だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

ドイツの侵略と現代の難民問題

2018-12-04 22:18:15 | 映画
ドイツ出身の女流作家アンナ・ゼーガース(本名:ネティ・ラドヴァーニ)の生きた時代(1900年~1983年)。

それはまさにナチスの時代で、1933年ナチスドイツで政権を握るとゲシュタポに逮捕されます。1925年に亡命ハンガリー人と…

結婚し、ハンガリー国籍だったため釈放されます。その後、スイスに渡り、さらに家族とフランスへ。この頃に発表した小説が…

フレッド・ジンネマン監督が映画化した「第七の十字架」(44未)の原作でした。スペンサー・トレイシー、ヒューム・クローニン、

ジェシカ・タンディ、アグネス・ムーアヘッドと懐かしい名前が並びます。当然、未見。見てみたいです。1942年発表。

続く1944年発表が『トランジット』という小説。「東ベルリンから来た女」(12)や「あの日のように抱きしめて」(14)の監督…

クリスティアン・ペッツォルトの最新作は、その映画化。「未来を乗り換えた男」です。舞台は、現代のフランス。

ファシズムが吹き荒れる祖国ドイツを逃れ、パリから港町マルセイユに辿り着いたのは、元レジスタンスのゲオルク(フランツ・ロゴフスキ)。

パリのホテルで自殺を図った亡命作家のヴァイデルに成り済まし、船でメキシコへ行こうと計画。そんな時、夫の行方を捜すマリー…

(パウラ・ベーア)という女性と出会います。果たして、2人の運命は?物語は、ゼーガース自身の亡命体験と被ります。面白そう。

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