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鳥の巣頭の世迷い言

読書音楽観劇、ハゲタカ廃人、そしてアラシックライフをエンジョイしている三十路のお気楽会社員・ガバ鳥のblog

彼はどこまで目撃したのか?@シン・ゴジラ

2016年11月10日 18時25分40秒 | シン・ゴジラ
あの悲劇の夜(内閣総辞職ビームが放たれた時)のことをつらつらツイートした内容を以下に記載した。
彼は、どこまで見たのだろうか?と。
普段はおおらかで激高などしないタイプの矢口蘭堂が志村を怒鳴りつけ、泉に「落ち着け」と水ドンされるまでに冷静さを欠いていた夜。
米軍爆撃機3機は撃墜され、首相をのせたヘリ(チヌーク)も撃墜された。
どこまで見て、どこまで見えてないのか?

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あの悲劇の夜、矢口はどこまでを目撃したんだろうか?
米軍戦略爆撃機3機のうち1機がゴジラの熱光線で撃ち落とされたのを目撃してるのは、劇中でも確認できる(「何の光だ?」の箇所)。
残り2機が撃墜されたのと、総理らが搭乗したヘリが撃墜されたのを矢口は目撃したのだろうか。出発直後のヘリが撃墜されたシーンより、当該機体の墜落場所は首相官邸の上空である可能性が高い。
首相官邸があるのは赤坂、矢口らが避難したのは赤坂5丁目。
距離的に近いといえば近いが、間にはビル群が存在しているため、矢口らのいた場所から見えたかどうかは怪しいかもしれない(画像参照←自家製ポンチ絵でスマソ)。




1機目の米軍爆撃機がゴジラに撃墜された時、矢口は「ヘリで移動するのは危険である」と東さんに電話をいれたんだろうか。そもそも電話は通じたのだろうか。「出てくれ、出てくれ」と何度もリダイヤルをしたのだろうか。
通じない電話、届かない報告、逃げるしか術のない無力感。
多くの人にとっても悲劇的で絶望的な夜の始まりである。
矢口さんが人を殺しそうな目になっているのも、宜なるかな。