ニュースでは今年のスギ花粉は多いと言われてるけど、よく行く佐久市内の山の中ではスギの雄花が見当たらない。家の近くの杉はどうだろうと思って神社に見に行ったけど花はこの程度で多いとは言えない。 |
30代前半の頃だったかな、川崎市に住んでる頃に俺は花粉症になった。初めの頃は机の上にロールペーパーを置いてひっきりなしにそれで鼻をかんでいた。そんな症状が10数年続いたが最後の数年は若干楽になった。 そして杉が少ない佐久に来ることになった。佐久は杉の植林より唐松の植林が多いのだ。やがて症状は更に軽くなって今ではシーズンに数回、目が少し痒くなるかなって程度。目薬をさすこともあるがそのままの時もある。今年はまだ何ともない。先日杉だらけの山に囲まれている山梨の別荘地に行っても何ともなかった。残る問題は秋のブタクサ… |
以下のような会話を上司と部下で交わすことはよくある。
しかし上の会話をこんな風に意訳したい時がある。
本当に分ってるかどうか、上司は部下の口から要点を説明して貰わないといけない。それを怠ると先々大変なことになる。 さて洗濯物を干そうとしたらそこに立ちはだかるというか垂れ下がるテント、寝袋などなどの山道具。ったくもうと思いつつ取り除いてると何やらピッカピッカと点滅する謎の物体。それはビーコンだった。山から下りても電源切り忘れてるヨメ。唯一救われるのは SEND(送信)のところにスイッチが合ってたことかな。 ビーコンは雪崩で埋まった人を探すための装置でグループ全員が1台ずつ携行する。普段は常に電波を発信させておき、いざ雪崩が起きたら無事な人は全員受信に切り替える。そして埋まった人を雪上を歩いて探すってわけだ。電波の強さに応じて音が変化するので近づいてるのか遠ざかってるのかが分るようになっている。 ヨメはこれを山に持って行き、電源を入れて常に携行してた。寝る時も傍に置いてたので鬱陶しかったそうだ。ところが新人殿は電源を入れずにただ単に持っていただけ。それを聞いたヨメはまたまた絶句。 普通の先輩ならここでビーコンのなんたるかを説明するんだけど、そんな洒落たことをヨメは出来ない。この程度のことで一々絶句しててどうすんだ、と。それ以前に得体の知れない新人殿をノンチェックでこんな山に連れてきたのがヨメの敗因だな。 その時ヨメは新人殿がビーコンのなんたるかを知らずに持ってきたものだと思い込んだ。ところが家に戻ってまた絶句。ヨメが山の会の会報を読んでると、新人殿がビーコン講習会に出席したのが分ったのだ。しかもその感想に 「 よく分った 」 と書いてあったのだ。今度は俺も絶句だ。ちなみにこの場合のよく分ったというのは日本語が聞き取れたくらいの意味なんだろう。 |