時間

2016-09-25 15:22:04 | あれこれ
時間は相対的なものである。

7月の終わりにあんなことがあって、
ただでさえ、過ごしやり辛い夏。
その夏がどんなに長く感じられるだろうと思っていた。

ところが、である。
この2ヵ月、あっという間に過ぎていったと感じる。
前回、Mちゃんと会った時もそうだった。
確かに、Mちゃんと会うのは楽しいので、いつもあっという間に時間が過ぎる。
でも、それとはちょっと違う。
感覚的に、思っていたよりも早く時間が過ぎてしまっていたのである。
何で?

私のこの30年は、早かったのだろうか?
ゆっくりだったのだろうか?
子供が小学校を卒業するまでは長かった気がする。
自分のこともそうだな。
自分自身、小学校を卒業するまでは長かったな。
でも今までは、時間は、誰にでも平等に同じように流れていくという感覚しかなかった気がする。

この2ヵ月は、どうしてこんなに早く過ぎていってくれたのだろう?
落ち込んで、泣いてばかりいなかったから?
充実していたから?
やりたいことがたくさんあったから?

元々私は、時間がないなんて思うことはほとんどなかった。
どちらかと言うと、時間を持て余していた。
だから、時間を上手に使いましょうなんて話は、私には関係のないことだった。
何かをやろうと思えば、たっぷり時間の取れる日にしか予定を入れなかった。
一日に、いくつも予定を入れれば疲れる。
そんな贅沢な毎日だった。
スケジュール帳は真っ白で、何年か前から月別の予定だけが書き込める薄っぺらいものに変えた。

この2ヵ月、何をしていたのか?
歯医者に通い始めた。
音訳のボランティアの勉強を始めた。(でも、これはまだ2回出かけて行っただけだ)。
アクアビクスを再開した。
断捨離を始めた。
これもぼちぼちとゆっくり。できる範囲で。
断捨離に並行して、このままでは捨てなければならないと思う服をリフォームしたり、
端切れで小物を作ったりした。
少なくとも、今まで何回か試みた断捨離よりは継続している。
私が物を整理していると、夫も不用品を片づけるようになった。
いい効果。

リハビリには、最後に行ってから1ヶ月になった。
1ヶ月を過ぎると、新患扱いになるので、診察を受けなければいけない。
肩にはまだ違和感があるが、苦痛に感じるほどでもない。
でも、そろそろもらいだめしていた薬も無くなる。
どうしようか?市販薬で済ませるか?考えどころである。
マッサージにも行ってみた。
Mちゃんの言う「初回荒らし」というのもいいかもしれない。
でも、やっぱり月に一度が限度だよな。

来週は、私にとってのXデーというのがやってくる。
その後は、どうなるのだろう?
私の時間は。
今の私の時間感覚が、いいことなのかそうでないのか、それはよくわからない。
でも…、まあ、悪くはないな。



君の名は。

2016-09-24 08:48:38 | 日記
あっちからも、こっちからも、「良かったー!!」という声が聞こえてくるこの映画。
流行り物にはあまり興味のない私だが、気になって観に行った。

先にちょっとリサーチしてみる。
ただの恋物語じゃないんだな。
越智さんも絶賛!?
これは、今月の仕事が始まる前に行かなくちゃ!

めちゃくちゃ良かったよー!!!
なんだか自分でもよくわからない場面で、気持ちが込みあげてくる。
涙すら出てくる。
この私が!?
私の涙って、滅多にお目にかかれない。

恋する切なさに敏感になっているから?
それだけじゃない。
「運命」。
運命で繋がっている2人。

まさに今の私には、感じるところの多過ぎる内容だ。

「逢えなくても繋がっているという感覚」。
それは私の独りよがり?

ここのところ、運命に少し疑心暗鬼になっていた。
やっぱりそんなことあるはずない。
そんな風に感じやすくなっていた。
そんな私に力をくれた。
この映画と出逢えたことも「運命」。

運命を示唆する事柄が、いろいろと飛び込んできていた。
それはそういう風に思いたいだけ?
本当に運命なのか、そうでないのか。
運命だと信じることができた方が、私の人生に花が咲く?
それならそんな風に生きた方が楽しそうじゃないか!?
そんな人間を神様は好きだったんじゃないのか?

映画を観ていたこと自体が、まるで夢を見ていたようで…。
主人公たちが、さっきまで覚えていた相手の名前を思い出せなくなる。
それはまさしく、夢から目覚めたときの感覚。
映画を観て涙を流した、その時の私の感情も、夢の中の出来事のようで。
でも、それがいつか夢じゃなくて現実になる。
夢と現実の境目は一体何なのか!?

映画館から帰ってテレビに目を向けると、
『君の名は。』の興行収入100億超えのニュースが。







男友達

2016-09-23 09:47:22 | あれこれ
女友達っていう選択肢はないのかなあ?
女の子っていう存在は、恋愛の対象でしかないのかな?
そうでない女性は、ただの知り合い?

私は?
私は、男友達ってたくさんいるつもりだったけど…。
プライベートにメールするような相手は、そんなにはいないかなあ?
1人、2人、3人…、あともう1人くらいいるかな?
そうだよなあ。
普通、既婚者が、異性とプライベートなメールって、
いけないことするみたいに、ドキドキしながらするもんだよな。
何でかなあ?
男だって、女だって、私にとっては友達なんだけどな。

でも考えてみたら、その4人て…。
みんな一度は私のこと好きだって言ってくれた人ばかりだなあ。
他の人とは、連絡先は知ってても、事務的なこととか、飲み会の連絡とか、
そういうメールしかしないなあ。
そういう人たちも、私にとっては「男友達」なんだけど。
やっぱりプライベートな内容のメールできる人とはちょっと違うかもしれないな。

そういう風に考えていくと…。
結局、純粋な男女間の友情っていうのは、成立しないのだろうか?
私は、彼らと純粋に仲のいい男友達と思ってつき合っていても、
あちらはそうは思ってなかったってことだよね?
そんな風に仲良くしてたら、相手のことを好きになっちゃうものなのかな?

他に、純粋な男友達って言える人っていなかったかなあ?
うーん…。いるような、いないような…。
私たちの時代って、携帯もメールもなくて、気軽に連絡取り合う手段ってなかったから、
ついつい連絡が途絶えて、懐かしい人になっていっちゃったんだな。
女の子の友達だってそうだもんね。
結婚して、子育てとかで忙しくて、なかなか連絡取り合う余裕もないと、
いつの間にか時間がたってしまっていて。
「久しぶりぃ~!!」なんて言って、わざわざ連絡するような相手もそうそういなくなっちゃう。
多分みんな、新しい環境で新しい友達ができて…。
でもやっぱり、学生時代の友達って格別だよね。

男でも、女でも、友達ってやっぱり「財産」だよね?

恋愛上手

2016-09-22 11:01:56 | あれこれ
恋愛上手な人っていると思う。
私のように、失くした恋をひきずらない人。
そういう人は相手に対する想いが、決して強くなかったというわけじゃなくて…。
上手に気持ちを切り替えていけるというか…。
うーん…。ちょっと違うなあ。
自分に甘くないのかな?
もしそうなら…。
やっぱりよくわからないな。
私は確かに自分に甘いけれど、ただひたすら甘いわけでもないと思う。
私より甘い人なんて、いくらでもいる気がする。
そんなことないのかな?
私のような恋愛下手は、そうそういっぱいいるようにも思わないんだけどな。

ちょっと前にブックオフで買った本。
皮膚科での待ち時間に開いてみて、前書きを読んだだけで惹きつけられた。
島村洋子さんという人の『好きで、たまらない』という本。
読んでいて、わかるわかるぅ~!!という感じ。
そして、私はこう言う風には立ち回れないという思い。
きゅんきゅんする想いと、情けない思い。

見ると、この本が書かれたのは、25年も前のようだった。
作者のことを少し調べてみた。
コバルトシリーズを書いていた人らしい。
コバルトシリーズ…。この手の小説を私はほとんど読んでこなかった。
若い友達に奨められて、氷室冴子さんの本を何冊か読んだくらい。
何か探して読んでみようかな?(今さら?)


店長

2016-09-22 10:51:12 | あれこれ
髪にメッシュを入れた時に記事に書いた美容院の店長。
ちょっと変な人。
かつてその美容院に通っていた娘が言う。
「あの人、うざいから嫌い」。
その気持ちはよくわかる。
確かにうざい。

初めて会った時から、変な人だと思っていた。
でも、私は「うざい」と思いながらも、彼のことが何となく嫌いじゃなかった。

なんだか「うざい」から、反抗しやすいのである。
私は、専門家の意見に面と向かって反抗するのは苦手なので、
最初はおとなしく引き下がっていた。
メッシュの記事の時に書いたように、あの日は彼と闘うつもりで出かけていった。
実際闘って、8割方私が勝った。
その結果、店長の忠告に逆らったにもかかわらず、私の髪はとてもいい感じに仕上がった。
今思えば、あの日も私の転機の一つだったような気がする。

この、人とコミュニケーションをとるのが苦手だった私が、
店長には、なんだか言いたいことを言えるのである。
こんなことを言ったら、相手は呆れるだろうと思うようなことをスラスラと言えるのである。
きっと、彼に言えるようになったから、他の人にも言えるようになったのだろう。
そう思うと感謝である。
あの「うざい」店長に。
ありがとう。

そうだな。
考えてみれば、美容院って、一番自分の言いたいことを言ってもいい場所なのかもしれないなあ。


でも…。
ここからはちょっと余談なのだが…。
昨日、その美容院に行って、パーマをかけた。
口で、こういう風にしたいと言って、
店長はすぐに理解したみたいで、
確かに私はその時、「カタログ」見せてくれないんだと思った。
でも、店長が私と全く違う髪型をイメージしていたなんて思ってもみなかった。
ロットをはずして、仕上げにかかった時、「え!?」と思った。
「これじゃな~い!!」
でも、こうなってしまったら仕方ない。
時間がかかって疲れていたし、お腹も空いていたので、私には闘う元気がなかった。
それに、これはこれで悪くないと思ってしまったのだ。
確かにこれは、昔私がしたかった髪型ではあるのだ。
「これでもいいけど、本当はこういう風にしたかった」とそれを伝えるのも面倒になっていた。
「まあ、いいか」と思って帰ってきた。

夫も「それはそれでいいんじゃない?」と言ってくれたけど。
娘には言われた。
「直して!って言えば?」
「ちゃんと写真見せた?」
「でも、これはこれでいいかな?と思って…」。
「そうかなあ?」