「新感染 ファイナル・エクスプレス」(「부산행」、2016年、韓国)
監督 ヨン・サンホ
脚本 パク・ジュソク
撮影 イ・ヒョンドク
特殊メイク クァク・テヨン ファン・ヒョギュン
音楽 チャン・ヨンギュ
出演 コン・ユ
キム・スアン
マ・ドンソク チョン・ユミ
キム・ウィソン
チェ・ウシク アン・ソヒ
ファンドマネージャーのソグは、娘スアンの強い希望で離婚調停中の妻の
住む釜山へ一緒に行く事に。
早朝、ソウルを出発するKTX101列車に乗りこむ二人。
仕事で得体の知れない病気が流行してる事を知ってるソグ、ソウルの街も
早朝から騒がしかった・・・。
予告編 https://www.youtube.com/watch?v=k3829dsZyzY
原題の「부산행」は「釜山行」という意味だとか。
邦題から、僕はてっきり病原菌によるパンデミックものかと思ったら(「アウ
トブレイク」みたいなの)、ゾンビ映画だった。(笑)
この作品の感想を一行で言えば「ゾンビ映画「そして父になる」」で、話の
展開は「ポセイドン・アドベンチャー」(‘72、米)という感じ
サバイバルを通じて仕事中毒・自己中の父親が娘と本当の親子になる。
只、「そして父になる」と違うのは作品自体は群像劇という所、それでも、ソ
グとスアンへの焦点がぶれていないので解り易いです。
群像劇としても主役二人以外、マッチョマンと身重の妻、女子マネとコクら
れた野球部員、バス会社の重役、それぞれの性格、人間性は上手く描かれ
ていたと思います、只、高齢の姉妹だけはちょっと手が回らなかったかな、
事態を知ってたホームレス風のオッサンはあれで良いでしょう、身元不明の
謎のオッサンなんだから。(笑)
ゾンビ映画は初めてなので(汗)、この作品の水準がどの辺りにあるのか
よく解りませんが、中々に面白い作品で出来もいいと思います。
※ゾンビに知能は無いからドアの開け方が解らない、というのは通常設定
なんだろうか。
誰か教えて。(汗)
主役ソクの住まいはタワーマンションぽく、同居してる母から「怖い」という
知らせが来るけど、エレベーターの動かし方も解らんだろうし、マンション
のドアは車両のドアより厳重なのに何故?(笑)
※主役のコン・ユって仲村トオルにそっくりと思うのは僕だけ?
H29.9.24
新宿ピカデリー
監督 ヨン・サンホ
脚本 パク・ジュソク
撮影 イ・ヒョンドク
特殊メイク クァク・テヨン ファン・ヒョギュン
音楽 チャン・ヨンギュ
出演 コン・ユ
キム・スアン
マ・ドンソク チョン・ユミ
キム・ウィソン
チェ・ウシク アン・ソヒ
ファンドマネージャーのソグは、娘スアンの強い希望で離婚調停中の妻の
住む釜山へ一緒に行く事に。
早朝、ソウルを出発するKTX101列車に乗りこむ二人。
仕事で得体の知れない病気が流行してる事を知ってるソグ、ソウルの街も
早朝から騒がしかった・・・。
予告編 https://www.youtube.com/watch?v=k3829dsZyzY
原題の「부산행」は「釜山行」という意味だとか。
邦題から、僕はてっきり病原菌によるパンデミックものかと思ったら(「アウ
トブレイク」みたいなの)、ゾンビ映画だった。(笑)
この作品の感想を一行で言えば「ゾンビ映画「そして父になる」」で、話の
展開は「ポセイドン・アドベンチャー」(‘72、米)という感じ
サバイバルを通じて仕事中毒・自己中の父親が娘と本当の親子になる。
只、「そして父になる」と違うのは作品自体は群像劇という所、それでも、ソ
グとスアンへの焦点がぶれていないので解り易いです。
群像劇としても主役二人以外、マッチョマンと身重の妻、女子マネとコクら
れた野球部員、バス会社の重役、それぞれの性格、人間性は上手く描かれ
ていたと思います、只、高齢の姉妹だけはちょっと手が回らなかったかな、
事態を知ってたホームレス風のオッサンはあれで良いでしょう、身元不明の
謎のオッサンなんだから。(笑)
ゾンビ映画は初めてなので(汗)、この作品の水準がどの辺りにあるのか
よく解りませんが、中々に面白い作品で出来もいいと思います。
※ゾンビに知能は無いからドアの開け方が解らない、というのは通常設定
なんだろうか。
誰か教えて。(汗)
主役ソクの住まいはタワーマンションぽく、同居してる母から「怖い」という
知らせが来るけど、エレベーターの動かし方も解らんだろうし、マンション
のドアは車両のドアより厳重なのに何故?(笑)
※主役のコン・ユって仲村トオルにそっくりと思うのは僕だけ?
H29.9.24
新宿ピカデリー
>僕も20代の時は何でも観たのですが、もう歳なので興味のある作品最優先になりました。
昔は手当たり次第みたいな所もあったけど、今は昔の三分の一くらいしか本数観れないので、選んで観ています。
「自分向きじゃないな」という作品も観ますが、数はずっとずっと減りました。
コメントありがとうございます!
「マクロス」
>主人公の声>長谷さん、びっくりするくらい棒でした、でも、段々、下手ウマの域に達したような。一条輝のキャラには合ってたと思います。
ヒロインの土井さん、飯島さんがピッタリで、脇を支えるクローディア、フォッカー(あの最期はイタリア映画「鉄道員」のもろパクリ)、艦長が上手にフォローしてました。
ブリッジ3人娘の一人、鶴さんが先日、お亡くなりになったのはショックでした。
確か主要スタッフが慶応のアニメ同好の仲間で、卒業してそのままスタッフ入り。着想、ストーリー展開、メカ、アクション、若い才能が爆発してました。(僕は彼らと同世代~オタクという言葉は日常使ってましたよ~今と意味が違うけど)
板野サーカスの下請けへの指示書は暗号表みたいで解読するのが一仕事だったとか、今を時めく庵野さんが3ヶ月掛けた渾身のデストロイド・モンスター発進シーンとか、とにかく逸話の尽きない作品だったと思います。
「愛・おぼ」は絵が凄く綺麗で吃驚。
OPのゼントラーディの戦艦が宇宙の闇から浮き出てくるシーンから、もう感激してました。
VF-1の変形は画期的だったんじゃないでしょうか、僕もガウォーク形態が一番面白くて好きです。
後、羽田健太郎さんの音楽がね、あれが無ければ「マクロス」の人気は無かったかもしれません。
「愛は流れる」、「愛・おぼ」のクライマックスシーンは忘れられないですよ。
昨日は映画観た後、酒飲んで帰宅、少し酔っていたのでレスが遅れました、すいません!
私が観る映画はかなり偏っているとは思いますが、こちらこそ、よろしくお願いいたしますね。
「マクロス」
この作品は最初から観ていますが、かなりいろいろと今までにはない演出が多かったですね。
第1話はリアルタイムで1時間の話でしたし、主人公の声がダメダメ(これは違うか)だったり、バトロイドが3段変形するのにリアルに変形模型が基になっていたり、スタジオ・ぬえが壊されたり、戦艦が1キロもあったり、ワープしたらとんでもないところまで飛んで行ったり、パリアがピンポイントでトラックボールで操作していたり、宇宙でマグロを獲ったり、美人コンテストしたり、トランス・フォーメーションで町が壊されたり、歌やキスに驚いたり…とまぁ、凄くって先が読めませんでしたね。(^^)
ゴルゴ13のアニメは知ってましたが、観てなかったです。そんな紙芝居があったのですね。
「愛・おぼ」は劇場で観ましたのであの暗黒も。
これは説明不足もありますけど、TV版とは違ってて、マクロスの腕もダイダロス、プロメテウスなどではなく、ちゃんとアームド01、02が接続されていましたし、ちょっと別物かなって思って観ていました。
でも凄い最高水準のアニメでしたね。
バルキリーからバトロイドまでがスムーズに変形したり、バルキリー状態なのに頭部だけを旋回させて銃撃したりと戦闘シーンも目を見張るところが多かったです。コマ送りしないとどうなっているのかわからない。
形態の中ではガウォークが一番好きでした。
「バイファム」も面白かったですね。
終わった後OVAも何本か浸かられてましたね。
私はアニメは卒業はしていませんけど、昔みたいに何でも観るようなことはなくなってます。なかなか観ようかなって言うのもないんですけどね。
コメントありがとうございます!
相互リンクにして頂き、有難うございます。
早速、張らせてもらいました。
こちらこそ、これからも宜しくお願い致します。
大丈夫、大丈夫。(^^)
>少し、安堵しました。(汗)
「マクロス」
>このサイトを始める前、10年位前ですが、突然「マクロス」熱が再発して(笑)、3年程、マクロスサイト(初代専門)に居たんですよ。
だから、伝説となった電気紙芝居をリアル体験してる方は、白くじらさんが初めてではないのですが、まさか。この映画サイトに、あの日あの時間、同じ番組を見てた方がいらっしゃるとは僕も思いもしませんでした。(大汗)
僕が初めて見たのは第3話「リン・ミンメイ」、次が「ミス・マクロス」、「ファースト・コンタクト」からは続けて見てました、既に四捨五入30に近いというのに・・・。
最初の2回で、えらく斬新な設定だなと吃驚しました、超巨大戦艦の中に民間人の町が有って、戦争中なのに美人コンテストやってる。(笑)
その後もクライマックスの決戦時に主役二人が現場に居ないとか、これ、随分、映画を観てきたけど、そういう設定って殆ど無いのでは?少なくとも僕は記憶ないですね。
で、アニメなのにドロドロ三角関係になるという。(笑)
あまりに斬新な設定の為、「ファースト・コンタクト」初見時は、これも斬新な狙った演出なのかと勘違いしたアホです。(爆~その15年前くらいに絵が10枚くらいしかなくナレーションで進める本当の電気紙芝居「ゴルゴ13」(TBS)というのも有ったけど)
第8話「ミス・マクロス」を境にヒロインが変わる、というか、それまでのヒロインがダミーだったといのも凄いし、「愛は流れる」の戦闘シーンにスローバラードを被せる対位法を使いピタッとキメたのも凄かったと今でも思っています。
「愛・おぼ」は勿論大好きですが、作品として見ると、完全に説明不足で知ってる人の為の作品とも思っています。(小声)
劇場で観られたのなら、ED「天使の絵の具」の時のバックは真っ黒だったのをリアルで知ってるのですね。
僕が行った時、周りは高校生、親に連れられた中学生、よくて大学生がチラホラで僕がほぼ最年長のような感じで「早く暗くなれ!」と下向いてました。(笑)
ちなみに、僕はグダグダ、黒歴史とさえ言われる「第2部」の方が好きな変わりモノで、一番好きな回は最終話直前の「ロマネスク」という奇人変人です、100%未沙派でもあります。(汗)
※アニメは「マクロス」でほぼ卒業してしまい、最後に見てたのは「バイファム」だったかな、でもこれは最後まで見てなかった。
>去年観た時、感想を他の方のサイトで漁って、「ソウル~」が「前日譚」と書いてたのを幾つか見たもので・・・つい、そう思い込んでしまいました。
あ、大丈夫ですよ。
前日譚というのは間違っていませんから、ただ、登場人物的につながりがなかったので、ちょっと薄いかなってところです。
それに私は、B級的とほほ~映画も大好きですら、大丈夫、大丈夫。(^^)
負の側面の描写は本当に怖いところですね。
もっと救いがあれば、よかったのですが負の連続で明日がないようなラストなので、エンターテイメント的にはもう少し希望が欲しかったですね。
サイトリンクの件ですが、ありがとうございます。
私からもぜひよろしくお願いいたします。コチラからのリンクはしておきました。
それにしても、こちらでの「マクロス」の件はなんだか懐かしかったです。あの紙芝居の件は伝説的なものですが、実際に知っている人にはなかなか出会えませんし、再放送でも(一応)なおっていますからね。(^^)
でも、あの時々あった酷い作画は韓国製だったんですね。
コメントありがとうございます!
観られたのですね、感想、ありがとうございます。
あまりつながりは感じませんでしたね
>申し訳ありません!
去年観た時、感想を他の方のサイトで漁って、「ソウル~」が「前日譚」と書いてたのを幾つか見たもので・・・つい、そう思い込んでしまいました。
韓国の社会情勢などは観ていて怖いところがありました
>これも他のサイト情報なのですが、この監督は韓国人の負の側面を告発していくタイプの監督らしいです。
前も書きましたが、「新感染」が初めてのエンタメ作品とか、尤も、これも北の南進時に韓国人がどう反応するかを暗喩してると専らの噂ですね、あの常務が韓国人の姿だと。(日本人だって土壇場ではどうなるか解らないですが)
前日譚とは言われていますが…前夜のソウル・ステーションの感染爆発の話でしたけど、結局のところ感染原因などはありませんし、あまりつながりは感じませんでしたね。(^^;
韓国のアニメってあまり観たことがなかったのですが、やはりキャラデザインや動きなどはイマイチ感が多かったですし、妙に溜息や息の音が感じられる、観ていてシンドイ作品でした。まぁ、こういうのは好みがありますけどね。
ただ、韓国の社会情勢などは観ていて怖いところがありました。最下層の人間の扱いや国のために頑張ったのに…というところはよく映像化したなという感じでした。
コメントありがとうございます!
レンタルも出ているのかな
>調べてみたら「新感染」と同じ1月24日レンタル開始になってました。
もし、ご覧になったら感想をお聞かせ下さい。
本作は最近のゾンビモノに比べると、あまりグロいシーンはなかったように感じられました
>家族で見られる、食事中もOKの全方位型ゾンビ映画でした。(笑)
エロいのは好物ですが、グロいのは苦手なので個人的には大助かり。(汗)
白くじらさんとお話した影響か、連休用のレンタルで、また、ゾンビもの借りてしまいました。
去年観た文芸メロドラマのパロディっぽいので、元ネタ忘れていない今なら面白いんじゃないかと。(パッケージに「あの古典名作が感染!」みたいなのが書いてありました(笑))
アマゾンでもう購入ができるようなので、レンタルも出ているのかな。ちょっと探してみます(買うつもりはありません(^^;)。
ちょっと好きではない絵柄なのと、アニメなのでかなりグロい演出もできそうで、怖いですよね。
そういえば、本作は最近のゾンビモノに比べると、あまりグロいシーンはなかったように感じられました。
コメントありがとうございます!
列車を題材としたゾンビものの中では群を抜いてよかったと思います
>やはり、そうでしたか。
他のゾンビ映画のレベルも、こんなに高いのかと一瞬思ってしまいました。
恐ろしいと共に哀愁すら感じました
>エモーショナルな所は、お国柄が出てるなと。
視覚を防がれると行動が止まるというのは珍しいかも
>トンネルの中で待機、もしくは夜まで待てば、とも考えました。
でも、国中に蔓延してたら逃げ道、塞がれるかもだし、朝一番の特急という設定は夜までの時間がありすぎる上手い設定だなと思いました。
この作品の前段に当る「ソウル・ステーション/パンデミック」というアニメが有るそうなのですが、この監督、社会派アニメ作家で、かなりのダーク作品ばかりとか。(今回、初めてのエンタティメント作品らしい)
ちょっと、絵が好みじゃないのも重なり、そちらは余り手を出したくない感じです。(汗)
わずかな時間でも人間として成長していく人々に容赦なく襲い掛かってくる死は本当に恐ろしいと共に哀愁すら感じました。
宵乃さんもおっしゃっていますが、ゾンビものは数多くあるために設定ももはやまちまち、ふらふらと歩むタイプから全速ダッシュするものまで…知能も様々ですね。昔の記憶にしたがって動くものから、しっかりと目的を持って銃を撃つものまでいます。(^^;;
今回のタイプは、かなり高速で動き、生者を肉眼で見て襲ってきましたね。視覚を防がれると行動が止まるというのは珍しいかも。
コメントありがとうございます!
なかなか面白そう
〉面白かったですよ。
多少、くどいと思う所はあったけど充分、許容範囲だと思います。
如何にも韓国らしく、エモーショナルでウェットなんだけど、其処をスピード感で停滞させてないのがいいですね。
ゾンビ映画の解説、ありがとうございました。
お陰でスッキリ出来ました。
この作品のゾンビは知能、記憶なしで将棋の香車みたく前進あるのみ(笑)、鳥目なのか暗くなると識別出来なくなるけど聴覚は鋭敏でした。
ロメロのゾンビ
〉ホラー系は苦手なので(汗)
この作品、高評価で僕のアンテナに引っ掛かったのですが、ゾンビものと知ってたら・・・でも、行ったかな。(笑)
>ゾンビに知能は無いからドアの開け方が解らない、というのは通常設定なんだろうか。
ゾンビ映画はどんどん派生して新しい設定が生まれているので、知能が低いかどうかは作品によりますねー。お前本当は生きてるだろ!?というくらい賢いゾンビもいますし(笑)
原点であるロメロのゾンビ三部作だと、知能はないけど生前の執着は若干残ってる感じかな。ゾンビ映画を知りたいならロメロの「ゾンビ」がお薦めです♪