
姫路城【菱の門】が1月21日(土)~3月17日(金)まで特別公開されます。
公開されるのは菱の門一階「門番所」部分で、明治以降初めての公開らしいです。
(南壁面)石垣面です。
左下の開口部が門番が監視する窓です。

左に90度まわり、(東壁面)右下の開口部で門番が監視します。

もう一回左に90度まわり、(北壁面)今回公開の入口部分です。

もう一回左に90度まわり、(西壁面)出ると西の丸に上る坂です。

菱の門(南面)正面です。
菱の門の大きな門扉の左手(西側)には潜り戸(くぐりど)がついています。
ふつうはこの戸から出入りするので、戸の左側に番所(今回の公開部分)があって、適宜門番が監視しました。
日常的には門扉を開けて人が出入りをすることはありませんが、城主が天守に登るような時には開放します。
城主はこの門で駕籠などの乗り物から降りて、あとは徒歩となりました。
そうゆう場合にはこの門の出入りを厳重にして、姫山を警備する必要がありました。

菱の門(西面) 門と石垣の接合部分です。

(1階と2階の図面) と (2階中室内部と2階西室内部)

銅板のような物に、以前の修理記録が残されています。