キャラメルボックスのクリスマツツアー公演「少年ラヂオ」を観ました。
今回はラッキーなことに最前列でした。
「昭和」って12月25日から始まった(つまり1週間しかなかった。昭和最後の64年も1月7日までだから1週間しかなかった)んですね。
クリスマス・ツアーはその冠通り、クリスマスをテーマにしているのですが、今回はそのあたりにひっかけているんでしょう。
時代は大正15年。
ラジオが登場したばかり頃のお話。あまり書くとまだ観てない方に申し訳ないないので、ちょっとだけ。
あらゆるメディアを駆使すれば、瞬時に世界中の情報を得ることのできる今と違って、見える範囲は決まっている。裏を返せば見えないものをどこまで信じられるか・・・ラジオが、メッセージを伝える手段(人と人をつなぐ)として使われるけど、そのあたりはややインパクトは弱いか?
「ラヂオ」とは主人公の名前でもあり(ややムリがある名前?)ました。背景に、関東大震災や世界大戦、大正天皇崩御など、結構重いテーマが隠れているのだけど、
明日に向かって夢に向かって生きること、悪と向き合う勇気、人を思う気持ちを大事にするなど、比較的ストレートなお話でありました。
ノストラジックな大正ロマン風のクラシカルな衣裳が、温かさをかもし出していました。今でも着れそうで素敵でした。
それに一番前だったので、迫力満点。先日舞台を踏んだばかりの私は、役者さんの動きなど、つい客観的に観察してしまいました。メリハリが違うなぁ~ 集中力がすごい!私たちが苦労したスローモーションなども、動きがとてもきれいでした。
というわけで、お芝居楽しみつつ、演技の勉強をさせてもらった感じでした。
ロビーではCDや台本、オリジナルグッズなどが販売されているのですが、 今回はまさに「キャラメルボックス製」のキャラメルなど出ていました。
ロビーのクリスマスツリー
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます