カモのいろ色日記~今日は何色?

日常の出来事、感動した事、ときめいた事etc

映画「長江 愛の詩」

2018-03-22 | 映画
昨日はビックリ!
春分の日に雪が降るとは
寒いし…
これでもかと温かくして、映画を観に〜
2本観て来ましたが、先ずは
中国映画「長江 愛の詩」
ベルリン映画祭で銀熊賞受賞作品

長江を遡って行くおんぼろ貨物船。
その船長ガオ・チュン(チン・ハオ)
ガオは亡き父が遺した手書きの詩集を見つける。
「長江図」と名付けられた詩集に導かれるように、
アン・ルー(シン・ジーレイ)という謎めいた女性に恋をし…
長江を遡る中、幾度となくこの女性と出会い、別れを繰り返す。。
長江の岸辺の変わりゆく風景が霞む水墨画のように~
船のエンジン音が響く。
一緒に不思議な船旅をしてる気分に
海のような広大な長江を遡り、三峡ダムのシップゲートを通り抜け、さらに奥へ
三峡ダム建設で、三国志で有名な張飛の廟があった街は3分の2が水没し、街は新たに作られたと。
(その当時ダム建設で長江の風景が変わってしまうことを惜しむニュースを見た記憶も・・)
ガオは長江の水源に…
どこまでが現実だったのか・・
夢うつつ?過去?
長江の大河のゆったりとした流れと時間。
なんとも言いえない感覚に。
観終ってもよく分からない部分多々ありますが、
深遠な詩情豊かな作品もたまには良いですね。