背中で語る猫

　チャーは外に出たい時にはどうするかというと窓の所にこんな風にして座る。この座る位置や仕草が微妙でただ景色を見てるだけとの時もある。なので折角窓を開けても知らん顔な時がある。意思疎通出来ない相手は面倒臭い。


これは出たい時だった

もっと早くから足指にテーピングすれば良かった

　前傾壁は足指への負担が少ない。ところが去年の秋に指が痛くなってガバを持つと痛い。でも小さなホールドだとそれほど痛くない。ならば小さ目なホールドばかりの垂壁が良いかと思うとそうでもない。今度は足指への負担が大きい。まぁそれでも少しは良くなって来たのでどの壁もダメということは無くなった。

　二子に行った時、同じルードを２度目をやる時に足指にテーピングしたらどうかなと考えた。やってみたらいい加減なテーピングなのに痛みが殆ど無く登れた。


テキトーに巻いてみた＠痛いのは親指

　ほんの少しの負担軽減でも効果があるってことか。残念ながらスタンスの小さな垂壁だと足の負担が大きいので効果は今一つだった。とはいえもっと前からやってたら一歩前進二歩後退のような事は無かったかも。これならもっと早くテーピングをすれば良かった。

　ヨメは前からテーピングをしろと言ってたと言う。手の指にやれというのは記憶に残ってるけど足の方のは無い。巻き方も良く分からないし、効果も期待出来無さそうなので聞き流してたのかもしれない。それと他に誰もそんな事言わないのでヨメの言う事を信じてなかったのかな。たまには聞いてやるか、他に言う人が居ないんだから。

浦島花子

　台所で「ああ、大変だ！」とヨメが言う。ついさっき鍋を焦がしたばかりなのにまた焦がしたのかと思った。そうではなかった。

　何が大変かと聞けば「もうこんな時間だ」と言う。知らない間に何処かにワープしてたのか。このボッケ家には廊下以外の全ての部屋に時計がある。だから何時の間にか時が過ぎるなんて有り得ないのだ。

　こんなヨメにはどうすれば良いんだろ。時刻を表示してるヘッドマウントディスプレイを何時も装着してれば良いけど現実的ではない。というより付けてても恐らく「もうこんな時間だ」と言うに違いない。





　それにしても浦島太郎は竜宮城が幾ら楽しいからって何時迄も遊び呆けて困ったもんだ。こんな事にならないようにするにはどうすれば良いか。知らない亀に付いて行ってはいけないってことだな。