ボッケニャンドリの思ったこと

思ったこと感じたことを書いているけど間違い、勘違い、思い込みも(^^;

死ぬと青くなる緑色のカメムシ

2021年02月09日 07時32分19秒 | 
 山道を歩いていたら青いカメムシの死骸があった。こんな色のは初めて見たので死骸だけど写真に撮った。角青亀虫(ツノアオカメムシ)だと分かったんだけど、図鑑に載ってるこのカメムシの色は緑。何故写真のは青いのか、それは個体差ではなく死んだから。


角青亀虫(ツノアオカメムシ)の死骸


 死ぬと干からびる、つまり乾燥することで青くなる。ならば生きてる時のように湿らせたら緑になるかも。それを確かめたい。そこで翌日同じ場所にカメムシを探しに行った。幸い風に飛ばされたりせずそのまんま。探し回らずに済んだ。カメムシに水をかけること30分、色が下のように緑に変化した。その後水を切って放置、乾くと色は青に戻った。水分量によって青と緑の間を行ったり来たりが可能っぽい。このカメムシの色が雨上がりの後なら緑。緑色して道にあったらただ通り過ぎただろうな。


水をかけて30分したら青から緑に変わった






 こういう事が起きるのはカメムシの色が構造色だかららしい。構造色何種類もあるけど、身近なのだとシャボン玉。シャボン液に色が無くても反射や屈折でカラフルに見える。で、このカメムシのが幾つもある構造色のうちどれに当たるのか残念ながら分からなかった。う~ん、残念なのは俺の頭か。
コメント
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