今日もミューズが微笑んで

歌うように暮らしたい。アートの道探しを楽しむJasmineのきままな日々。

キャラメルボックスのハーフタイムシアター

2006-05-01 | いろんな舞台鑑賞ノォト

 クリスマス・ツアー以来、久々のキャラメルボックスはシアターアプルにて
 「ミス・ダンディライオン」 「あした あなた あいたい」の2本立て上演でした。

 梶尾真治氏の「クロノス・ジョウンターの伝説」を原作とし、キャラメル・ボックスの成井豊&隈部雅則脚本による作品。クロノスというのは、タイムマシンの名前で、この2つのお話は、一言で言えば、タイムマシンで過去の時間に戻って、大事な人のために「やり直し」するといったところでしょうか・・・

 1本め、「ミス・ダンディライオン」は、入院中の女の子がいつも病院の談話室でお話を聞かせてくれた作家志望のお兄さんが亡くなったことがきっかけで看護婦になり、そのお兄さんの死因の病気の治療薬が開発されたときに、それを持って「クロノス」で過去に戻って治療に使って命を救う。そして今度は未来の飛ばされて、未来でそのお兄さんの再会するというお話。

 もう1本の「あした あなた あいたい」は、主人公が5年前に取り壊された旅館を見に行くという同じくタイムトラベルもの。

 いつもは2時間ほどの作品1本なのだけど、たまにこのように1時間程度のものを2本ということもある。でも、このくらいの長さのほうが疲れないかな。長いとどうしても集中力を欠いてしまうので・・・
 そして今回は前から2列目でしかも比較的真ん中よりのよい席でラッキー!もう楽日も近いし休日なので、会場のシアター・アプルは満席。通路にまで釣りとかに使う折りたたみの椅子でお客さんが入ってました。

 キャラメルボックスは妹や友人に誘われて行くようになり、サポーターとなってかれこれ8年。演劇といっても、カジュアルな感じで、そうね、声楽で例えるなら、クラシックだけどちょっとポップス寄りのルネ・フレミングとかフィリッパ・ジョルダーノとか、そんな感じだろうか。

 誰もが持っているのだけど、忘れてしまっているピュアの心を掘り起こしてくれるような、暖かさとほろ苦さみたいなものを思い出す、観た後に元気が出てくるような舞台。だから「サポーター」といわれる根強いファンも多いのです。

 キャラメルの作品は「阪本竜馬系」「宮沢賢治系」「タイムトラベル系」、だいたいこの3パターンに分かれるようです。キーワードは「夢」「志」「愛」。
 キャラメルの世界に浸りながら、「あの頃の自分」「あの頃出会った人たちとの関係」をやり直していているのかもしれない。

  サポーター更新グッズのチケットホルダーと来場記念品の携帯クリーナーをもらって、居酒屋~カラオケと打上げ?ました!

    
   キャラメル・ボックスのマスコット「みき丸」イラスト入りパウンドケーキ。
    ブタなんですけど、見えるかな?2切れで300円、高い!
    
    
     サポーター更新グッズのチケット・ホルダー

    

           中はこんな感じ。
 

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