今日は市の土地利用に関する説明会がありました。
というのは、わが家の建つこの区域は街中に在って市街化調整区域。
近隣地区がどんどん区画整理をして開けていくのに、
ぽつ~んと昔の田んぼの多いまま残されている地域なのです。
昭和60年に一度、区画整理の話があったようなのですが
そのときは農家の大反対にあい、計画は白紙。
でも、この地区に自由に建物を建てられてしまうと
将来区画整理するときに障害となるため、
建物が建てられないように市街化調整区域に逆線引きしてしまったんです。
それが今、そろそろ区画整理に向けて地権者と話をしていきましょう~
と、言うことでだいぶ前の4月に地権者アンケートがあり、
その結果の報告が今日の説明会だったのです。
わたしたちは、この田んぼのあるのどかな風景と車の通らない細い道、
子供達が安心して家の外で遊べる条件が整っているこの地区が気に入っているので
区画整理は不要派です。
ただ、農家の方は高齢で農業を続けるのも大変なうえ、跡継ぎもいない、
農地を売ろうにも市街化調整区域では宅地転用ができないので売れない、
ゆえにどうしようもない状況であるようですし、
最後まで反対する人なんて少ないのではないかと思いますので
区画整理は進んでいくんでしょう。
近隣地区のように、きれいな街並み、整備された公園、広い道路に歩道ができれば
たいして車の交通量がないのに信号待ちが発生するし
道路で分断されてしまうためその向こうへ行きづらくなっちゃうし
せっかくの公園も殺風景であまり活用されなかったりとか
マイナス面ばかり出てきてしまいます。
今のままでいいのになぁ…
道が狭くて側溝に脱輪しちゃうこともありえるけど
そんなのなんでもないもの。
今の環境のメリットに比べれば。
市は、話し合って地権者の皆さんの納得の行くような土地活用をしていきたい
という姿勢でしたので、
今までの区画整理とは違う区画整理ができればいいなと思います。