セピア色の映画手帳 改め キネマ歌日乗

映画の短い感想に歌を添えて  令和3年より

「エターナル・サンシャイン」

2016-04-03 18:30:45 | 映画日記/映画雑記
 「エターナル・サンシャイン」(「Eternal Sunshine of the Spotless Mind」、2004年、米)
   監督 ミシェル・ゴンドリー
   脚本 チャーリー・カウフマン
   撮影 エレン・クルス
   音楽 ジョン・ブライオン
   出演 ジム・キャリー
       ケイト・ウィンスレット

 ごめんなさい、これはイマイチ僕に合わなかった。
 ヌーヴェル・ヴァーグ作家のようなイメージ・ショットの積み重ね、それを
使ってハリウッド的物語を創る。
 そんな作品かな。
 イメージ・ショットの多用というのは、僕、余り好きじゃないんです、多分、
そこが敗因。
 この作品の印象は、イメージ・ショットで作った「ジョンとメリー」
 (話の終わりが始まり。「エターナル~」の主観ショットをモノローグに置
き換えたような作品で、今観ると、結構モノローグがウザい)
 でも、残念ながら「ジョンとメリー」の方が、ずっと好きです。

※「ジョンとメリー」(「John and Mary」、1969年、米)
   監督 ピーター・イェーツ
   出演 ダスティン・ホフマン
       ミア・ファロー

  或る朝、ベットで目覚めてみると、そこは知らないアパートで隣に知ら
  ない男が寝ていた・・・。
  ワンナイト・ラブ後の一日を描いた作品。
  
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6 コメント

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「ジョンとメリー」は (宵乃)
2016-04-04 07:40:37
初めて聞きました。「エターナル・サンシャイン」から連想するような作品なんですね。
いつか機会があったら観てみようと思います。
考えたことがなかったけど、私はイメージ・ショットの多用が大丈夫なタイプなのかな?
妄想癖があるからかも(笑)
今回もご参加ありがとうございました♪
返信する
いらっしゃいませ! (鉦鼓亭)
2016-04-04 23:35:51
 宵乃さん、こんばんは
 コメントありがとうございます!

「エターナル・サンシャイン」から連想するような作品
>(タイトルの所から見れば)終わりから始まって始まりで終わる構成、あと本音が入る所と終わり方が。

妄想癖があるからかも(笑)
>いや、僕も負けないくらい有ると思うんですけど・・・。(汗)
これ男の気持ちは全部説明してるのに、女の内面が殆ど解らないから何となく(自分的に)盛り上がらなかったのかも。
かなり好き嫌いの別れる作品な気がしました、嵌る方は思いっきり嵌るタイプかも。
返信する
昨夜は有難うございました☆ (miri)
2016-04-05 08:58:46
> ヌーヴェル・ヴァーグ作家のようなイメージ・ショットの積み重ね、それを使ってハリウッド的物語を創る。

この監督らしいのですよね~
他の作品でもこんな「感じ」で、同じようではないのですが
うまく書けないけど、お好きでないと見にくいですよね~!!!

>これ男の気持ちは全部説明してるのに、女の内面が殆ど解らないから何となく(自分的に)盛り上がらなかったのかも。

あ、そうなんですよ~!
そうそう、私も全然分からなかった、あの女!!!
だから好感持てなかったのでしょうね~
鉦鼓亭さんのお陰でもやもやが晴れました、有難うございます♪

>かなり好き嫌いの別れる作品な気がしました、嵌る方は思いっきり嵌るタイプかも。

メチャ評価高い方もいらっしゃいますのでね~オスカーもとっているし・・・
私はもう二度と見ません(笑)。
あ、でも、今回一度だけの再見はして、しかも企画で、本当に良かったと思っています☆


.
返信する
具合の悪い所、ありがとうございます (鉦鼓亭)
2016-04-05 23:13:38
 miriさん、こんばんは
 コメントありがとうございます!

他の作品でもこんな「感じ」で
>そうなんですか。余り監督を追うタイプじゃないのですが、
ちょっと地雷っぽいので覚えておきます。

私も全然分からなかった
>なんだか人というよりハリケーンみたいな現象って感じでした。(笑)
傍から見れば「子供が出来て、傷が深くなる前に別れて正解」と思うけど、当人にとっては「運命の人」なんでしょうね。

オスカーもとっているし・・・
>自分的にハズレだったので調べてなかったのですが、え?そうなんですか!
miriさんのコメント読んで、かなり吃驚しました。

今回一度だけの再見はして、しかも企画で、本当に良かったと思っています
>「スッキリ、カタがついた」という感じでしょうか。(笑)

今年の桜は、開花後、寒い日が多かったので長持ちしてますが、曇天続きで満開以後は晴れた日がありませんでした。
先週末くらいから花吹雪が見れたりするのですが、まだ、半分以上咲いてます。(今日も雨のち曇り、明日は久々の晴れのようですが、かなりの葉桜になる気がします)
返信する
こんにちは☆ (miri)
2016-04-09 10:21:00
>「スッキリ、カタがついた」という感じでしょうか。(笑)

自分的なこだわりなのですが、実は2009年に(それも日付けが早ければ早いほど)
見た映画には、何かちょっといろいろな思い入れがあって、この作品は特に普通っぽい作品でなかったので、
そういえば再見していなかった、皆さんと見られて良かった、という意味です♪

ヒノキの花粉と共に、桜の花びらが舞って、こちらの公園など
ピンク色の絨毯のようになっています☆

明日は何か見に行かれるのですか? お気をつけて・・・。
私も5月になったら映画館行きたいです! 
お薦め作品があったら教えて下さいね~☆ (できればインド映画ではない・・・)


.
返信する
いらっしゃいませ! (鉦鼓亭)
2016-04-09 11:34:37
miriさん、こんにちは
コメントありがとうございます!

「スッキリ、カタがついた」
〉個人的な事に突っ込んでしまったようで・・・。
失礼しました。

ピンク色の絨毯
〉昨日、今日は雪かきならぬ「花びらかき」(と言うのは大袈裟だけど)。
シャッター開けるのが恐怖です。(笑)

2月から映画館行きがずっとお休み状態だったのですが、今日から再開予定です。
本日、「リップヴァンウィンクルの花嫁」
明日、「恋におちて」
17日、「ティファニーで朝食を」
の予定。
今日のは今年最初の邦画、はいいのですが何と180分作品。
途中休憩ないだろうし、今から水分控えてます。(笑)

推薦作(インド映画を除く)
〉う~ん、此処の所、映画館から遠ざかってたのは、出不精になってたのもあるけど「これ」と思うのが無かったのも大きくて、今の所、これといった推薦作は・・・。
(「ニューヨーク眺めのいい部屋売ります」は観てみたいと思ったけど都合がつかなかった)
僕は最近、filmarksの評価を参考にしています。
いろいろな評価サイトがあるけど、此処が一番自分の感覚に近いのです。(封切直後の作品を除いて、4.0以上なら、まぁ安心保険(平均点4.3が最高レベル))

来月が楽しみですね。
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