オケの演奏ってこんなに楽しいものだったのか、と目から鱗のコンサート・・・
神奈川フィルの「名曲への招待」を聞かせていただきました。
本当は予定があったのですが、演奏曲がばら騎士組曲と聞いて、友人を誘っての鑑賞となりました。
神奈川フィルといえば、新公益法人制度への改訂にあたり、債務超過で苦しんでいてやっと移行が決まったばかり。そんなピンチから見事蘇ったから・・・というのもあるかもしれませんが、とにかく喜びに満ちた演奏で、楽員の体がキラキラと輝きに満ちた音が飛び出してきて、その中にいる私たちは幸せな気持ちになりました。
オペラは楽しいけど、交響曲は眠くなる・・聞くより弾くほうが楽しい・・・オケに参加してもそう思っていた私でしたが、今日は本当に楽しかった。指揮者は指揮台でダンスをしているようでした♪
プロのオケもこんなに楽しそうに弾くものなんだなぁ、と。
もちろんクオリティも高い。
各パートごとのテーマは明確に伝わってきましたし、きちんとコミュニケーションされてバランスもよい。
一緒に行った友人もとても楽しかったと喜んでいました。
ソロを務めたコンマス石田泰尚さんは長身でスタイリッシュなファッション、カリスマ・コンマスだそうです。
先日トロンボーチェでテノールも聞かせてださった倉田さんもメンバーと一緒に高らかな響きを聞かせてくださいました。
協奏曲はとにかくカッコイいいの一言。躍動感のある響きにあっという間にとりこになりました。
バラ騎士組曲は、オペラのエッセンスをギュっとまとめて、わずか22分に。あの三重唱の部分を聴きながらうっとりしていました。ゾフィーのパートはフルートが受け持っていました。
今日はお言葉に甘えて、招待をお受けしましたが、次は必ずチケット買って聞きに行きます。
チケットを購入したくなる演奏でした。ちなみに今日はチケット完売で当日券なし!
気持ちばかりですが募金してきました。
開演前には管楽器のロビーコンサートも・・・。お客様への感謝の気持ちなんだろうなぁと。管楽器の音色ってあんなに丸くて柔らかい音だったんだ・・・
2年債務超過となると解散しなくてはいけないそうで、油断できない状況です。皆様も応援よろしくお願いいたします。
♪本日の演奏曲目
神奈川フィルハーモニー管弦楽団 名曲シリーズ
指揮:サッシャ:ゲッツェル首席客演指揮者就任記念公演
ブラームス/ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲イ短調 作品102
ヴァイオリン:石田泰尚 チェロ:山本裕康
ワーグナー 歌劇「タンホイザー」序曲
R.シュトラウス 「バラの騎士」組曲 作品59
会場はミューザ川崎。来年の2月には私たちもここで演奏会です♪
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