映画「アントキノイノチ」

「アントキノイノチ」観てきました。

先日テレビで、映画「アントキノイノチ」の遺品整理屋さんの数年前のお話をやっていました。
社長がなぜこの仕事を始めたのか？佐相さんがこの会社に転職してきたわけ・・・
ジーンとして、とっても心温まるドラマでした。

それを観たこともあり、今回期待大かと
それから、この映画、モントリオール映画祭でも賞を取っているんですね


お話は、遺品整理の仕事を通し、心に傷を持つ2人の若者の恋と再生を描く感動作って感じでしょうか。

主人公の一人岡田将生くん演じる杏平は、高校時代、友を死なせてしまった過去を・・・

高校時代のお話は、ある意味、衝撃的です
陰湿さも。。

もう一人は、この仕事のちょっと先輩にあたる榮倉奈々ちゃん演じるゆき！
ゆきにも、人に言えない過去が・・

2人のやり取りが、壊れ物に障るようで、痛々しい感じ。

顔のアップが多用され、心の動きが見て取れるよう！と思いながら、

岡田くんって、綺麗なお顔と、改めて思ったり

映画「悪人」の時の大学生役のような嫌～な人間から、ピュアな役もこなし、
これからが益々楽しみな俳優さんかなと

そして、2人を温かく見守る上司佐相さん役の原田泰造さん、とってもいい感じです

それから、柄本明さんちょこっとでしたが、やっぱり上手い
涙がポロポロでした

傷ついた若者の心が、人とのつながり、そして愛によって、少しずつ立ち直って、前に進もうとする姿は清々しいく、勇気をもらえるような

最後は、悲しいんですが、
観終わって、悲しいというよりは、清々しさが心に残る作品でした。