再々リハビリ・クライミング中

　昨日、土曜日朝の気温は気象庁発表では－１０．５℃で久々の低温。外に出ると天気は良いのにそれなりに空気は冷たかった。ヨメはこんなに天気が良いのに何処にも行かないなんてと言って午前中から岩場に行く気合十分。こっちはこんな寒いのに行ったって手がかじかむだけだから昼過ぎに行けばいい、と。結局気合負けして昼前に出かけたが日陰のところではそれなりな冷たさだった。

　フリークライミングを一度もやった事の無い人が岩壁を見ればこんなツルツルの所を本当に登れるのかと疑問に思うだろう。そんな岩にはそれなりの凸凹がある。中にはそんな小さなスタンスに足を乗せたら足を踏み外すか岩が欠けてしまうだろうというところがある。それが定期的に登ってている時はそれが十分な大きさに見えるし、そうでない時は目に入らなかったりする。見えていても使い物にならないと判断してしまうのだ。


ようやく登った 5.11b のルート
　2005年05月10日に書いたリハビリ・クライミングに載せたのが上の写真。このルートを普通に登れている時は垂直な壁だと思ってたけど、今回はそうでもない。斜度に敏感になっていた。真下から写真を撮ってみると確かにこんな調子でややオーバー・ハングしていた。上から垂れているロープが岩壁から離れているのでそれが分る。

ルートを真下から撮影

歴史を繰り返す

　先進国と呼ばれる欧米は悪の先進国でもある。人権がどうのとよく言うが人の土地を植民地にしたり人を連れてきて奴隷にした。侵略がどうのと言っても 「 アメリカ大陸発見だぁ！ 、ここは俺達の新天地だ！ 」 などとやってきた。鯨は守るべき生物なんて言ってるけど油だけ採ってそれ以外は捨てていた。まぁ後で反省して良い事を言うのは良いとして、最近だと核兵器開発はダメだと言いながら自分達は持ってたりする。イラク戦争なんて侵略、のような人権侵害、自然破壊(劣化ウラン)のような・・・

　中国の弾道ミサイルで衛星破壊実験をやった。当然のように宇宙空間にゴミが散らばった。ったく困ったもんだなんて言うと既に宇宙は米ソのゴミだらけなんて話が出て来る。まぁそりゃそうだけどだからといって新たにゴミを作って良いというものではない。

　北朝鮮の人にインタビューするとつい２０年くらい前の中国みたいだし、日本も戦争中だったら似たようなものになりそうだ。どんな国のトップでも自国や世界の歴史は良く知っていて、何をやればどうなるかなんてのも庶民以上に分っているんだと思う。だけど一通り同じ道を辿ってしまう。分っちゃいるけど止められないってもんだろうか。歴史は繰り返すっていうより悪い歴史を繰り返す人が居る。

　そんな中国が人権は大切だとか侵略は良くないなんて言う日は来るんだろうか。北朝鮮が拉致なんてとんどもない事だなんて言う日が来るんだろうか。その時はまた別の困った国が現れるのかなぁ。