庭に勝手に生える草である。最近は細かい物が見えにくいので撮った写真を見てから発見する事が多くなった。そもそもこのオオニシキソウ、オオとはあるけど花は点にしか見えない。まして実が生ってたなんて全然。
オオニシキソウ
実が生ってた
こんな小さな花なのに蜂がやってくる。それもアシナガバチ。種類はフタモンアシナガバチだけ。特別甘いとか美味かったりするのかな。舐めて試してみたいけど味覚を感じるほど集めるのが大変そう。
フタモンアシナガバチが何時も居る
ついでにコニシキソウ。さすがにコが付くだけに花は小さかった。でも花の時期は終わったかなって感じ。
コニシキソウ
10日ほど前、岩場に行く途中で地元の人から最近熊が出たから気をつけろよと言われた。別の日、岩場に行く途中に人が居たので挨拶がてら世間話。その人も熊が出たから…と言ってくれた。それが罠をかけてた人。
その日の成果は鹿。でもその鹿は焼却処分だそうだ。ジビエがどうたらなんて言ってるけど食用にするには血抜きしたりと手間も大変。そもそもそんなに流行ってないし、いきなりお座敷列車でジビエ料理出したってダメだよとボヤいてた。
熊の話に戻ったんだけど、熊を捕っても射殺はせずに近隣の別の市町村に放すそうだ。テレビでは射殺したところがよく出るけど、それにしても山奥とはいえ隣町に放すなんて随分な話だ。そして熊を移動する時、ドラム缶のような檻に入れるんだけど、そこから熊は出たがるから放す時には歯や爪はボロボロ。恐らく獲物を取れずに死んじゃうんじゃないかなと言ってた。そんな話は初耳だったけど色々おかしいね。
猪の話にもなった。猪はマムシを食べるけど、猪を捕獲するようになってからマムシが出るようになったとボヤいてた。よくボヤく人だけど話を聞けばごもっともな話ばかり。猪が蛇を食べる話も初耳だけど、猪を捕るとそんな副作用があるとは夢にも思わなかった。
この辺りも10年後どうなってるんだろうと心配してた。クライマー的には岩場が出入り禁止にならないようにとしか思って無かったけど、山間部が過疎になり、熊がうろついて怖くって山に入れないなんてこともあるんだなぁ。その日は今まで聞いたことが無いような話を幾つも聞いた。そしてどれも思ってたことと大違い。