ボッケニャンドリの思ったこと

思ったこと感じたことを書いているけど間違い、勘違い、思い込みも(^^;

1日師匠

2017年02月09日 08時29分14秒 | 山とか壁を登る、その他運動
 「ボッケさん暇でしょ」ってことでネパール人を接待する事になった。面白半分というより面白全部で引き受けた。平日なのでヨメちゃんは留守番じゃなくて仕事。暇は恥だが役に立つってやつだ。

 ネパール人の職業はシェルパ。日本語は喋れるそうだけど心配だからってことで1人オマケが付いて来た。その若者はヒマラヤ登山でそのシェルパの世話になった人だ。

 何故シェルパが日本に来たのか。そのシェルパの世話になった日本人達が皆で招待したのだ。その日はクライミングが目的だけど実際どのくらい楽しめるのかが不明。そしたら依頼側は観光案内でも何でも良いって言う。ならば最近行ったK府の小さな岩場に行くことにした。今の時期だと富士山、白根三山、甲斐駒、八ヶ岳、金峰山という日本の代表的な高い山が手前の黒っぽい山の後ろに白くはっきり見える。観光的にもOKだ。

 しっかし年齢、経歴、国籍、どこにも接点が無い。強いて言えば登山だけど方やエベレストだよ。そこで一流には一流ということで元師匠を相手役として招待。ついでにトップロープを張って貰う。

 シェルパはホームシックのようだった。来日して10日くらいは経ってるらしいけど車の中ではネパールに電話しまくり。そして恐らく毎日毎日取っ替え引っ替えで日本観光や宴会が続いててそれなりな心労だと思われた。そこで今日はユルユルやろうということになった。ま、元師匠と俺の何時ものスタイルだ。




 ビレイしてて今までになくロープを引かれた。後で聞いたら体重90kgと過去最重クライマー。グリグリじゃなかったらロープが流れたかも。しかしこのくらいの巨漢じゃないと酸素が少ない山頂付近で20kgも30kgも荷物背負って歩けないわな。ちなみに酸素ボンベは使わずに活動するという無酸素シェルパ。

 2人共同じルートを交代でやった。下の写真、このルートの難しい部分はヨメちゃんしか登れてない。そんな所を若者に登ってもらうことにした。無理無理って言ってたけど話の種にとやってみたらということでトライ。無理だったけどまたやりたいと言っていた。




 まぁそんなこんなで接待クライミングは元師匠の手助けもあって無事終了。俺は運転手兼カメラマン役だったかな。ちなみにこの日1日だけは元が取れた師匠として活躍。一日署長とか一日駅長なんてのがあるけど一日師匠。


背景の白い山は白根三山
コメント (2)
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