山梨の別荘近辺の天気予報が曇りで気温が30℃未満だった。これは草刈り日和だってことで行ったら予報と違ってカンカン照りで参った。
草は背丈ほどになっていた。最初に刈ったところから何とヤブランが出て来た。まさかヤブランが畑の藪、それもこんな藪の中に生えてるとは思わなかった。でも名前の通りだ。
ヤブランが生えてたところ
この辺りでは高野豆腐の事をシミ豆腐と言う。始めは何言ってるのか分からなかった。シミは凍みのこと。この豆腐を使って最近煮物を良く作るんだけど、たまたま豆腐を入れるところをヨメが見た。
水に戻さないのかと言うから何時も直接入れると俺は答えた。戻さないのは豆腐に水が入ってると汁が良く染み込まないからなんだけど、考えてみれば水を絞れば良かったのだ。
ヨメはというと戻してその水を捨てることに意味があると言う。何か悪い物を捨てるような事を言ってたけど検索しても特にハッキリと書いてあるところは見つからなかった。
5月頃チャーは不調になり、その原因は歯周病ってことで抜歯のために1泊入院した。これでもう大丈夫と思ったら再び不調になった。食欲が無くなって何時も家の隅で休んでた。体重も減ったからさすがにこのままではまずそうだけど当の猫は弱った素振りを見せない。猫は食わねど高楊枝。
愛猫家なら即病院だけど、ま、安静療法も良いかなと思って放っておいた。大体人の顔見るとコソコソ逃げ回るからこちらの対応も冷淡になる。そしたら快方に向かわず前回のようになった。普通なら病状が分かってる前回の病院に行くんだけどそういう気にはならなかった。といって以前行ってたA犬猫病院は遠いし、最近メメが怪我した時に入院したU犬猫病院ではシッコまみれで退院してきたので今一つ。
コロコロと病院を変えるのもアレだけど、良い病院探しってことで行ったことの無いK犬猫病院にした。行ってみたら駐車場は空いてて患者は1匹だけと空いていた。たまたまそうなのか分からないけど他の病院はそうではなかった。これは評判が良くないところなのかなとちと不安。
獣看護師が受付をした。勿論獣ではないく可愛いおねえさんで感じも良かった。診察時に医師と話した時も自分が病院に行った時のように普通だった。前回よりずっと痩せたけどM犬猫病院のように癌の検査をしようという話は出なかった。それよりも医師は猫のこんな病気の場合は歯を全部抜くことが多いのに中途半端な治療だみたいな事を言っていた。但し犬歯だけは抜かないこともあるそうだ。そっか、それで受付でチャーの様子を説明した時に看護婦さんが犬歯の有無を聞いてたんだな。
前回の経緯を話してるうちに「M犬猫病院?」と聞かれた。そうだと答えたけどピンポイントで病院名が出るとは思わなかった。話が終わって先ずは点滴と薬の注射。点滴は1時間くらいかかるのかと思ったら5分か10分で終わった。これで良くならないようだったら早目に来てねってことでこの日はおしまい。
家に戻って車から出したら隣家の庭に消えた。良くわからないけどずっと寝たきりだったのに外をプラプラ歩き出した。点滴が効いたのかな。2階の隅で隠れて寝たきりだったのが居間に降りてくるようにもなった。それから数日、食欲は戻って飯くれコールがうるさくなった。下の写真は散歩中に呼んだ時の顔。愛嬌のかけらも無い。
病んでても顔は怖い@久々の散歩
診察中、看護婦さんがチャーの頭を撫でたらゴロンと転がった。俺がやってもそんな風にならない。そう言えばJOYが撫でた時もゴロゴロ言ってたな。ったく相手が女なら初対面でも簡単に心を許すわけか、この爺猫は。