先日の二期会愛好家クラスでの自己紹介の中での強く印象に残った言葉。最後に挨拶したピアニストのH先生。
「ここにいらしている方(受講生のこと)は、このスタジオを出たら私にはとても近づけないような世界(職業のことだと思います)の方がたくさんでしょうけれど、ここでのこの時間の中では、同じ共演者として音楽を楽しみたいと思います」
これ、言うのは逆であって、私たちの立場・・・「このスタジオ出たら個人で接 . . . 本文を読む
二期会愛好家クラスの後期が始まりました。夜クラスはメンバーの入れ替わりは2人だけなので通常レッスンと聞いていたのですが、結局全員の試聴会になりました。半分の人が発表会に出られなかったですから、それでよかったのかも。私はもうすぐ本番・・・なのに、全く仕上がっていない「Ah! Non credea mirarti」。できてないものを人前で歌うのはためらわれましたので、カバティーナだけにしようかな、いや . . . 本文を読む
9月の発表会後の打ち上げで、オペラ(音楽)は理系なのか文系なのか・・・という話題で盛り上がりました。
そして「理数系」という結論に。なぜなら、オペラの舞台で歌手は様々な計算を同時にしながら演奏するから。歌も、テンポだって「なんとなく」ではなく、速さを計算しつつ、譜割も決められた寸法ピッタリに収めないと、オケとのタイミングも重唱での合わせも、お互いが正しい計算に基づいた演奏にしないとずれてしまう。 . . . 本文を読む
ここのところの本番続きでメールチェックを怠っていたので、久々に見ていると・・・METライブビューイングからのメルマガで、ドニゼッティ作曲のオペラ、アンナ・ボレーナの視聴版のお知らせが届いていました。タイトル・ロールはアンナ・ネトレプコ。衣裳もかなり精度の高い再現になっているそうで、イギリス貴族だけでなく庶民の服装にも注目したいところです。METの舞台は美しい。ナマではないけれど、この作品だけは見た . . . 本文を読む
怒涛のような2ヶ月でした。谷中の杜コンサートでアリア、二期会愛好家クラス発表会でデュオ、そしてコントラバスのソロデビュー。それぞれに思いがあり好きな曲だったのでどれも手を抜けなかったし、抜かなかったつもり。結果、まだまだ精進が必要とはいえ、今の自分が持っている実力の範囲での音楽はできたと思います。で、普通の日が戻って、また精度アップの日が始まりました。昨日は日声協でのLe violette。9月か . . . 本文を読む
コントラバスがソプラノ歌手に恋するお話、パトリック・ズュースキント『コントラバス』の逆バージョンというところでしょうか。私はソプラノですから高音が得意なのですが、暖かくて柔らかいメゾやバス/バリトンといった低音好き。その人たちが歌う歌曲などレッスンに持って行っては先生に「低過ぎ」「高い声は訓練で出るけど低い声は与えられたものだから」と、何度となく却下されたものでした。
そこで♪コントラバスで低声 . . . 本文を読む
と言っても、夢遊病の様々な症状のことを言っているわけではございません!
オペラアリアをアレンジした器楽曲は色々ありますが、今回出逢ったのは「夢遊病の女」による幻想曲、というコントラバスの曲です。明日のコントラバス発表会で、先生の模範演奏で演奏されるのがこの曲です。先日のリハーサルのときに、聞いたことがあるメロディが流れてきて「これは・・・!?」と驚いていると、ボッテジーニというコントラバスの演奏 . . . 本文を読む
昨日の本番もお天気に恵まれました。色々な本番当日の「晴れ率」は95%。残りの5%も朝はちょっと雨が降っても来場時間には晴れって感じで。そもそも晴れ女なのですけど。
さて、肝心の演奏は・・・4ヶ月半かけて仕上げたLakmeの重唱。基本ソロをやるクラスの発表会でアンサンブル(のみ)をやったため、「チクリ」と刺されたりもしましたが気にしない気にしない。伴奏のK先生からは「今までやった中では一番今日が良 . . . 本文を読む
昨日は明日の本番を控えて最後のレッスンとなりました。
今回は、私のクラスは仕事や家庭の事情で出演できない人が続出、そしてやはり仕事の都合で後期は継続できない人も発生。ちょっと淋しいのですが働く社会人のクラスですので、仕方ないです。
さて、最後のレッスンなのでまずは通しをして先生方からコメントをいただき、2グループに分かれて仕上げていきました。
今回私が歌うのはソロでなく、重唱。Lakmeの花 . . . 本文を読む
私の唯一のとりえである「健康」。人間ドックの成績です。1つだけ、要注意はあったのですが、生化学検査では何も異常がないので問題はないはず、とドクター。どのくらい優秀かといえば、標準値にも最低から最高値のラインがありますが、その真ん中から下の数値がほとんど。10年ほど同じところで検査を受けていますが、そのような生化学検査だけでなく、体重や中性脂肪といったメタボ系も、聴力や握力などの機能的な検査もほとん . . . 本文を読む