ネコラ対ヘビラ

　ここは大田舎だけど、蛇を見るのは年に１度かそこら。でもメメを飼ってからは見る回数が少し増えた。まるでお友達を家に連れて来るような調子で咥えてきたりするのだ。

　これは赤味は無いがヤマカガシのようだ。猫パンチはフック、蛇パンチはというと良く伸びるストレート、その応酬だ。しかしこの蛇は危険なので火バサミで摘んで田んぼの方に投げ捨てた。

　このヤマカガシ、今でも無毒蛇だと思っている人は多いと思う。しかし奥歯に毒がある。深く噛まれなければ大丈夫らしいけどマムシより強い毒らしいので要注意蛇である。また首の所にも毒腺がある。これは以前から知られてたらしいけど、不用意にこの蛇を叩いたりするとその毒が目に入ったりするそうだ。ま、不必要な殺生はロクなことにならない見本みたいなもの。


メメの相手は子供のヤマカガシみたいだ＠2010年6月30日

　今から３０年以上前、ツチノコなんてのが話題になっていた。山道を歩いていたらカエルを尻の方から飲みこもうとしているヤマカガシがいた。首の辺りが真っ赤になって広がり、しかも手が生えているように見えたのでツチノコ発見なんて思った。でも顔を近付けて良く見たらただのヤマカガシ。

　思うにツチノコ騒ぎの原因はこれだろうと確信。蛇が蛙を飲む時は頭からと思ってたがそうでもないようだ。そんな写真はヤマカガシを Google で画像検索すると幾つか見つかるし、ウイッキペディアにも　ヤマカガシがカエルを飲むときは、後ろから飲み込むことが多い。そのため口からカエルの頭だけが出ているという場面に出くわすことがある　と書かれていた。

生前葬、みたいな

　ヨメが用事で仕事を休むと日頃やらない洗濯だの掃除を始める。これは良いチャンスだってことで階段の下にあった本を出した。この家に引っ越した時以来指一本触れてない本だ。暗に片付けろってことなんだけど、その中に自分のがあった。パソコン関係の本が段ボール箱に一つ。だけどこんな５年以上存在を忘れてるような本は捨てても困らないハズってことで捨てることにした。

　ＣＤにもそれは通じるものがあるが、本に比べてスペースを取らないからつい残してしまう。でも古いソフトだの雑誌の付録はさすがに使うことはないので捨てることにした。


遺影？

　ＣＤの他にＭＯやＦＤもある。ＦＤはここのところ使う機会は無くなった。それでもＣＤが何枚も残った。最近フィルム式のカメラを処分したのでアルミ製の頑丈なバッグがある。試しに入れてみたら全て入りきった。生前葬、じゃなくて生前整理、みたいな感じがした。ちなみにヨメの本は廊下に放置されたまま。