江戸東京博物館で開催中の「始皇帝と彩色兵馬俑展」、とっても関心あり!以前、世田谷美術館で開催された“秦の始皇帝とその時代展”(94)という展覧会に行ったことがあります。
歴史が好きな私は、秦の始皇帝についての簡単な知識はあったものの、兵馬俑は未見。ワクワクしながら、見に行きました。1986年3月30日開館の世田谷美術館へは、初めての来館。東京都立砧公園の中にあり緑豊かな立地でした。今年は開館20周年なんですね。
始皇帝(紀元前259年1月~紀元前210年7月)は、紀元前246年から紀元前210年の間在位し、初めて中国六国(自国を含めると七国)を統一。自らを皇帝としたのは、紀元前221年からのこと。
戦争が終り、国中の武器を集めて巨大な像を作ったり、度量衡(度←長さ、量←体積、衡←重さ)の単位、貨幣、車の幅を統一しました。また、秦で使われていた漢字を全国で使うようにしたり、全国の交通整備を推進。紀元前214年には、万里の長城の修復もしました。偉大な人でした。
一方、“焚書”といって(医療や農業などの実用書以外の)秦王朝を批判する書物を焼き払ったり、不老不死の仙薬作りを命じて失敗すると“坑儒”といって、460人もの学者を穴埋めにしたりと、悪業も残っています。
西安にある始皇帝陵の一部が、兵馬俑です。その規模の大きさは実際に行って見ないと分からないでしょうね~。その広大さ、財政にかかる負担、多くの人員徴集が、秦の崩壊の原因になったことは言うまでもありませんね。
1974年に当地の農民が井戸掘りをしていた時、偶然、兵馬俑の一部を発見し届出、礼金として10元(現在で130円くらい)を受け取ったという話は有名。そして1999年、今度は彩色された兵馬俑が発見されました。テラコッタ一色の兵馬俑は、実は鮮やかな彩色が施されていたんですね。今回、初公開です。
また展覧会では、司馬遷の『史記』の世界も紹介されています。あまり詳しくないのでこれには興味津々。時間を見つけてぜひ行ってみたいです。10月まで。
歴史が好きな私は、秦の始皇帝についての簡単な知識はあったものの、兵馬俑は未見。ワクワクしながら、見に行きました。1986年3月30日開館の世田谷美術館へは、初めての来館。東京都立砧公園の中にあり緑豊かな立地でした。今年は開館20周年なんですね。
始皇帝(紀元前259年1月~紀元前210年7月)は、紀元前246年から紀元前210年の間在位し、初めて中国六国(自国を含めると七国)を統一。自らを皇帝としたのは、紀元前221年からのこと。
戦争が終り、国中の武器を集めて巨大な像を作ったり、度量衡(度←長さ、量←体積、衡←重さ)の単位、貨幣、車の幅を統一しました。また、秦で使われていた漢字を全国で使うようにしたり、全国の交通整備を推進。紀元前214年には、万里の長城の修復もしました。偉大な人でした。
一方、“焚書”といって(医療や農業などの実用書以外の)秦王朝を批判する書物を焼き払ったり、不老不死の仙薬作りを命じて失敗すると“坑儒”といって、460人もの学者を穴埋めにしたりと、悪業も残っています。
西安にある始皇帝陵の一部が、兵馬俑です。その規模の大きさは実際に行って見ないと分からないでしょうね~。その広大さ、財政にかかる負担、多くの人員徴集が、秦の崩壊の原因になったことは言うまでもありませんね。
1974年に当地の農民が井戸掘りをしていた時、偶然、兵馬俑の一部を発見し届出、礼金として10元(現在で130円くらい)を受け取ったという話は有名。そして1999年、今度は彩色された兵馬俑が発見されました。テラコッタ一色の兵馬俑は、実は鮮やかな彩色が施されていたんですね。今回、初公開です。
また展覧会では、司馬遷の『史記』の世界も紹介されています。あまり詳しくないのでこれには興味津々。時間を見つけてぜひ行ってみたいです。10月まで。