモデルはHTC EVO 3D ISW12HT以来久々にグローバル版HTC One 2013 “M7”と同じデザイン(ただしこちらも日本独自機能にはしっかり対応)で登場したHTC J One HTL22となりましたが、もう間もなくリリースされるであろう次期au HTC機”HTL23”はButterflyシリーズの後継になるようです。

昨年手放したHTC EVO 3D以来久々のHTC機ですが、デザイン的にも素晴らしく、性能面においてもさすがに今のNexus 7にも搭載されているAPQ8064だけあって今でも十分高性能な性能になっているのではないでしょうか。Asphalt 8 AirBornRidgeRacer SlipStreamReal Racing 3といった最新3Dゲームも余裕で動作します。

赤ROMではないので最近始まったau回線を利用したMVMOサービス「mineo」も利用可能です。コンディションもいい感じになっているにもかかわらず秋葉の相場よりだいぶ安めな値段で手に入ったので満足しています。

詳しいレビューのほうは近いうちにZIGSOWのほうに投稿したいと思います。

この機種とほぼ入れ替わりで今年1月に購入したWindows RT椨のASUS Vivotab RT TF600と昨年1月に光フレッツ乗換特典で入手したFMV LOOX U/G90を手放しました。どちらも気に入っていたのですが、ThinkPad 8到着後どちらも稼働させる機会が減ってしまったこともあり手放すことに。ただRT機はちょっと未練があるのでしばらくしたらSurface RTでも買ってるかもしれませんがw

LOOX U/G90はちっちゃいWin7機で中古でもあまり見ない子ですが、さすがに初期Atom Z530+GMA500だとWin7はパワー不足過ぎた故に手放すことに。VIvotabは結局入手から手放すまでの期間が最短の子になってしまいました。TP8が来ること自体が想定外だったので止む無しですが、これからはこの2機種の役割(外でのモバイル用Windows環境)をTP8が担うことになります。




先週土曜日までSamsung Galaxy S5 SC-04F借りてました

2014-06-03 20:46:10 | Android

こちらでの更新が遅れてしまいましたが、先月5月17日から31日までの二週間、Samsungがdocomoとauでリリースした日本版Samsung Galaxy S5をレンタルしていました。借りたのはMVMO SIMが刺さった状態で利用できたドコモ版SC-04Fのほうになります。

詳細なレビューのほうはZIGSOWのほうで書いていますのでこちらを参照にしてください。

デザインこそ初代Galaxy Sから踏襲されたデザインですが中身は確実に進化しているいい機種になっていました。また最新のQualcomm SnapDragon 801搭載だけあって動作のほうもきびきびしている印象でした。最後のほうはあまり使わなくなってしまいましたが健康管理ソフト「S Health」は後ろにあるセンサーを使って脈拍数を測れたり地味に便利な機能だと思います。

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2014年夏モデルの搭載OSはどれもAndroid 4.4.2”KitKat”になりましたねそういえば…

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GL07Sの分割と2年契約が残り半年を切っているのでGalaxy S5も含めキャリア乗換も検討している今日この頃です。ワイモバイルになってから最初のワイモバLTE端末になるであろうGL11S Huawei Ascend P6Sがリリースされればそちらも当然検討には入っているのですが、それ以前にHuawei自身がSIMフリー端末としてAscend G6/P7を日本でも発売することになってしまったり…(汗

 

余談ですがスマートウォッチ使ってます。SmartDevice製のZ Watchです。

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こちらもZIGSOWで詳細レビュー書いていますので参考にしていただければ幸いです。MIPSプラットフォームですがAndroid 4.4”KitKat”を搭載し、Wi-Fi内蔵でそれ自体が小さなAndroid端末になる高性能腕時計です。スマホとの連携も無論可能で簡易的ながらメールの確認やSMSの確認が可能で非常に便利な一台になっています。




Apple、WWDC 2014にてOS X YosemiteとiOS 8を発表

2014-06-03 20:31:37 | iOS

Appleは本日開催されたWWDCでOS X 10.10 YosemiteとiOS 8を正式発表しました。どちらも即日開発者ベータがリリースされ、一般リリースは秋の予定となっています。、またOS X 10.10 Yosemiteのほうは先着限定ですが一般ユーザーもベータ版を試せるベータプログラムが提供されています。

YosemiteのほうはデザインがiOS 7以降のフラットアイコンを採用したものになり、フォントもiOS 7以降と同じ「Helvetica Neue」フォントを採用しています。また新たに始まるクラウドストレージサービス「iCloud Drive」にも対応しています。

iOS 8はUIこそiOS 7から大幅変更がないものの、SamsungのGalaxy S5に搭載されているような健康管理アプリ「Health」が新たに追加されたほか、通知領域の拡張、Siriに音楽検索サービス「Shazem」を統合、購入コンテンツを家族のiOSデバイスで統合できるファミリーシェアリング機能、そしてiOSユーザーにとっては待望の機能といえるサードパーティ製IMEのサポートなどの新機能が盛り込まれています。こちらもクラウドストレージ「iCloud Drive」にネイティブ対応しています。

iOS 7以前まではOS内蔵の標準IMEしか利用できなかったわけですが、iOS 8ではサードパーティ製のIMEがようやく解禁されたことにより、ATOKやGoogle IMEなど変換効率の高いIMEを選択できるようになったのは本当にありがたいです。現時点ではiOS 8に対応するサードパーティ製IMEの開発を発表しているメーカーはありませんが、ほぼ確実にJustsystemのATOK(昔からPocketPCやPalm、Androidなどのモバイルデバイスにも積極的にIMEを提供し、IME制限がかかっていたiOSにもATOKPadやTweetATOKといったATOK内蔵ソフトをリリースしてきた)は対応してくるものと思われます。

リリース時期はおそらく画面が大型化するという噂がある次期iPhone 6がリリースされるであろう9月当たり。UI変化は少ないため正直言ってしまえば去年のiOS 7ほどの「早く入れたい」感はないのですが、確実にiOS 7より機能面では進化しているようなのでリリースそのものは楽しみにしています。

なお今回からiPhone 4がアップグレード対象から外されています。