ミュージカルが終わって2週間が過ぎました。自分の感想書いてない。別にもったいつけていたわけでもないのですが、本番の舞台というより、そこに行き着くまでのことを思い巡らせてしまい、まとまりがつかなくなってしまったのです。
2006年11月22日(水)
私にとっての記念すべき日となりました。
だって、高校の音楽部の定演でミュージカルソングを歌って以来憧れていたミュージカルの舞台を踏んだのだから。
私はアマチュアのミュージカルを観たことがないし、どの程度できれば成功なのかもわからない。だから、自分たちのレベルが高いのか低いのかそれとも普通なのか、全くわかりません。でも、私の友人たちは正直な感想を聞く限り、レベルや完成度はさておき、観る人の心に何か残すことができたのは間違いないし、そう考えればよい舞台にできたかなぁ、と思います。
稽古はかなり大変でした。何がって、とにかく稽古日数が多かった・・・本番まで55回ほど!スタッフの方に言わせれば、これでも少ないらしいけど、宮仕えの身としては平日まで稽古とはちと厳しい。しかも家の事情などもあって、なかなか稽古に参加できず、稽古がつらいというより、参加したくても参加できないことがつらかったかも。
それと、音楽稽古をもっとやりたかったかな・・・
今回は演技が中心でそれにダンスを、そして歌という順?だったみたい。音やリズムをもっと正確にというところもなのですが、響きを集めて歌うとか、アンサンブルの作り方など歌としてまとめ方、やりきれなかったのはやっぱり残念。
でも、大変だったけど、稽古も本番も本当に楽しかった
思うに、何より、「カラフル」という作品の持つ力が大きかった!
そして、演出家の大谷美智浩さんの懐の大きなご指導、作曲の酒井さん、各人のレベルに合わせた振付をつけてくだった明羽美姫さんはもちろんのこと、ミュージカル劇団「イッツ・フォーリーズ」のメンバーや制作のオールスタッフの方々、のサポートによるところもかなり大きいと思いました。
稽古のフォローだけでなく、プログラムにしても・・・。
普通、演出や振付にプロの方が参加すると、その方のプロフィールなどが紹介されます。なのに、「カラフル」のプログラムには、それが全くないのですよ!私たちへの激励の言葉になっている。プログラムを作成された方に聞いたら「だって、出演するのはみんななんだから・・・」
そして、MMCの会員の中でも、稽古がスムーズに進むように早く稽古場に行って準備をしてくれた人たち、稽古日誌や振付のVTRをHPに載せてくれたり、ダメ出しの内容をメールで送ってくれたり・・・、稽古に行けない私はどれだけ助けられたかわかりません。
そうそう、主催の港区にも感謝!。予算を全く気にしなくてもいいなんて夢みたい。
自分の団体ではいつも胃が痛む思いしてますから。
同じフラメンコチームのメンバーを始めとする一緒に舞台を踏んだ仲間たち。
もちろん、来場してくださったお客様。
この公演に関わった全て方に感謝します!
お世話になったスタッフのみなさま。多謝!(プログラムより転載)
フラメンコーチームの天使スタイル!カワイイでしょ
お揃いのTシャツを作りました。色違いですが、前には
「Minato Musical compony」後ろには天使の羽根と「Calorful」
そして、私が今参加している団体、東京オペラシアター(TOT)に初めて足を踏み入れた日が1999年11月22日。この日見学に行ってそのまま入会を決めました。7年後の同じ日にミュージカルデビュー。
11月22日は私にとっての舞台記念日となりそうです。
自分のホームがありそれを軸に活動している、というスタンスが羨ましいです。
今度は“魔笛”ですね。楽しみにしています
ありがとうございます。魔笛、その内容の通り試練の日々です(笑)。
オペラ参加がきっかけで声楽を始めたので、そういう意味でもTOTはホームグランドかも。よかったら、きゃさりんさもどうぞ!HP、ただいま修復中なので、しばしお待ちを。