カモのいろ色日記~今日は何色?

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映画「手塚治虫のブッダ~赤い砂漠よ!美しく~」

2011-06-02 | 映画
この間、東博で観たブッダ展を踏まえ
映画「手塚治虫のブッダ」観て来ました~

今日、お釈迦さまと呼ばれる「ブッダ」が、如何にしてブッダになるべく道を歩んだか

既存のブッダのお話に、手塚治虫先生の独自のドラマが加えられたことにより、
よりエンターテイメントな物語となっています

今から、2500年前!インド・シャカ国に一人の王子シッダールタが生まれます。
何不自由なく育ちますが、身分制度や、庶民が飢えや戦争病気で死んでいく姿に心痛めます。

そんな時代に、もう一人、奴隷階級の少年チャプラは、地を這いつくばって生きています。
奴隷は一生奴隷。。。
でも、チャプラは、自分の身分を隠し、遮二無二、上を目指します!
ついには、一国の将軍にまで、上り積めたかと思った時、落とし穴が

シッダールタとチャプラは、対照的に描かれています。

まあ、普通の人は、多かれ少なかれ、チャプラのように生きているんでしょうね。

シッダールタのように、人の生老病死の苦を自分のものとして、あんなには悩まないでしょうし。。
まあーそこが、凡人とは違う所以

欲するが故に苦しみと。。
仏教が世界宗教とならしめた、根本がここにあるんでしょうか

やはり宗教は、難しい…
でも、人には心の拠り所として宗教は必要なもの

いろいろ考え始めると、答えが出ず、グルグルしちゃいますので

壮大な人間ドラマと受け止めておきましょう

声優陣も豪華
吉永小百合、堺雅人、吉岡秀隆ら有名俳優が声を担当しています

いつもアニメ映画を観て思うのは、俳優さんが声優をやると、何か違和感が
俳優さん本人をアニメの人物の向こうに見てしまうせいでしょうか。。。
でも、やっぱり話題性は、必要ですよね

今回も、吉永小百合さんや、シッダールダの声を吉岡秀隆くんがやるんだと思うと、
力入ってる映画だなと

だったら、面白いかもと、
私のこの映画を観る動機の1つになっていますから


        
最近、ブッダ繋がりでこんな雑誌、購入しました

タイトル「ブッダを知りたい。」です

国宝級の絵画や仏像、そして、世界遺産に登録されているような遺跡の数々等の写真を使い、
ブッダの生涯を分かりやすく解説しています。

お寺や仏像好きには、たくさんのこれらの写真が載っていて、650円は、買いかなと

最近、ブッダ付いてます