今日もミューズが微笑んで

歌うように暮らしたい。アートの道探しを楽しむJasmineのきままな日々。

ニーナ、または恋狂い

2009-05-12 | レッスン日記

すごいタイトルですよね。
イタリア古典歌曲の中にある「Il mio ben quando verrà」が歌われているオペラの日本語訳がこんなタイトルなのです。
作曲者のパイジェッロは、実は「セビリヤの理髪師」を最初に作曲した人なのです。オペラもたくさん作曲しているのに、オペラではあまり知られていない作曲家です。

日にちが前後してしまいますが、先週から二期会愛好家クラスの前期レッスン開始。
初日は試聴会だったので、この曲を歌いました。


GWに日声協のオプションレッスンを受講したのがこの曲。
先生から離れたところで歌うと、やはり色々崩れてしまいました。
一番の失敗は、喉が上がり過ぎないようにと下に落とす練習ばかりしていたら、ポジションが落ち過ぎて高音につながらなくなってしまったこと。
それでも以前に比べたら、中低音部が響いたのにはビックリ。少しは効果あったか。

反省その1「自分のよいポジションを早く覚える」


ここのところ短い曲ばかりやっていたので、長い曲で集中力にやや欠けたかも。録音聞くと後半が雑な感じ。前半部がうまくいかなくて、後は野となれ。。。となってしまってはNGです!建て直すことを考える。

反省その2「最後まで気を抜かないこと」


昨日の日声協のレッスンでは、Sebben crudeleを歌いましたが、以前より密度は濃くなったけれど、まだバラツキがある。ゆーき先生からは「正しい発音で歌えば声がはまるはず」とご指摘がありましたが、発音というか、GWのK先生からご教示いただいた口の開け方を少し変えることで響きが異なるのはわかったので、コントロールが足りないということなんでしょう。発音が変われば口の中の空間が変わるからね。

反省その3「もっと誤差に敏感になること」



こんなことに気をつけて、声と音楽の精度を上げるのが、前期の目標。
そしてIl mio ben をもっとアリアっぽく歌えるようになりたい。かな。

久々にお目にかかったM先生に「大曲ばかり持ってこないように」と言われてしまいましたけど、大丈夫。今、ミリ単位の調整をして、少しずつ変わっていくことが実感できて、楽しいのです!
でも、日声協はエクササイズに徹することにしたので、こちらでは少しだけ歌曲の種類を増やします。次回はイタリア古典。


愛好家クラスは半分くらい受講者が入れ替わりました。いつものように、試聴会の後は自己紹介してインペクを決めて。
私はこちらでも最古参で、またもやインペクをやることになってしまいました。日声協は手がかからないのですが、愛好家クラスはやること多いのでちょっと大変・・・。

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