ドン・ジョバンニ

ドン・ジョバンニを見たのは、何年ぶりだろう？
たぶん、二期会の亜門さん演出で観たのが最後かも。

師匠は素敵でございましたが・・・
指揮者なしでオペラというのは、大変ですね。歌うほうもですが、オケも。
キャスト陣を見ても、ロビーでの様々なサービスなどこの団体を支える人たちの活動ぶりを見ても「よいオペラを低価格で実現したい！」という市民オペラの思いはよく理解するのですが、・・・という現実があるのもオペラ運営の厳しい部分。私自身もスタッフ経験があるのでよくわかります。


スタッフや合唱で参加すると聞いていた友人たちはいずれも「諸般の事情」で参加せず。そして、観に行くから現地で合流という予定だったけど、用事があったり体調が悪かったりでそれも叶わず1人で鑑賞となり、ちょっとさびしく・・・

音楽的なバランス調整に時間がかかったのか、1幕はやや集中力が欠ける雰囲気が流れていたし、1幕は空席も目立ったので、ちょっと心配しましたが、2幕にはほぼ満席となり舞台の密度も高くなっていました。
また、小編成オケとピアノでこれだけのキャストを支えてオペラを作り上げるはすごいエネルギーだったと思います。

終演後のカーテンコールが何度も続いていたのは言うまでもありません。

イタリア帰りの益光様のドン・ジョバンニも観たかったですが、明日は別の舞台を観に行くので残念ながら・・・。


明日の公演、大成功で終わって皆さん、美味しいが飲めますようお祈りします！
がんばってください