今日もミューズが微笑んで

歌うように暮らしたい。アートの道探しを楽しむJasmineのきままな日々。

トロンボーチェ

2014-01-21 | いろんな舞台鑑賞ノォト

トロンボーン&テノールのコンサートに行ってきました。
と言っても、トロンボーンとテノール歌手のジョイントコンサートではありません。
オケのトロンボーン奏者でありながらテノール歌手でもあり、トロンボーンを吹きながら歌ってしまうという・・・

しかも、カンツォーネ、ミュージカル、宗教曲、オペラアリア、日本歌曲・・・ってあらゆるジャンル。

最後がトゥーランドット・ファンタジーという、プッチーニのオペラ トゥーランドットをソロ用に編曲した曲だったのですが、あの有名な「誰も寝てはならぬ」ももちろんあって、曲の最後、コーラスのところを吹いて次のDilegua, o notte!から最後のVincerò!まで高らかに歌って後奏をまた吹く・・・みたいな。
管楽器奏者だからブレス配分を計算しているのでしょうけれど、よくブレスが続くものだとビックリ。

その人は神奈フィルの主席奏者、倉田寛さん。
先月、色々な経緯があって知り合うことになったのですが、実はこの方の演奏をTV番組で見たことがありました。「題名のない音楽会」の「歌ってみまショウ」というシリーズ。様々な歌の愛好者が登場してオケで歌って競うのですが、それに出演されていました。

コントラバスを始めてもうすぐ1年という頃だったと思います。3年計画でオケを目指していたのですが、なかなか先に進まず、3年ではムリかも。と諦めかけ、歌も楽器もでは二兎を追う者は・・・となってしまうのかな、片方選択するしかないのか、と思っていた頃でした。

そしてTVを見て、プロの方がでもできるのだから、趣味なら問題ないでしょ、と勇気をもらったのでした。すっかり忘れていた出来事でしたが、ラッキーにも演奏を聞く機会を得たのでした。で今日はさらに、リコーダー2本使った(つまり1人で重奏)剣の舞!お見事でした。

トロンボーチェはトロンボーンとヴォーチェ(声)のかけ合わせ、歌は管楽器と同じく息を流すし、声種的にも近いから、そんな呼び方はピッタリ。

でも、私はコントラバスだから・・・ コントラヴォーチェ?それだと「低い声」になってしまって、ソプラノの私は該当しなくなってしまう。やっぱりコロラトゥーラ・ベーシストかな。でもそう名乗るには、コントラバスの超絶技巧を弾けないと・・・・  実際、コントラバスのソロ曲でも夢遊病や清教徒のアレンジ曲があるのですけど、生きているうちに弾けるのか(;^ω^)

還暦過ぎとかそれなりの年齢になってから「歌ってみまショウ」にコントラバス片手に登場してコロラトゥーラで歌う のが目標なんですけど、実現するでしょうか・・・



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