セピア色の映画手帳 改め キネマ歌日乗

映画の短い感想に歌を添えて  令和3年より

「ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります」

2016-05-16 21:55:26 | 映画日記/映画雑記
 「ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります」(「5 FLIGHTS UP」、2014年、米)
   監督 リチャード・ロンクレイン
   脚本 チャーリー・ピータース
   原作 ジル・シメント
   撮影 ジョナサン・フリーマン
   音楽 デヴィッド・ニューマン
   出演 モーガン・フリーマン
       ダイアン・キートン
       シンシア・ニクソン

 ブルックリン、エレベーターのない5階に住む老夫婦、老犬ドロシーも登るのに
一苦労。
 部屋の売り買いを巡る騒動の中、何が幸せかに気付く物語。
 (欧米の5Fって日本の6Fだっけ)

 予告編
  https://www.youtube.com/watch?v=Iei0BnBVGvI

 幸せな老夫婦が幸せを再確認する話で、別に、まァ、好きにやってくれと・・・。(汗)
 全て予定調和の世界なので安心して観てられるけど、残念ながら僕にはそれ
だけでした。
 なので、内容から少し離れて。
・「40年前は田舎って言われた」と台詞に有るけど、NY、ブルックリンの築50年
 以上(40年前、主人公達が入居した時点でかなりの中古感)、エレベーターな
 しの5階。
 これで売却希望額が100万$と聞いて吃驚。(昔、大スターの証明が100万$
 だったけど、凄いインフレ(笑))
 東京で言えば佃島辺りの感覚?
・犬の椎間板の手術、オプションなしで1万$、何か有れば別途加算(保険の有
 無は不明)。ウチの犬たち、ニューヨークだったらゴメンネ。(汗)

 日本に生まれて良かった。(笑)

 俳優陣のM・フリーマンとD・キートンは余裕の演技で特別、可も無く不可も無く。
 一緒に歳を取ったね、D・キートン、が印象と言えば印象だったかな。

 H28.5.15
 飯田橋ギンレイホール

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 踏みしめる その階段に 人生の
  来し方思う 夏日照り
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