グー・シャオガン監督、山水映画第２弾

３年前の２月、予告編と美しい景色に見惚れて見に行ったのが、グー・シャオガン脚本、監督「春江水暖 しゅんこうすいだん」（１９）でした。

長編監督デビュー作、１５０分の大作で、２０１９年カンヌ国際映画祭批評家週間のクロージング作品に選ばれました。こんなに美しい中国映画は…

あまり知らなくて、ベトナムのトラン・アン・ユン監督「青いパパイヤの香り」（９３）のような言葉より映像を語る作品でした。４年ぶりの新作が…

「西湖畔（せいこはん）に生きる」（２３）です。それにしても久しぶりの監督作品。主人公の顔をＵＰにしたポスターもありますが…

原題の『草木人間』の文字の入ったポスターがあり、こちらをご紹介。しかし、本作はマルチ商法がテーマ。「春江水暖」が監督の故郷“富陽”を…

舞台に親子三代の大家族を描いたものとは大きく違います。ところが本作は仏教の故事に着想を得たと知り、興味津々。釈迦の十大弟子の１人、

目連が地獄に堕ちた母親を救う『目連救母』の物語です。舞台は前作同様、杭州市。最高峰の中国茶“龍井茶”の生産地としても有名な西湖の畔に暮らし…

茶摘みの仕事をしているタイホア（ジアン・チンチン）。１０年前に夫が家を出て以来、息子ムーリエン（ウー・レイ）を大学生になるまで…

１人で育てて来ました。ところがタイホアと茶畑の主人との関係が問題となり、茶畑を追い出されてしまいます。仕事仲間に誘われ、マルチ商法に…

手を染めてしまうタイホア。母を心配するムーリエンはある行動にでます。果たして？美しい天上から地獄へと落ちていく母をどう救うのか、必見。