だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

バカのカベの意味は?

2012-10-16 19:55:39 | 演劇
1937年7月28日パリ出身のフランシス・ヴェベールは、脚本家で監督。脚本作には「Mr.レディMr.マダム」(78)「Mr.レディMr.マダム2」(80)が有名。リメイクが「バードケージ」(96)ですね。

ライアン・オニールとジョン・ハート主演の「パートナーズ」(82未)の脚本も書いてます。←面白かった。ニック・ノルティ、マーチィン・ショート主演「3人の逃亡者」(88)、ジャン・レノ主演「ジャガー」(96)

さらに、ダニエル・オートゥイユ主演「メルシィ!人生」(00)、ジャン・レノとジェラール・ドパルデュー主演「ルビー&カンタン」(03)などもフランシス・ヴェベール脚本・監督作品です。

ジャック・ヴィルレ、ティエリー・レルミット主演「奇人たちの晩餐会」(98)は、後にジェイ・ローチ監督、スティーヴ・カレル、ポール・ラッド主演「奇人たちの晩餐会 USA」(10未)でリメイク。

「奇人たちの晩餐」は、パリ在住の編集者ピエール・ブロシャン(レルミット)が毎週水曜日に開くディナーが舞台。招かれたメンバーは、必ずゲストを連れて来てその奇人変人ぶりを競うのです。

今回は、大蔵省の会計係フランソワ・ピニョン(ヴィルレ)を招待。彼はマッチ棒で模型を作るのに熱中している変人。結末は映画を見ていただくとして、フランスならではのきついブラックな作品。

もともと本作は、舞台劇。日本でも『おばかさんの夕食会』として、99年と01年に坪内孝則(ピエール)と辻萬長(フランソワ)主演で上演。ご覧になった方もいらっしゃるでしょう。

この冬、加藤健一事務所で上演!「バカのカベ ~フランス風~」がそれ。なんとも内容ばっちりのタイトルではありませんか!訳・演出は、『おばかさんの夕食会』と同じ鵜山仁。

ピエール役は加藤さんと30年ぶりの共演になる、風間杜夫。その加藤さんはもちろん、フランソワ役。その他、新井康弘、清水明彦(文学座)、西川浩幸(演劇集団キャラメルボックス)

日下由美、加藤忍…と豪華キャストが揃いました。さらにナレーションに平田満。すごい!これは見なくっちゃいけません。前作「シュペリオール・ドーナツ」を都合で見逃したので、再演よろしく!

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