シュウメイ菊
緑の丘の赤い屋根とんがり帽子の時計台
この歌で始まる「鐘の鳴る丘」
当時の子供たちの唯一の楽しみでラジオにしがみついて聞いたものです。
ラジオなのに、丘の上の赤い屋根の孤児院の景色迄思い浮かべて、感情移入したものです。
食べ物も、娯楽も何もなかった時代ですが、の子供たちとリレーごっこをしたり
川で魚を取ったり、金持ちも貧乏人もなく、皆仲良しでした。(大人の世界では格差がありましたが!)
何故かあの頃の方が幸せだったような気がします。
今朝は「長崎の鐘」に泣かされました。
確か長崎大学の医学部の助教授で被爆された、永井隆博士の随筆「長崎の鐘」「この子を残して」
幼い二人のお子さんの、行く末を案じられた父の想いが切なく、読んで涙を流したものです。
古関裕而作曲の「長崎の鐘」(作詞はサトウハチロー 意外や意外今日まで知りませんでした。)
この歌がテレビで流れると、種々の思いがこみ上げて自然に涙がこみ上げました。
藤山一郎さんの素晴らしい歌唱力で胸にしみいるような、いつまでも心に残る歌です。
シュウメイギク 八重