だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

37本目は、ロンドンで

2006-08-04 21:12:10 | 映画
監督の名前だけで見に行く映画。その1人が、ウディ・アレンです。1935年12月1日(映画の日だ!)ブルックリンで生まれたウディ・アレンは、生粋のニューヨーカー。

自分が作る映画の舞台は当然、NY。意外と偏屈な面があって、「アニー・ホール」(77)でアカデミー賞の監督賞と脚本賞を受賞した時も、ロスの授賞式は欠席。マンハッタンのクラブで、得意のクラリネット演奏をしていたのは有名なお話。

「ハンナとその姉妹」(86)で、再び脚本賞を受賞した時も欠席。飛行機嫌いという噂も…。ウディ・アレンを知らない人はその容姿から『どこがいいの?』っていう声も聞こえますが、彼の映画は都会派のセンスに満ちた、とってもお洒落な作風なんです。

シリアスドラマから、コメディ、ロマンス、スリラー、サスペンス、ミュージカル…と幅広い映画作りをしています。つまり毎回、違う味わいの料理を食べる感覚。私はウディ・アレン映画のファンです!

「メリンダとメリンダ」(04)に続く最新作は、アレンの地元NYを初めて離れ、ロンドンが舞台の「マッチポイント」。ウディ・アレンがNYを離れるなんて、青天の霹靂です!音楽センスも良くて、ジャス好きなのに、この映画は全編オペラ!すごい!楽し~み♪

元プロテニス・プレイヤーのアイルランド人クリス(ジョナサン・リス・マイヤーズ )は、会員制テニスクラブのコーチとして働いています。上流階級に憧れるクリス。クラブで実業家の息子トム(マシュー・グード)と知り合い、妹のクロエ(エミリー・モーティマー)と交際を始めます。

そこへトムの婚約者で、女優志望のアメリカ人ノラ(スカーレット・ヨハンソン)が現れます。ノラの魅力に惹き付けられるクリス。果たして彼の取った行動は?結末は?

ジョナサン・リス・マイヤーズといえば、「マイケル・コリンズ」(96)で主人公を暗殺する青年役で注目。そして「ベルベット・ゴールドマイン 」(98)でのロック・ミュージシャン役が、印象的!他に「アレキサンダー」(04)も。「M:i:Ⅲ」(06)でも活躍。最近、売れてます!TVMの「ELVIS エルヴィス」(05)も見なくっちゃ。レンタルしよう。

ウディ・アレンの新境地、最高傑作(毎回言われるけど…)と評判の「マッチポイント」。果たしてあと1点のゲームの行方は?見るぞ!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする