眠らない街

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反町康治監督退任

2005年11月30日 | FC東京&サッカー
アルビレックス新潟の反町監督が今期限りで退任することなった
新潟で一番の「タレント」だけに、かなりビックリした。
「5年間の新潟生活にピリオド」「あまのじゃくが走り続けた5年間」等、EL GOLAZOには様々な見出しが載っている。

昨年の進退は、新潟中越地震の後「僕だけ新潟から逃げ出すわけに行かない」の名セリフとともに残留。
今年は「私の使命は終わった・・・自分がいなくなった方がいい」とのコメントを残した

新潟をJ1に昇格させ、2期連続残留させたのは反町監督の手腕に因るところが大きい。
反町監督の分析力、相手に応じてシステムを使い分ける遂行力、砂地で鍛えた足腰で体力勝負に持ち込み、後半に強さを発揮する粘着力、新潟サッカーはJ1でも稀有な存在だった。

しかし、新潟には独自のスタイルがなかった
強いチームは例外なく独自のスタイルを持っているものだ。黒子の格好同士のゲームでも西野G大阪、オシム千葉、原東京、全盛時の磐田、9冠鹿島は一発で分かるだろう。
戦力差がある相手に対し、どうやって4分6分の戦いに持ち込むか?これが新潟の毎試合のテーマだった。
短期間で結果を出さなければ、昇降級の争いから脱落してしまう状況だったがゆえに、長期的な視野に立ったチーム作りが出来なかったのだ

反町監督が辞任を決断した本当の理由は分からない。
ただやり残したものはたくさんあるはずだ。
今のうちに世界のサッカーをたくさん観てリフレッシュして欲しい。そして、やり残した「宿題」の答えを出すために、またJ1に帰って来て欲しい
反町監督、5年間お疲れさまでした。アンタは敵ながらホント天晴れだったよ!

#渡辺竜王防衛ですね。いやぁ~強い!!