カモのいろ色日記~今日は何色?

日常の出来事、感動した事、ときめいた事etc

さきたま古墳公園にて〜

2019-07-17 | お気に入り
蓮の花見物後、雨も上がって晴れ間が
「古代蓮の里」からシャトルバスに乗ると5分ほどで埼玉(さきたま)古墳公園前に〜
以前から来たかったのです~
ここ埼玉古墳群で、文字が書かれ鉄剣が出土したんですよね
その昔話題になり、その鉄剣を見たいなあーと
ここ埼玉(さきたま)古墳群は、県名発祥の地でもあるんですよね
その昔は、「埼玉風土記の丘」と言っていたと。
5世紀後半から7世紀初めに作られた大型古墳9基が群集しています。
二子山古墳は武蔵国では1番大きな前方後円墳


遠目で前方後円墳と分かるのが嬉しいですね


丸墓山古墳は、日本最大級の円墳と。
上に登れるので登りました
(雨止んで良かった
高さ17mほど。
行田の町って、平坦ですね~

        


映画「のぼうの城」のモデルになった忍城の復元された天守閣が遠くに望めます


戦国時代、忍城を水攻めにするため築かれた堤「石田堤」の跡が残っています。
この石田は豊臣方の大将、石田三成の名から取ってるんです。
この丸墓山古墳上に石田三成が陣を構えていたのではと
気分は、古代から戦国時代に〜


古代に戻り、隣にあるのが稲荷山古墳
ここから、昭和43年の発掘調査の折に、115文字も刻まれた鉄剣・国宝の金錯銘鉄剣や帯金具、まが玉、鏡など出土したそうです。
帯金具も鏡も国宝です
盗掘されずに済んだのは、古墳の名前からも分かるようにこの上に稲荷社があったからだそうです。

その先に将軍山古墳
ここは中に展示室があり、実物の横穴式石室が見学できます。


武人の墓なのでしょうか〜
武具や馬具など多くの副葬品が出土したそうです。埋葬状態が復元されてます。
広い古墳公園です


道路を挟んで、さきたま史跡の博物館
入館料¥200
ここに、あの国宝・金錯銘鉄剣が展示されてます


これ復元?と思うほど、文字ハッキリ見えます。
この文字は、レントゲン撮影をして分かったそう
剣身の両面に文字が刻まれいます。
その中に、時代が分かる文字や、大和王権の大王の名前と思われる文字が
その文字から、その時代にすでに武蔵国は大和王権の勢力下にあったことが分かる歴史的価値の高い資料と。
そして古墳と言えば、埴輪
足の長い馬の埴輪や家形埴輪、琴を弾く男子埴輪など展示されています
それから円筒埴輪は古墳周囲を取り巻くようにたくさん置かれていたそうです。
古代の浪漫に酔いしれました