だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

ボッティチェッリの大回顧展です。

2016-01-13 20:57:31 | 展覧会
新しい年が始まり、2週間が過ぎました。相変わらず、お休みには映画を見に出かけています。そんな中、春、桜の季節にぜひともお勧めの展覧会のご紹介です。

場所は東京の桜の名所、上野の森にある“東京都美術館”。4月3日まで開催される「ボッティチェリ展」は、桜の花見がてらぜひともお出かけしましょう。

イタリア、フィレンツェ出身(1444年?45年?3月1日)のサンドロ・ボッティチェッリ。初期ルネサンスのフィレンツェ派代表的画家で、フィリッポ・リッピの元で学びます。

そしてメディチ家の保護を受け、宗教画、神話画などの傑作を残したボッティチェッリ。なんと言っても、ウフィツィ美術館所蔵『プリマヴェーラ』(1477~78年頃)と、

『ヴィーナスの誕生』(1485年頃)が有名ですね。今回の展覧会は、日伊国交樹立150周年を記念する企画として、イタリア政府の全面的な協力のもと実現しました。

フィレンツェを中心に世界中から、ボッティチェリの作品が20点以上来日。絵画ファンはもちろん、ボッティチェッリの名前を聞いたことがある人は、絶対見なくてはなりません!

では、来日する作品は…ポスターになった『聖母子(書物の聖母)』(1482年/35歳頃)、『ラーマ家の東方三博士の礼拝』(1475年/30歳頃)、『美しきシモネッタの肖像』…

(1480年/35歳頃)の他、『バラ園の聖母』、『女性の肖像』、『書斎の聖アウグスティヌス(聖アウグスティヌスに訪れた幻視)』、『ホロフェルネスの頭部を持つユディト』…

『磔刑のキリスト』、『パリスの審判』、『聖ヒエロニムスの聖体拝領』、『オリーヴ園の祈り』、『聖母子と4人の天使(バラの聖母)』。さらにフィリッポ・リッピ作『聖母子』…

『幼児キリストを礼拝する聖母』も。1510年5月17日、65歳(66歳?)のボッティチェッリは、フィレンツェで亡くなります。『書籍の聖母』は、初来日。必見です。

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