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だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

オスカー作品賞のジャーナリスト映画

2016-03-02 21:14:24 | 映画
第88回アカデミー賞の結果は、ファンならすでにご存じのはず。見事、作品賞を受賞したのがトム・マッカーシー監督「スポットライト 世紀のスクープ」(15)でした。

まだ公開前でしたがチラシを見た時、他の候補になるだろう作品たちの中で、1番興味を持ちました。なにより内容が衝撃的。しかもマイケル・キートン、昨年の「バードマン」に…

続いての主演作での活躍!さらにトム・マッカーシーとジョシュ・シンガーが、脚本賞を受賞。トム・マッカーシーは「扉をたたく人」(07)でも、高い評価を得た人。

2001年夏、ボストン・グローブ紙に新しい編集局長マーティ・バロン(リーヴ・シュレイバー)が着任します。マイアミから来たバロンは、ある神父による性的虐待事件を…

詳しく掘り下げることにします。カトリック系住民が多いボストンでは、教会のスキャンダルはタブー。担当を命じられたのは、“スポットライト”の4人の記者たち。

“スポットライト”とは独自の極秘調査に基づく特集記事欄のことで、リーダーはデスクのウォルター“ロビー”ロビンソン(マイケル・キートン)、マイク・レゼンデス(マーク・ラファロ)

マット・キャロル(ブライアン・ダーシー・ジェームズ)、そしてサーシャ・ファイファー(レイチェル・マクアダムス)。ベテラン部長ベン・ブラッドリー・Jr(ジョン・スラッテリー)は…

当初バロンの方針に反対しますが、彼らが事件の被害者や弁護士らへの地道な取材を積み重ねていくうち、事に深刻さに驚くのでした。果たして、それは?

2002年1月ボストン・グローブ紙の1面を飾った内容は、実際に起きた出来事。数十人もの神父による児童への性的虐待と、カトリック教会が組織ぐるみで隠蔽してきた事実。

アラン・J・パクラ監督「大統領の陰謀」(76)を思い出させる本作。さらに2003年ピューリッツァー賞『公益部門』を受賞した彼らの調査報道を、ぜひ!スタンリー・トゥッチ共演。
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