だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

リンチ監督の「砂の惑星」を今こそ

2024-06-19 20:25:56 | 映画
もちろん劇場で見たし、DVDも購入。フランク・ハーバートの原作は未読ですが、その世界観は大好き。TVM「デューン 砂の惑星」(00)と続編の…

「デューン 砂の惑星Ⅱ」(03)、その後ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督「DUNE/デューン 砂の惑星」(20)と「デューン 砂の惑星PART2」(24)も…

製作されましたが、大のお気に入りはデヴィッド・リンチ監督の「砂の惑星」(84)。誰がなんと言っても。監督作の「イレイザーヘッド」(76)から…

「ブルーベルベット」(86)などの他、代表作がいっぱい。俳優としても活躍するリンチ監督。アレハンドロ・ホドロフスキー監督が映画化しようとし…

苦難の末、断念した模様をドキュメンタリーにした「ホドロフスキーのDUNE」(13)もお勧めですが、いかに映像化不可能な作品を…

リンチ監督が映画に仕上げたか、本当に素晴らしいのです。ただし最終的な編集権がスタジオ側にあり、意図しない編集などのため、監督だけでなく…

見る側も不満の残る作品ではありました。しかし!「ツイン・ピークス」以前のカイル・マクラクランのポール役、美しきフェイド役のスティング、

くるくる回るハルコネン男爵役のケネス・マクミラン、フレーメンのリンダ・ハント、皇帝の娘イルーラン姫役の麗しいヴァージニア・マドセンなど。

そして「ホドロフスキー版」でH・R・ギーガーが担当するはずだったデザインに負けない、リンチ版の美術。ブライアン・イーノとTOTOの音楽。最高です!

そのリンチ監督の「デューン/砂の惑星 4Kリマスター版」が劇場公開されます。ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督、ティモシー・シャラメ版とぜひ見比べてみては?

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