だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

不思議な能力を持つ墓泥棒

2024-06-09 20:05:52 | 映画
アリーチェ・ロルヴァケル監督は、1980年12月29日イタリア、トスカーナ州フィエーゾレ出身。43歳の女性監督です。作品はまだ少なく…

日本ではイタリア映画祭で上映された「天空のからだ」(11)、カンヌ国際映画祭でグランプリを受賞した「夏をゆく人々」(14)、

同じくカンヌで脚本賞を受賞した「幸福なラザロ」(18)が公開されています。短編映画も監督していますが、自身の作品の脚本も書いています。

5年ぶりに脚本と監督を担当したのが「墓泥棒と失われた女神」(23)。第76回カンヌ国際映画祭のパルム・ドールにノミネートされています。

1980年代、イタリアのトスカーナ地方の田舎町。考古学愛好家のアーサー(ジョシュ・オコナー)は、かつての恋人を忘れられずにいました。

そのアーサーはある特殊能力の持ち主。それは紀元前に繁栄した古代エトルリア人の遺跡を発見できるというもの。すぐには信じられない不思議な力を…

駆使して盗掘に手を染めていたアーサー。墓泥棒仲間と埋葬品を掘り起こしては売りさばき、日銭を稼いでいるのです。そんなある日…

アーサーたちは希少価値を持つ美しい女神像を発見。事態は闇のアート市場をも巻き込んだ騒動へ。果たして?ジョシュ・オコナーはイギリス人俳優で…

「ゴッズ・オウン・カントリー」(17)、「幸せの答え合わせ」(18)、「帰らない日曜日」(21)、最新作「チャレンジャーズ」(24)に出演。

共演にイザベラ・ロッセリーニ。「幸福なラザロ」の不思議な世界観を見た監督のファンは、本作でもロルヴァケル監督に惑わされるかも。
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