「ブリグズビー・ベア」(「BRIGSBY BEAR」、2017年、米)
監督 デイヴ・マッカリー
脚本 ケヴィン・コステロ カイル・ムーニー
撮影 クリスチャン・スプレンガー
音楽 デヴィッド・ウィンゴ
出演 カイル・ムーニー
マーク・ハミル
グレッグ・キニア
ジェームスは25年間、砂漠のような所でシェルターに両親と3人で住んでいた、外界は汚染されていて出る時は防毒マスクを装着するような生活。
が、それは全部、嘘だった、両親と思っていたのは子供欲しさに乳児誘拐した夫婦だった。
彼は本当の両親に引き取られたが、25年の空白は埋めがたく、ジェームズは誘拐犯が密かに作って見せていた「ブリグズビー・ベア」という冒険連続ドラマの世界が忘れられない・・・。
予告編 https://www.youtube.com/watch?v=dMfnlkDFnC0
先日、檄推しした「光をくれた人」を誘拐された本人からの視点にしたような作品。
偽の両親が唯一、娯楽として見せていた「ブリグズビー・ベア」が見れなくなった事で、禁断症状から自分で続編を作っていく事を決意、PCで映画作りを勉強、知り合った映画好きスペンサーと一緒に製作に乗り出す。
その素人臭い作品がウケて・・、という辺りは、何年か前に見た「僕らのミライに逆回転」の焼き直しに思えてしまった。
あれと同じで、ジェームス達が作る映画が、どうにも安っぽくて、どう考えてもウケるとは思えないのが、どうしても引っ掛かる。(「のだめ」の「プリごろ太」より酷いだろ)
映画内の「ブリグズビー・ベア」という作品は、主題である「家族の構築」の為のマクガフィンなのかもしれないけど、もうちょっとマシに作ってくれないと説得力というものが・・・。
そのお陰か上映中、何かずっとムズ掻ゆい感じが付き纏いました、「光をくれた人」の偽両親より、こちらの方がタチが悪いとしても、他がみんな善人ばかりなのは同じなのに、こちらはイマイチな感じ。
世間の評価は「光をくれた人」と違い、けっこう高いのですがね。(汗)
H30.7.28
新宿シネマカリテ
「ジャージー・ボーイズ」(「JERSEY BOYS」、2014年、米)
監督 クリント・イーストウッド
脚本 マーシャル・ブリックマン リック・エリス
撮影 トム・スターン
歌曲作曲 ボブ・ゴーディオ
出演 ジョン・ロイド・ヤング
ビンセント・ピアッツァ エリック・バーゲン
マイケル・ロメンダ クリストファー・ウォーケン
‘60年代、「シェリー」等、幾つもの大ヒットを飛ばしたザ・フォーシーズンズの4人の成功と挫折を描いたトニー賞受賞のブロードウェイ・ミュージカル(これは歌が有るというだけ)を映画化したもの。
予告編 https://www.youtube.com/watch?v=hpBPUapfxag
簡単に言えば、現代が作った「グレン・ミラー物語」だけど、偉人伝のように描かれた古きハリウッド作品と違い、かなりヤサグレた4人の物語。
イーストウッド監督作は「ハドソン川の奇跡」に次いで2作目、ソツなく作った感じが全く同じ。
巧いけれど、映画に個性がない気がしてしまう。
観ていて飽きないし、面白い、でも、そこまでなんですよね。
ちょっと彼のアクの強い作品を観てみないと、どんな監督なのかイマイチ解らない。
この作品のカーテンコールが、同じ年に作られた周防正行監督の「舞妓はレディ」とそっくりで、何だか微笑ましくなりました。
H30.7.29
DVD
監督 デイヴ・マッカリー
脚本 ケヴィン・コステロ カイル・ムーニー
撮影 クリスチャン・スプレンガー
音楽 デヴィッド・ウィンゴ
出演 カイル・ムーニー
マーク・ハミル
グレッグ・キニア
ジェームスは25年間、砂漠のような所でシェルターに両親と3人で住んでいた、外界は汚染されていて出る時は防毒マスクを装着するような生活。
が、それは全部、嘘だった、両親と思っていたのは子供欲しさに乳児誘拐した夫婦だった。
彼は本当の両親に引き取られたが、25年の空白は埋めがたく、ジェームズは誘拐犯が密かに作って見せていた「ブリグズビー・ベア」という冒険連続ドラマの世界が忘れられない・・・。
予告編 https://www.youtube.com/watch?v=dMfnlkDFnC0
先日、檄推しした「光をくれた人」を誘拐された本人からの視点にしたような作品。
偽の両親が唯一、娯楽として見せていた「ブリグズビー・ベア」が見れなくなった事で、禁断症状から自分で続編を作っていく事を決意、PCで映画作りを勉強、知り合った映画好きスペンサーと一緒に製作に乗り出す。
その素人臭い作品がウケて・・、という辺りは、何年か前に見た「僕らのミライに逆回転」の焼き直しに思えてしまった。
あれと同じで、ジェームス達が作る映画が、どうにも安っぽくて、どう考えてもウケるとは思えないのが、どうしても引っ掛かる。(「のだめ」の「プリごろ太」より酷いだろ)
映画内の「ブリグズビー・ベア」という作品は、主題である「家族の構築」の為のマクガフィンなのかもしれないけど、もうちょっとマシに作ってくれないと説得力というものが・・・。
そのお陰か上映中、何かずっとムズ掻ゆい感じが付き纏いました、「光をくれた人」の偽両親より、こちらの方がタチが悪いとしても、他がみんな善人ばかりなのは同じなのに、こちらはイマイチな感じ。
世間の評価は「光をくれた人」と違い、けっこう高いのですがね。(汗)
H30.7.28
新宿シネマカリテ
「ジャージー・ボーイズ」(「JERSEY BOYS」、2014年、米)
監督 クリント・イーストウッド
脚本 マーシャル・ブリックマン リック・エリス
撮影 トム・スターン
歌曲作曲 ボブ・ゴーディオ
出演 ジョン・ロイド・ヤング
ビンセント・ピアッツァ エリック・バーゲン
マイケル・ロメンダ クリストファー・ウォーケン
‘60年代、「シェリー」等、幾つもの大ヒットを飛ばしたザ・フォーシーズンズの4人の成功と挫折を描いたトニー賞受賞のブロードウェイ・ミュージカル(これは歌が有るというだけ)を映画化したもの。
予告編 https://www.youtube.com/watch?v=hpBPUapfxag
簡単に言えば、現代が作った「グレン・ミラー物語」だけど、偉人伝のように描かれた古きハリウッド作品と違い、かなりヤサグレた4人の物語。
イーストウッド監督作は「ハドソン川の奇跡」に次いで2作目、ソツなく作った感じが全く同じ。
巧いけれど、映画に個性がない気がしてしまう。
観ていて飽きないし、面白い、でも、そこまでなんですよね。
ちょっと彼のアクの強い作品を観てみないと、どんな監督なのかイマイチ解らない。
この作品のカーテンコールが、同じ年に作られた周防正行監督の「舞妓はレディ」とそっくりで、何だか微笑ましくなりました。
H30.7.29
DVD
でも、ラストのダンスが微笑ましいというのは何となく覚えてます。一気に肩の力が抜けますよね。
>ちょっと彼のアクの強い作品を観てみないと、どんな監督なのかイマイチ解らない。
若い頃の作品なら「恐怖のメロディ」がお勧めです。主人公を自分で演じていて、こんな設定にするところがすごいというか…彼の趣味かも?(笑)
色んな作品を撮ってる方で、何かしら琴線に触れる作品があると思いますよ~。
コメントありがとうございます!
見たはずなんだけど、印象に残ってませんね~
>個人的感想ですが、きれいに纏りすぎていて、特徴がないんですよね、だから、時間が経つと歌以外は消えてしまうのかも。
30年後の再会シーンとカーテンコールは良かったです。
「恐怖のメロディ」>昔、見逃したから・・・、リストに入れておきます。
以前から「白い肌の異常な夜」を観てみたいと思ってたのですが、これ、8月の企画に使えそうだと、今、気付きました。(笑)
一応、他の作品を予定してたのですが。