セピア色の映画手帳 改め キネマ歌日乗

映画の短い感想に歌を添えて  令和3年より

映画日記 7

2017-09-30 22:36:56 | 映画日記/映画雑記
 「ベイビー・ドライバー」(「BABY DRIVER」、2017年、米)
   監督 エドガー・ライト
   脚本 エドガー・ライト
   撮影 ビル・ポープ
   音楽 スティーヴン・プライス
   出演 アンセル・エルゴート
       リリー・ジェームズ

 カーアクションと絶えず流れる音楽に興味が持てれば面白いんじゃないかな。
 残念ながら、当方、どちらにも興味がないので嵌れずでした。
 ドラマは至って平凡。

 H29.9.24
 新宿バルト9

 「ダンケルク」(「Dunkirk」、2017年、英・蘭・仏・米)
  監督 クリストファー・ノーラン
  脚本 クリストファー・ノーラン
  撮影 ホイテ・ヴァン・ホイテマ
  音楽 ハンス・ジマー
  出演 フィン・ホワイトヘッド
      アナイリン・バーナード
      マーク・ライランス

 現在の技術を使った戦場ドキュメンタリーみたいな作品。
 臨場感は凄い、けど、それだけ。
 観客の興味を保たせる為、空と海、とにかく動くものに焦点を当てていて、主役級の人も乗る船、乗る船を沈められ船を渡り歩かせてる、だから、ドラマは希薄でその辺もドキュメンタリーっぽいです。
 また僅か2日くらいの時間なのに、時間軸を断りなく動かすから付いていく(理解する)無用の努力もさせられるし、顔に特徴ないから人物の区別もしにくい。(最後、助かった二人の内、もう一人がよく解らん、英語喋ってるから、多分、あの人かなって感じ)
 
 ダンケルク撤退戦を描くなら、海岸で攻撃に晒されながら待ち続ける残兵に焦点を当て、ドラマを作った方が面白いと思うのだけど、今日び、飽きさせない為のアクションに重点を置くのは時代なのでしょうね。
 尤も、昔、フランスが作った「ダンケルク」(1964年)も見たこと有るけど、あれも、面白くは無かった記憶があります。あの頃、ちょっと興味のあったカトリーヌ・スパーク目当てで見たんだけど(笑)、この作品の感想は「J・P・ベルモンドって軍服の似合わん役者だな」だけでした。
※「永遠のゼロ」のP-51も本作のスピットファイアーにしても、機銃弾有りすぎ。(笑)
 あれじぁ、燃料より先に弾が尽きるっしょ。

 H29.9.30
 TOHOシネマズ新宿 IMAXシステム 

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