<旅行初日>
CDG空港に朝の4時についてから、かれこれ7時間過ぎ。ようやくダンケルクに到着しました。
思ったよりも大きな駅だな...と思いましたが、ダンケルクはフランス第3位の港町・鉄鋼の町であり(人口9,3000人)、TGVも停車する駅なので、それはそうだよなと納得。ベルギー国境にも近いこともあり、ベルギーからバカンスに来ている方もちらほらと(何でわかったかって、その人たちに電車の乗り場を質問されたから)。

電車を降りた途端に聞こえてくるカモメの声(結構うるさい)に慄きつつ、まずは駅近のホテルに直行して荷物を預けに。WEB予約をした時に「チェックインを早めにしたい(12時くらいにしたい)、チェックインができない場合は荷物だけ預けたい」旨をあらかじめ英語+フランス語(Google翻訳)で知らせていたこともあり、トラブルもなく部屋に入ることができました。

アメニティもないけど綺麗だし駅近だし、まあまあ良かったと思う。
荷物を置いて、いよいよダンケルク市街地へ出発。
まずはプリンセス エリザベス号を見学に。

プリンセス エリザベス号は普段はレストランとして営業している船ですが、実際のダイナモ作戦に参加したリトルシップの一員であり、映画「ダンケルク」に参加した一員でもあります。ダンケルクで映画「ダンケルク」のプレミアを行った際に後ろに写っていたのを知っているファンの方も多いことでしょう。監督やキャストも食事をいただいた場所だとか。
レストランでは1940年当時の食事が提供されているとのことでしたが、今回は私一人での旅だったしロケ地巡りを優先させたかったこともあり予約しませんでした...が、オフ会があれば行きたいなと思いました。
(ダンケルクでダンケルクのオフ会...。)
次はダンケルク市の観光協会へ。
ある方のblogによると、観光協会の入っている建物(古い塔というか鐘楼なんですが)の上から、ダンケルク市街を一望できるとのことだったので。併せて観光マップ、ちょっとしたお土産を入手できればと。

結論から言うと、ここはヒットでした。
「ダンケルク」が市内で撮影されたこともあって、それについての記事が掲載された雑誌も売られてたし(ラス1ということでサンプル品を値引きして売ってもらった...。"No problem! Better than none!!"と言って売ってもらった...。)。
塔の上から、映画の最後にファリアがスピットファイアの中から見たダンケルクもこんな感じだったのかなー....と思いながら、ぐるりと市街を眺めてました。




この隣りにあったのは教会。
ダンケルク(Dunkerque)の名前の由来はフラマン語(オランダ語の方言)「砂丘の教会(Dune;砂丘+Kerk;教会」ということですが、フランスの寒村に建てられた砂丘の上の教会の周りに町ができ、イギリスの支配やスペイン無敵艦隊の寄港地を経てフランスの第3の港町となっていった....と言うことで、これもまた激写。

観光協会で観光マップを手に入れた私は、次なる目的地に向かいます。FRACと言う展示施設で、期間限定で映画「ダンケルク」で製作・使用された小道具やセットの一部が展示されています。向かう途中に、撮影した名残のようなものもキャッチしつつ、テクテクと歩いて向かいます(レンタサイクルもあるので、適度に利用すれば良かったなと。ただ、フランスの交通ルールがよくわからないうちに乗りたくないと言うのもありましたが)。

と言うことで、テクテク20分くらい歩いて、FRACに到着。入場無料と言うことで、ねっとりじっくりと眺めてきました。
CGを使わなくとも、こんな技術であんな圧倒的な映像が作れるんだなあと感心しきりです。










ものの見事に騙されてた...!!ええ、こんなチンケ(想像してたのより、あんまりリアルじゃない)のでも、あんな風な映像になってあんな風になるんだ!と映像技術と言うか演出技術と言うか、とにかくそう言ったものに感心してました。メイキングで知っていたとはいえ、驚くべきノウハウと言うかなんと言うか。
ものを作る人たちは凄いなあと「へええ」「はああ」「ひええええ」の連続でした....。
期間限定展示なのは残念ですが、訪れる機会がある人は見逃して欲しくない展示..!!と言う感じでした。
続く
(長くなったので一旦切ります)
Ref)
1. ジョシュア・レヴィーン(2017年)『ダンケルク』(武藤陽生 翻訳)ハーパーコリンズ・ジャパン社
2. A.J.バーカー(1980年)『ダンケルクの奇跡 イギリスの大撤退作戦』(小城正 翻訳)、HAYAKAWA nonfiction
3. 真砂 博成(2001年)『5月の嵐 ドイツの電撃作戦とダンケルク』学研M文庫
4. いちれん(2017年09月09日付)、「ダンケルク:ダイナモ作戦」<フランス見聞録;http://francekenbunroku.blogspot.jp/2017/09/blog-post_9.html>(参照2018-04-24)
5. 吉田佐和子(2017年10月02日付)、「よしだより パリから映画『ダンケルク』の舞台へ!1泊2日の1人旅」<http://sawakoyoshida.com/archives/12566>(参照2018-04-24)
6. ダンケルク市観光協会(Ville-Dunkerque)、「"Dunkerque" sur les ecrans, les Dunkerquois des etoiles plein les yeux !」<https://www.ville-dunkerque.fr/decouvrir-sortir-bouger/dunkerque-le-dernier-film-de-christopher-nolan/>(参照2018-04-24)
7. Doug Goodman (2017年8月10日付)「Dunkirk, France: in the footsteps of its military history」(Travel magazine)(参照2018-04-24)
8. Haru(@haru-hall) (2018年)、「ドーバーからダンケルク旅2018冬・ダンケルク㈪浜辺_西半分編」<twitterモーメント>(参照2018-04-24)
9. Haru(@haru-hall) (2018年)、「ダンケルク市街」<twitterモーメント>(参照2018-04-24)
10. Haru(@haru-hall) (2018年)、「ダンケルク浜辺」<twitterモーメント>(参照2018-04-24)
11. Haru(@haru-hall) (2018年)、「ダンケルク桟橋」<twitterモーメント>(参照2018-04-24)
12. FRAC公式HP<http://www.fracnpdc.fr/>(参照2018-04-24)
13. プリンセス・エリザベス(Princess Elizabeth)公式HP<http://www.princesselizabeth.eu/>(参照2018-04-24)
その他、本映画ファンのSNSアカウント(非公開アカウント)や会員制サイト発信の情報ほか
CDG空港に朝の4時についてから、かれこれ7時間過ぎ。ようやくダンケルクに到着しました。
思ったよりも大きな駅だな...と思いましたが、ダンケルクはフランス第3位の港町・鉄鋼の町であり(人口9,3000人)、TGVも停車する駅なので、それはそうだよなと納得。ベルギー国境にも近いこともあり、ベルギーからバカンスに来ている方もちらほらと(何でわかったかって、その人たちに電車の乗り場を質問されたから)。

電車を降りた途端に聞こえてくるカモメの声(結構うるさい)に慄きつつ、まずは駅近のホテルに直行して荷物を預けに。WEB予約をした時に「チェックインを早めにしたい(12時くらいにしたい)、チェックインができない場合は荷物だけ預けたい」旨をあらかじめ英語+フランス語(Google翻訳)で知らせていたこともあり、トラブルもなく部屋に入ることができました。

アメニティもないけど綺麗だし駅近だし、まあまあ良かったと思う。
荷物を置いて、いよいよダンケルク市街地へ出発。
まずはプリンセス エリザベス号を見学に。

プリンセス エリザベス号は普段はレストランとして営業している船ですが、実際のダイナモ作戦に参加したリトルシップの一員であり、映画「ダンケルク」に参加した一員でもあります。ダンケルクで映画「ダンケルク」のプレミアを行った際に後ろに写っていたのを知っているファンの方も多いことでしょう。監督やキャストも食事をいただいた場所だとか。
レストランでは1940年当時の食事が提供されているとのことでしたが、今回は私一人での旅だったしロケ地巡りを優先させたかったこともあり予約しませんでした...が、オフ会があれば行きたいなと思いました。
(ダンケルクでダンケルクのオフ会...。)
次はダンケルク市の観光協会へ。
ある方のblogによると、観光協会の入っている建物(古い塔というか鐘楼なんですが)の上から、ダンケルク市街を一望できるとのことだったので。併せて観光マップ、ちょっとしたお土産を入手できればと。

結論から言うと、ここはヒットでした。
「ダンケルク」が市内で撮影されたこともあって、それについての記事が掲載された雑誌も売られてたし(ラス1ということでサンプル品を値引きして売ってもらった...。"No problem! Better than none!!"と言って売ってもらった...。)。
塔の上から、映画の最後にファリアがスピットファイアの中から見たダンケルクもこんな感じだったのかなー....と思いながら、ぐるりと市街を眺めてました。




この隣りにあったのは教会。
ダンケルク(Dunkerque)の名前の由来はフラマン語(オランダ語の方言)「砂丘の教会(Dune;砂丘+Kerk;教会」ということですが、フランスの寒村に建てられた砂丘の上の教会の周りに町ができ、イギリスの支配やスペイン無敵艦隊の寄港地を経てフランスの第3の港町となっていった....と言うことで、これもまた激写。

観光協会で観光マップを手に入れた私は、次なる目的地に向かいます。FRACと言う展示施設で、期間限定で映画「ダンケルク」で製作・使用された小道具やセットの一部が展示されています。向かう途中に、撮影した名残のようなものもキャッチしつつ、テクテクと歩いて向かいます(レンタサイクルもあるので、適度に利用すれば良かったなと。ただ、フランスの交通ルールがよくわからないうちに乗りたくないと言うのもありましたが)。

と言うことで、テクテク20分くらい歩いて、FRACに到着。入場無料と言うことで、ねっとりじっくりと眺めてきました。
CGを使わなくとも、こんな技術であんな圧倒的な映像が作れるんだなあと感心しきりです。










ものの見事に騙されてた...!!ええ、こんなチンケ(想像してたのより、あんまりリアルじゃない)のでも、あんな風な映像になってあんな風になるんだ!と映像技術と言うか演出技術と言うか、とにかくそう言ったものに感心してました。メイキングで知っていたとはいえ、驚くべきノウハウと言うかなんと言うか。
ものを作る人たちは凄いなあと「へええ」「はああ」「ひええええ」の連続でした....。
期間限定展示なのは残念ですが、訪れる機会がある人は見逃して欲しくない展示..!!と言う感じでした。
続く
(長くなったので一旦切ります)
Ref)
1. ジョシュア・レヴィーン(2017年)『ダンケルク』(武藤陽生 翻訳)ハーパーコリンズ・ジャパン社
2. A.J.バーカー(1980年)『ダンケルクの奇跡 イギリスの大撤退作戦』(小城正 翻訳)、HAYAKAWA nonfiction
3. 真砂 博成(2001年)『5月の嵐 ドイツの電撃作戦とダンケルク』学研M文庫
4. いちれん(2017年09月09日付)、「ダンケルク:ダイナモ作戦」<フランス見聞録;http://francekenbunroku.blogspot.jp/2017/09/blog-post_9.html>(参照2018-04-24)
5. 吉田佐和子(2017年10月02日付)、「よしだより パリから映画『ダンケルク』の舞台へ!1泊2日の1人旅」<http://sawakoyoshida.com/archives/12566>(参照2018-04-24)
6. ダンケルク市観光協会(Ville-Dunkerque)、「"Dunkerque" sur les ecrans, les Dunkerquois des etoiles plein les yeux !」<https://www.ville-dunkerque.fr/decouvrir-sortir-bouger/dunkerque-le-dernier-film-de-christopher-nolan/>(参照2018-04-24)
7. Doug Goodman (2017年8月10日付)「Dunkirk, France: in the footsteps of its military history」(Travel magazine)
8. Haru(@haru-hall) (2018年)、「ドーバーからダンケルク旅2018冬・ダンケルク㈪浜辺_西半分編」<twitterモーメント>(参照2018-04-24)
9. Haru(@haru-hall) (2018年)、「ダンケルク市街」<twitterモーメント>(参照2018-04-24)
10. Haru(@haru-hall) (2018年)、「ダンケルク浜辺」<twitterモーメント>(参照2018-04-24)
11. Haru(@haru-hall) (2018年)、「ダンケルク桟橋」<twitterモーメント>(参照2018-04-24)
12. FRAC公式HP<http://www.fracnpdc.fr/>(参照2018-04-24)
13. プリンセス・エリザベス(Princess Elizabeth)公式HP<http://www.princesselizabeth.eu/>(参照2018-04-24)
その他、本映画ファンのSNSアカウント(非公開アカウント)や会員制サイト発信の情報ほか
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