だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

愛しのナポレオン

2006-11-15 21:17:14 | もう一度見たい!
ジャック・ブラック主演の「ナチョ・リブレ」を見る前にと思って、ジャレッド・へス監督を予習しておこうと思った私。未公開で初監督作の「バス男」(04)を、レンタルDVDして来ました。もちろん、2作目の「ナチョ・リブレ」も見ましたよ!

で、遅ればせながら見た「バス男」にゾッコン♪今さらのように書いてしまいます。まず、邦題の安易さ、バカバカさに怒りを覚えます。ちょうど日本でヒットした「電車男」にあやかったよう。確かに映画の冒頭で、スクールバスに乗る主人ではありますが…。

こんなタイトルのせいか、公開は見送られ、レンタルスルー。しかもスタッフ・キャストは有名でないから、レンタルも気付かないかも。しかし、一度見たら病みつきになる面白さ♪そのため、口コミで日本でも密かなファンが増えてます。私もそう。

私は予習がてら(監督1作目)だったんですが、ハマってます。DVD、買いました。この映画の面白さ、それは制作費がわずか400万円くらいだったのが、全米で40億円以上の大ヒットとなったことでもわかります。

原題は主人公の名前、“NAPOLEON DYNAMITE”(ナポレオン・ダイナマイト)。アイダホの片田舎に住む、まったくイケてない、ホントに冴えない高校生ナポレオン(ジョン・ヘダー)。頭もあんまり良くないし、運動神経もイマイチだし、服の趣味といったら…。学校では全然もてないし、むしろいじめにあっているくらい。(同級生もイマイチだけど)

彼の家族もどうしょうもない面々。兄はチャットに夢中、叔父さんは妖しげなセールをやっている…。ある日、学校にメキシコ人の転校生ペドロ(エフレン・ラミレッツ)がやって来ます。2人は友達になり、女の子にもてようと生徒会長に立候補!オイオイ!

ここまで見ると、これって“青春物”なんですよね。でも相当~ゆるい。監督は15分ほどのショート・ムービーを製作していて、それを長編にしたのが本作。(特典に収録)インディーズ系の映画の経路がわかって、興味深いです。

オープニングのタイトルやキャストの名前の出し方や、エンドロールの後に追加撮影したという、豪華な(?)おまけシーンなど、うれしくなる遊び心がいっぱい。もし、未見でしたらお勧めしま~す。クセになります。また、見ようっと♪

おまけ:クラスの女の子デブ(太ってません、名前です)役に、「コリーナ・コリーナ」(←大好き!)のティナ・マジョリーノが出演。大きくなったなぁ~。

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