METライブビューイング、グノーの「ロミオとジュリエット」を見に行きました。
演目なのかアラーニャ&ネトレプコというキャストだからなのか、ライブビューイングとしてはかなり人の入りは多かった。
同じロミオとジュリエット題材でも、ベッリーニの「カプレティ家とモンテッキ家」とはちょっと展開が異なります。そもそもカプレティ家・・・の原作は、シェイクスピアではないらしいから、異なるのは当然だけど。
それはさておき、舞台は美しかった。
特に2幕冒頭の2人のベッドシーン。ベッドが舞台空間に宙吊りになっていて、周囲は星空。まるで宇宙のようで、2人だけの世界を描いていました。
真上からのアングルで見ることができるのも、映像ならではですね!
ネトレプコは美しく歌唱力抜群。
現代的なジュリエットですね。少し大人過ぎるような感じがしないでもない。
それにしても、こんな純粋に「愛に生きる」って最近忘れているかも・・・
愛を貫けないなら死をもって。。。、というのは、オペラではよく出てくるシーンではあるけれど、ちょっとそんな気持ちになりました。
私が今月から取り組み始めたアリア「私は生きたいの」を歌う上での全体感に触れることができたので、フランス語はまだ呪文レベルから抜けられないでいるけれど、少しイマジーネションが磨かれました。
次のレッスンで歌うのが楽しみです。
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