平穏な毎日

平穏な毎日である。
特に事件が起こるわけでもないけれど、
何かしら、新しいことをやってみたり、
珍しい経験をしたり…。
ただつまらないだけの日々でもない。

１年半前までの平穏な毎日ともちょっと違う。
ちょっとだけ成長できたのだろうか？

特に何も変化のない平穏な日々が倖せだなんて思えないで、
何か目新しいものを求めていた。
そんな私だった。

今、私は、本当に、この平穏な毎日を手放そうなんて思っているのだろうか？
恋をしていた間は、倖せな日もあれば、辛い日もあった。
心はジェットコースターだった。
倖せな日は、ものすごく倖せだったけれど、
辛い日は、ものすごく辛かった。
あの頃に、本当に戻りたいと思っているのだろうか？

あの頃に戻りたいわけではない。
もっと落ち着いた心でいられる状態を望んでいるのだ。
それはどんな状態だろう？
具体的にそこのところがよくわからない。
想像してみても、それはできないよという事情が絡んできて、
何がベストなのかわからない。
こんなわからない状態のままで、Ｘデーを迎えてしまう。

なるようになれだ。
Ｘデーなんて言っているけれど、それはただの期待外れの一日に終わってしまうかもしれない。
そう、確かにまだ早過ぎる。
この平穏な毎日が、まだどれだけ続けられるのか、
この毎日を有難いと思い続けることができるのか？
まだ定着？できていないと思う。
平穏な毎日と言うよりは、その平穏さが物珍しいような、そんな状態である。

今日も少々活動的に過ごしてきた。
昨日の雨で、仕事ができなかった。
今日はそれを取り返さなければならないというのに、
予定通りに、出かけてきた。
午前中に、新しく勉強を始めた音訳のボランティアサークルの例会というやつに参加した。
私はまだ会員ではないが、ボイストレーニングの講習があるので是非参加をということだった。
ほとんどが知らない人ばかりの中で、
私は極自然体で、そして私らしく行動してきた。
楽しかった。でも、全然声が出なくなっていることに驚く。
時間ギリギリで、午後からのアクアビクスにも行ってきた。
ここでも、帰り際、自然に他の話慣れない人や、先生と会話できて、
前からの疑問点を解消することができた。

今日の星座占いは、１位だった。
少し休んだら仕事に出かけよう。
今日はきっと、すべてうまくいく。