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映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

アンブロジアーナ図書館・絵画館コレクション、初来日

2013-05-07 21:30:38 | 展覧会
もう、始まっています。上野の東京都美術館で、開催の「レオナルド・ダ・ヴィンチ展 天才の肖像」。もう行かれましたか?上野へは、国立西洋美術館での「ラファエロ」展を見たばかり。

その時、この展覧会のことは知らなかったんですよね~。日本では、レオナルド・ダ・ヴィンチの展覧会はいろいろな視点で、今まで何度も開催されています。結構、見ています。はい。

アンブロジアーナ図書館ってご存知ですか?知りませんでした。イタリアに行ったことがないので、まだまだ知らない美術館(ここでは図書館だけど)があるんだろうな~と、感慨ひとしお。

イタリアのミラノにあり、フェデリーコ・ボッロメオ枢機卿によって1607年創設、1609年公開されたそうです。また、絵画館もあります。本展は、この図書館、絵画館所蔵の作品が来日。

イタリア・ルネッサンスの巨匠ダ・ヴィンチのミラノ時代の作品です。第1章:アンブロジアーナ図書館・絵画館/『岩窟の聖母』(1611年頃)ヴェスピーノ(本名アンドレア・ビアンキ)模写です。

『貴婦人の肖像』(1490年頃)ロンバルディア地方のレオナルド派の画家、『ミケランジェロの葬儀用モニュメントのための設計案』(1564年頃)ザノービ・ラストゥリカーティ(帰属)

第2章:レオナルド 思考の迷宮/『複数の弩を装備した歯車の素描』アトランティコ手稿(1485~87年頃) 第3章:レオナルドとレオナルデスキ/『音楽家の肖像』(1485年頃)共にダ・ヴィンチ

『幼子イエスと子羊』1520年代後半)ベルナルディーノ・ルイーニ(本名ベルナルディーノ・スカーピ)、『洗礼者聖ヨハネ』(1520年頃)ロンバルディア地方のレオナルド派の画家

『聖家族と洗礼者ヨハネ』(1526~30年頃)ベルナルディーノ・ルイーニなど。こうして見ると、本物のダ・ヴィンチの作品は少なく、レオナルドの追従者“レオナルデスキ”に注目。

それにしても、レオナルド・ダ・ヴィンチは本当に天才。絵画、彫刻、建築、音楽、科学、数学、工学、発明、解剖学、地学、植物学などにその天才ぶりを発揮。それを見に行きましょう。

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